１年振りに伯母を招く

この数年間、薔薇が開花するシーズンに毎年伯母を我が家に招くことが恒例になっているが、今年も一昨日、岩見沢の伯母を高齢者専用賃貸住宅に迎えに行った。
まず伯母が育てている畑を見ると、トマトやじゃが芋、カボチャが大きくなっていた。私が挿し木で増やし、一昨年植え付けた薔薇「アンジェラ」も多数の花を咲かせていた。

伯母は我が家に着くなり、杖をつきながら覚束ない足取りで薔薇の庭を散策し、横の小さな菜園を見回って、「限られた土地に、良くこれだけ立派に植えたね。」と言って褒めてくれた。

伯母は１０日程前に珍しく下痢をし、通院して４日間も点滴を受けて回復したと聞いていたので、我が家まで来られるだろうかと思っていたのだが、やはり９４歳の体力への影響は大きかったようだ。
夕食には、施設では食べることが無い生寿司などを供したのだが、歯が悪くなったと言って、サーモン、マグロ、ホタテ、甘エビなどの柔らかいものしか食べられない。
それに１時間の乗車で凄く疲れた様子だった。

翌朝は、金時豆を圧力鍋で柔らかく煮たのと、庭で摘んだ苺やサラダ菜、ひき肉とみじん切りの玉葱を入れて焼いたオムレツなどを供したら、時間はかかるが喜んで食べてくれた。（金時豆は、タッパーに入れて持たせた）

伯母の話では、歯医者に行ったのだそうだが、「入れ歯を治すには自分の歯を数本抜かねばならないが、年齢からして体力的に耐えられそうにないので、治療は無理だ。」と言われたそうだ。

私が先日、デンマークから買って来た『リキュール入りチョコレート』と『ブルベリーチョコレート』を渡すと、「こんなに美味しいチョコレートは初めて食べた。誰にも上げないで全部自分で食べる。」と言って喜んでいた。

帰りには、近所で素敵に薔薇を植えている家を訪れて見せてもらったり、市民農園の私の畑を見てもらってから岩見沢まで送って行った。

１時間ほど伯母の部屋に入ってお喋りをし、最後に、「暫くの間は体力が回復することだけを考えて、食事をきちんと摂る様にね。」と言って帰宅した。
伯母の様な高齢になると、ちょっとした体調の変化が大きな体力低下を引き起こす。今まで元気だった伯母だったが、今回初めてそろそろ１人暮らしは無理かも知れないと思った。



　

星の王子さま？

今年も「星の王子様？」がやって来た。
まだ小さい木だが、木の名前は「オトギリソウ科」の「ヒペリカム」別名「金糸梅」だ。花言葉は「秘密」「きらめき」だそう。
秋に赤い実をつけてくれる可愛い木だ。
挿し木で増やせるらしいので、挑戦して見ようかな。

　

ブルベリーの小さな木が３本あるが、今年のブルベリーは実の付き方が良い。昨秋、コンポストで造った堆肥を沢山施したからかもしれない。
例年なら今月末には実が甘く熟するが、今年はどうだろうか。楽しみだ。

薔薇の庭③

昨日、７０歳代の写真愛好家の女性がカメラを持って私の庭に訪れたのだが、パソコンで編集して見たら太陽光線が強すぎて陰ができ、良く撮れなかったらしい。
それで今朝は、朝６時頃、リベンジの写真を撮りに来てくれた。良く写っていると良いのだが…
ところでいつも彼女は「どんな花もそれぞれに美しいね！」と言ってくれるので、その言葉を聞く私も、そして花も嬉しいのだ。

今朝、近所の方が、「私は白いバラが一番綺麗だと思うけれど、Aさんはやはり真っ赤なバラが綺麗だと言っていたよ。」と教えてくれた。
人それぞれの感性や好みが異なることが分かる話だった。

昨日の写真から…