存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

村井祐児 教授

2007-02-11 10:58:21 | TV番組
村井祐児(東京藝術大学教授 クラリネット)
 題名のない音楽会21 日本では音楽家が育たない
 日本では責任は集団が取る。個人で責任を取ることがない。
小さい頃から楽器の技術を学び、技術力は良いところまできているが、情感豊かな人には育っていない。中高のブラスバンドで一生懸命やっているけれど、コンクールで一位になることに価値があるような音楽的には冷たいことが行われ、良くない。
 指揮者はオペラの演奏で20年ほど訓練してから表舞台に出てこれるヨーロッパとは違い、急に怖い音楽家達の前で指揮を執らなきゃいけない大変さがあり、きちんと訓練が出来ないので環境が悪い。
 今年3月で教授を辞められるとのことで出演したらしい。現在66歳だけれども、まだまだ改善して良くしていこうという意欲に満ちている。とのこと。

数字の年齢ではなく、実質的な意識で人は変わっていく。
限界はあるし、老化はするけれど、どう生きるかですね。

コメント (4)
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