1990年 チューリップ解散後の初ソロ作品 財津さんは42歳。
まだバブル経済真っ只中の日本で発売された。
もう廃盤になってしまっているようだ。
I Dedicate This Album To All The People Who Are Being Irritated With Vague Sign-posts To See. Kazuo Zaitsu
1. ふたりだけのスクリーン 6:17
この静かな曲。とても落ち着いて心にしみてくる曲。
2. サイド・シート 4:32
財津さんらしい、爽やかな寂寥感のあるポップな曲。
3. 白いシャツの君 4:40
イントロからメロディアスな曲。キーボードとヴォーカルが印象的。
4. 永遠の日々 6:59
アルバムのTULIPっぽいとも言えるかな。
青春時代 永遠を見た恋愛 でも別れも言わずに離れた そんな時代を回想する歌
5. 12才 6:10
1948年生まれ 他人とのコミュニケーションが下手な不器用な少年
TULIPの「well」の流れを感じる曲調。
6. 君の指 3:47
待ち合わせに来てくれない相手を待たずに夕食をする。
あんまりパッとしません。
7. 未来を残さないで 4:30
別れの曲。決意した曲。これも僕はイマイチです。
8. Dream With You 3:51
トヨタカリーナのCM曲。
このアルバムで唯一 松本隆が作詞している曲。
やはり、こういう曲は印象に残るものですね。松田聖子が歌っても良い感じかも。
9. 3フィートの高さから 3:52
優しさが残れば 20世紀は終わっても良い
この曲調、印象があり、時々ふっと頭の中でメロディーが出てくる財津さんらしい曲。