存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

Blue / Joni Mitchell

2008-06-28 18:28:40 | album j
試聴
1 All I Want
2 My Old Man
3 Little Green
4 Carey
5 Blue
6 California
7 This Flight Tonight
8 River
   クリスマスの歌。愛する人にサヨナラを言わせてしまった。
9 A Case Of You
10 The Last Time I Saw Richard

JONI MITCHELLをまともに聴いたのは初めてである。
1971年発売のアルバム
このアルバムを聴こうと思ったのは同じカナダ出身のSarah McLachlanがカバーしている原曲であるblueを聴いてみたいと思ったからだ。

1943年11月7日カナダのアルバータに生まれ
本名:ロバータ・ジョーン・アンダーソン
彼女の素晴らしい声に
恋多きミュージシャンとして生きかたが
歌を唯一の魅力を引立たせている。

blueはサラの曲も素晴らしいが、原曲も良い。ジョニ・ミッチェルの27歳の時の作品らしい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐野ロック vs 健太ロック 2

2008-06-28 16:22:05 | 佐野元春
これからの音楽シーンはどうなっていくのか。また希望は。
ダウンロードになってきて、コンセプトアルバムが作りにくくなってきた。
昔のシングル盤で提供していくものになったりしている。

親が聴いていたものを なんだこれ?とか とあんまり聴きたくないと思っていても、途中で良さがわかって世代を超えて聴くことがあったけど、今はそれぞれが聴いていて互いに知らないでしょう?

ラジオが出会いがしらを作る。
僕の心の中に眠っているものを ラジオでふっと起こしてくる。
ipodとかで聴きたいものだけを聴いていると、それは起きない。
リスナーとして沢山、色んなものを聴いていると良い悪いの質を聞分けられるが、最近の若い人はそういう風にならない。ラジオが良いリスナーを作る。
絶対複製が出来ないもの。これは一夜のライブの価値があがっていく。
本来の姿に戻って来ている。
レコードを作って売れることでツアーに出る。
今は逆でツアーをやってライブをやって、その合間にアルバムを作る。という発想が戻って来ているんじゃないのかなって思う。

自分の曲ではないのに
人とやりとりすることでスキルアップしていく。
家では体験できない爆音が大事。
喜怒哀楽を共有する。

携帯電話の音質を友だちに聞かせて「ねえねえ、この音良いでしょ」と言っている小学校56年生くらいの人たちを見た。そのときは声をかけなかったけど、僕のレコーディングスタジオに来て僕たちの演奏したものを聴いて、音質の基準を持って携帯の音質がいかにプアーかを知って欲しいと思った。

バンドの楽しさ
合奏ですから、それぞれバックグランドの違う他人が奏でる音が1になる そこの可能性は沢山ある。
ホーボーキングバンドは やってて 信じあう 1+1が3にも4にも5にもなる収拾付かなくなっちゃう。
例えば絵描きでも創作のある過程を経て最終的な作品になる。ポップソングにもそういう過程があるんだというのが、今回のハートランドとUKバンドの演奏を聴いてファンに感じ取って欲しい。

男の人はスーパーな時期があるんじゃないかなと思う。精神が肉体を超えてしまう感覚
今回のDVDのライブは近寄りがたい感じがあった という萩原のコメントに対して、精神が肉体を超えていく感覚があった。

今はカラオケがあるので、歌いたい人は歌いたい曲を歌いやすくなったけど、楽器やりたいからという面ではバンドを作ってやらないと。

   今回の企画も楽しくきいていました。あっという間に時間が過ぎた。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐野ロック vs 健太ロック トーク完全版

2008-06-28 15:28:47 | 佐野元春
、「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 特別編集版」のリリースを記念して、2008年6月22日深夜にJ-WAVEでオンエアされた特別番組「J-WAVE 25」のトーク完全版ポッドキャスティングで配信

元春と音楽評論家・萩原健太(米米クラブもプロデュース)が同世代ならではの楽しいロック対談を展開した番組内容のトーク部分の完全版を4部に分けて配信しています。二人にとっての「1989年」とは? レコファンにとっての限定版の魅力とは? 80年代の日本のロックシーンについて、これからの音楽シーンをどうみるか? などをテーマに展開される濃密なトークをぜひお楽しみ下さい。MWS「DJ」コーナーから、iTunesに簡単にダウンロードできます。


聞いてます。僕のひっかかり

1989年
VISITORS→賛否両論の起死回生のアルバムとしてカフェボヘミア→ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
NY パリ ロンドン 東京
「怒りのセンスに満ちたポップソングを作りたかった。」
「俺は最低」「雪」でオリエンタルな感じを出したかった。UKのバンドだけでは出しにくいニュアンス。

ベルリンの壁崩壊、天安門事件、バブル経済
ビルボードのチャートはオリエンタルを感じるものが少なかった。

1989 Billboard No.1 Hit SINGLE (左端No、 右端週での最高順位)
715 My Prerogative/ Bobby Brown 1
716 Two Hearts/ Phil Collins 2
717 When I'm With You/ Sheriff 1
718 Straight Up /Paula Abdul 3
719 Lost In Your Eyes /Debbie Gibson 3
720 The Living Years /Mike And The Mechanics 1
721 Eternal Flame /Bangles 1
722 The Look /Roxette 1
723 She Drives Me Crazy Fine /Young Cannibals 1
724 Like A Prayer /Madonna 3
725 I'll Be There For You /Bon Jovi 1
726 Forever Young Girl /Paula Abdul 2
727 Rock On /Michael Damian 1
728 Wind Beneath My Wings /Bette Midler 1
729 I'll Be Loving You(Forever) /New Kids On The Block 1
730 Satisfied /Richard Marx 1
731 Baby Don't Forget My Number /Milli Vanilli 1
732 Good Thing Fine /Young Cannibals 1
733 If You Don't Know Me By Now /Harold Melvin And The Blue Notes 1
734 Toy Soldiers /Martika 2
735 Batdance /Prince 1
736 Right Here Waiting /Richard Marx 3
737 Cold Hearted /Paula Abdul 1
738 Hangin' Tough /New Kids On The Block 1
739 Don't Wanna Loose You /Gloria Estefan 1
740 Girl I'm Gonna Miss You /Milli Vanilli 2
741 Miss You Much /Janet Jackson 4
742 Listen To Your Heart /Roxette 1
743 When I See You Smile /Bad English 2
744 Blame It On The Rain /Milli Vanilli 2
745 We Didn't Start The Fire /Billy Joel 2
746 Another Day In Paradise /Phil Collins 4


レコファンにとってのボックスセット、限定版の魅力とは。

萩原「現存するものを小出しにしないで、ハードディスクでいっぺんに出してくれ」

会話に出てくる話で、僕もデモバージョンとか作るまでの過程があるものを聴くのは面白いと思う。
キャロルキングの「つづれおり」も話題に。プロデューサーのところに持ってきたキャロルキングが持ってきた時の感じがこれだ。という感覚。レコードを出したその時のライブ音源の価値。

今回のナポレオンフィッシュは敢えて、当時出たものを全て入れなかった。ヴィジターズでやったことなので、違うやり方でやるのは僕の意図がある。
枚挙に暇が無い は 「枚挙」にはまって一週間くらい「枚挙」「枚挙」と言っていた。

桑田佳祐に音に拘っている、しかもセンスは最高

萩原「もし枚挙が入っていたら、当時少しすました感じのポエトリーソング的なアルバム要素との距離感が近づく感じがしただろうな」

佐野元春を中心とする80年代の日本のロックシーンを論評する。

80年代にデビューした人は不幸。デジタルなものとの戦いだった。
佐野「一言で言うと おおげさ」
新奇な物の利用はポップミュージックだから良いけれど、デジタル技術がドンドン レコード現場に出てきて、「こんなことができるんだ」と面白がっている間になんか変になっちゃっていった。
誇張されたものを削いでバンドのサウンドにしてアルバムを作ったとエルビス・コステロが語った話をした話。
萩原「90年代は混ざっていくのだが、80年代は変な感じ」

ロカビリーの時代から日本語とロックの関係はあった。
はっぴいえんど 日本語をロックにのせる 音の区切りをメチャクチャにして歌ってみる。色んなトライがあった。
矢沢永吉     日本語の音を崩して歌う(題名の音楽祭で ロックはどんなひどいものか、野際陽子さんがピアノをバックにして「時間よ止まれ」を朗読する ということもあったらしい)→えいちゃんが歌うからグッとくるところが大切
そして桑田圭祐、佐野元春
はっぴいえんどは、教師でも反面教師でもあった。→もっとインパクトが欲しいし、言葉が16ビートの中で生き生きしているようなものが欲しい→デビューアルバムにつながる。

80年代末の「イカすバンド天国」は日本の音楽がバリエーションが豊に花開いたものとしてみていた。

最後、音声が途切れてしました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする