マリア・アンナ

ザルツブルクの雑踏の中で、二階程度の高さに掲げられた昔ながらの店の看板を見ながら
道を歩いていくと、黄色いアパートの入り口のようなところで料金を取る窓があった。
それは、ある有名な音楽家の生家でした。

知る人はもう、わかったと思いますが、モーツァルトの生家でした。
ザルツブルク城から眺めるセント・ペーター教会も
セント・ペーター教会から見上げる空も
嘗ての天才が呼吸したこの街に特殊な思いを広げる。

丁度、ＮＨＫが特集をやっているのを見て、ふと思い出しました。

あ、マリア・アンナって誰かわかります？

moonlight

久しぶりに最初のスキンにしました。

月に兔がいることを想像し、見聞きするものから空想を始める。

きっかけは、そういうものかもしれない。

何でもなかったことや、無関心だったことに、突然執着して何かを始める。

以前の自分なら考えられなかったことをしていたり。

また、夜が明ける。