最後に泊まったキャンディのホテルは、100年程前に英国の軍人が所有していた建物をスイス人女性が買い取ってホテルを開業したという所で、古いが庭が美しく、今ではキャンディの大きい国際ホテルの一つとして世界中から来たグループで溢れていた。
夕食も朝食もバイキングだったが、ステーキやパスタを客の注文のたびに作ってくれた。デザートの果物やケーキも豊富で美味しかった。
朝はオムレツだけでなく、果物を言うと生ジュースも目の前で作ってくれるので、私はパインアップルジュースを頼んだ。美味しくて満足できる朝食だった。
(所でグループの一人が、2日目の朝食で、「卵の黄身が白くて変だ。」と言い出した。私は「黄身の色は餌の色素でどんな色を付けることもできる。日本ではベーターカロチンやトウモロコシを餌に混ぜて、かなり黄色い色を付け、わざと新鮮そうに見せているんだよ。」と教えた。
スリランカの鶏卵の黄身は本当に白っぽい自然色だった)
≪象の孤児院≫
5日目は9時にホテルを出て、50km南の「ピナウェラ」に向かった。
ここは「象の孤児院」がある事で有名な所だ。
ジャングルで親を見失った子象や怪我をしてしまった100頭程の象が連れて来られて、保護されているのだ。
子象が成長すると、象使いや寺院に引き取られるという。
バスを降りて「マハオヤ川」が見える場所に着くと、川の上流で沢山の象が水浴びをしたり体を洗ってもらったりしていた。
やがて水の中を下流に進み、次々と川から上がって傾斜した道路を孤児院まで登って行った。
私は昔「タイ」で象の芸を見たり、象クルーズをした事があったが、こんなに沢山の象を見るのは初めてだったので、気持ちが高揚した。
その後、「孤児院」に行って象がミルクを飲むのを観察した。眼前で見る象は大きく、優しい目をしていた。
外国人に混じって、スリランカの小中学生達が大勢見学に訪れていた。
実にスリランカらしい光景だった。
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海外旅行をされる前、北海道の山々を歩かれたことで、体力、精神力が増強され、世界各国のどんな気候にも対応できているのだと思いました。
カップラーメンや扇子が役立ったことはすごく納得できました。
言われて見ると、確かに50代に毎週登山をした事が精神的には影響しているかなと思います。肺活量が少なくても1歩1歩歩ければ目的地に行けるという思いがありますから。
扇子は100円ショップのですけど… (^_-)
民ちゃんさん、お早うございます♪
やはりタイで象を見たんですね。
ここの大人の象は、足に障害があったり、背骨が曲がったりしていました。