存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

本よみうり堂 2

2006-08-13 11:26:00 | 読書
ロレンツォ・リカルツィ著作の『きみがくれた僕の星空』河出書房新社1600円
は子を失い、妻に先立たれ、脳梗塞で半身不随となった老年の宇宙物理学者が辿り着いた老人ホーム。そこで過ごしている間に魅力的な女性と出会う。83歳と77歳の恋愛に彼は変化していった。
どんな悲劇を経験しても、強く生きていく力をあたえてくれるストーリー…と推薦しているのは国立天文台教授の渡部潤一氏である。

☆さらに、作家の高橋秀実はマルジャン・サトラピ著の『刺繍 イラン女性が語る恋愛と結婚』を推薦。イラン女性の茶飲み話を絵本で再現しているらしく、本音の話をして説明いるらしい。


コメント (2)
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本よみうり堂より

2006-08-13 09:52:28 | 読書
読売新聞の読書委員会が良い本を伝えるという趣旨でコーナーを設けている。

読んでみたいな!と思ったのは小泉今日子お薦めの『夕子ちゃんの近道』長嶋有著 新潮社1500円
古道具屋に居候を始めた「僕」と、そのまわりの身内っぽい人たちの、何でもないような、でもちょっとした事件のような日々を淡々と描いた連作短編集らしい。
人通りの少ない夜の道に光る信号、狭い路地の突き当たりに止めている自転車とか。普段なら素通りしてしまうようなさり気ない風景の中にこそ物語がひっそりと存在しているようで、とっても素敵に感じてしまう。
というキョンキョンのコメントには共感するものがあります。


脳科学者の茂木健一郎は郡司ペギオー幸夫著『生きていることの科学』講談社現代新書760円を推薦
進化の過程では時折「希望に満ちた怪物」が現れる。郡司氏の文書は難しいが生命や意識の本質に迫る現代の「希望に満ちた怪物」かもしれない。というコメントに惹かれました。

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