第二弾です。藤井知昭 監修、馬場雄司・長方正博 フィールドワーカー
録音は80年代末
1 メンジョン・ヤン・リンラ
メンジョン(チベット語で薬草の意)
チベット医学でブータンから輸入する薬草を意味しており、ブータン王を讃えるシャブタ。
東部のシャー(ル)チョップの9人の女性がチベット古語で歌っている。
女性コーラスの歌声が心地よい。
2 ツェンデ・ツォペ・ツォル・シメ・グ
シュンダ形式(横並びになって歌う ブータン伝統の形式)で演奏。
古都ブムタンに労働奉仕に出かけてきた若者達が演者らしいが、男性のみかな?
若さはあんまり感じませんが・・・暗い感じです。
3 ルゥ・ヤン・タワ・メツゥ
歌いたいなら歌いましょう。日が昇る東の方角から踊りましょう。東の守り神ドルジ・ゼンバの所で踊りましょう。空には星が出て、畑の作物のために雨が降るでしょう。」という喜びの歌。7人の女性による歌と足音。所謂シャブタ(歌唱と舞踊)
やや明るめだけど、そんなに楽しそうには感じないなあ。
4 エー・レ・サン・リラ
一人のリーダーのソロに続いてメンバーが合唱する形式のシャブタ。
チベット方式のブゥッダ形式で輪になって回りながら踊って歌っている。
商人の息子が旅に出て、商売に成功して戻って来る
という内容らしい。老若男女による演者。
目出度い歌ですが、あんまりそうい印象はありません。割りに長めに音を引っ張って歌っているが、最後はテンポがアップしていきます。
人々の私語や咳の音などが混じっていて、臨場感があります。
5 ナギ・チョル・ガワ・モ
ドゥラニェンという五弦の弦楽器を弾き語りで、現在のゾンカ語で歌われるシャブタ。
50歳の男性先生が歌っているが、上手い!声質もしなやかで聴きやすいです。
私はあなたが好きで、あなたも私が好きで、お互いに愛し合っています。でも、誰かが
私達の中を邪魔するのですよ。他の人の言うことに耳を貸さないで下さいね」
比較的新しいラブソングらしい。
6 ロン・ケィ
ロン(牛) ケィ(音・BGM) ということで、牛追いの歌。
46歳の元僧が歌う。労働歌っぽい一定の小節で途切れて、息を入れてさあ、頑張ろうという感じがします。
7 ガン・ユル・ラ・カワ・バパ
「高い山には雪が残っています」という意味。
望郷の歌で、男女の若者達が歌っている。元気良く、メロディーも親しみやすい。
8 ルー・タラ・タラ
歌を歌いましょう というシャブタ。
女性のリーダーのソロにメンバーの合唱が続く。ブゥッド形式。
最後は楽しそう。
9 ナギ・チョル・マ・ソン・セ・ラプチェ
ブータン王立舞踊団の歌手・作詞家であるツェリン作
ドゥラニェン(五弦楽器)、ヤンチェン(洋琴)、笛、チワン(二胡に似た二弦の擦弦楽器)
を使用
漸く、様々な楽器が入ったのを聴けた。この曲の後に安里屋ユンタに突入しても違和感がないかもしれません。かといって沖縄風でもないんだけど。
10 ナンキ・ユ・ラ・カルマ
「空に星が」という意味のシャブタ。
夜になると星が輝き、そこに大きな星がある。それは世界中を動かしている星だ。その星が去っても、他の星たちは動かない
40歳の女性には聴こえない若々しい歌。綺麗な感じです。
11 オム・サラ・マニ
家を建てるときに行われる地固めの作業などで歌われる。
リーダーのソロと男女メンバーの合唱
リーダーの歌手は「空に星が」の人と同じ。
12 ヤ・ヤ・サラ・ツェ・ラミ・シュル
位の高い人のまで踊りを披露する前に歌う。
歌詞は聖地に僧院を建てに行く 内容らしい。
39歳と55歳の女性が演者。
確かに、そういう感じの宗教的な曲である。
録音は80年代末
1 メンジョン・ヤン・リンラ
メンジョン(チベット語で薬草の意)
チベット医学でブータンから輸入する薬草を意味しており、ブータン王を讃えるシャブタ。
東部のシャー(ル)チョップの9人の女性がチベット古語で歌っている。
女性コーラスの歌声が心地よい。
2 ツェンデ・ツォペ・ツォル・シメ・グ
シュンダ形式(横並びになって歌う ブータン伝統の形式)で演奏。
古都ブムタンに労働奉仕に出かけてきた若者達が演者らしいが、男性のみかな?
若さはあんまり感じませんが・・・暗い感じです。
3 ルゥ・ヤン・タワ・メツゥ
歌いたいなら歌いましょう。日が昇る東の方角から踊りましょう。東の守り神ドルジ・ゼンバの所で踊りましょう。空には星が出て、畑の作物のために雨が降るでしょう。」という喜びの歌。7人の女性による歌と足音。所謂シャブタ(歌唱と舞踊)
やや明るめだけど、そんなに楽しそうには感じないなあ。
4 エー・レ・サン・リラ
一人のリーダーのソロに続いてメンバーが合唱する形式のシャブタ。
チベット方式のブゥッダ形式で輪になって回りながら踊って歌っている。
商人の息子が旅に出て、商売に成功して戻って来る
という内容らしい。老若男女による演者。
目出度い歌ですが、あんまりそうい印象はありません。割りに長めに音を引っ張って歌っているが、最後はテンポがアップしていきます。
人々の私語や咳の音などが混じっていて、臨場感があります。
5 ナギ・チョル・ガワ・モ
ドゥラニェンという五弦の弦楽器を弾き語りで、現在のゾンカ語で歌われるシャブタ。
50歳の男性先生が歌っているが、上手い!声質もしなやかで聴きやすいです。
私はあなたが好きで、あなたも私が好きで、お互いに愛し合っています。でも、誰かが
私達の中を邪魔するのですよ。他の人の言うことに耳を貸さないで下さいね」
比較的新しいラブソングらしい。
6 ロン・ケィ
ロン(牛) ケィ(音・BGM) ということで、牛追いの歌。
46歳の元僧が歌う。労働歌っぽい一定の小節で途切れて、息を入れてさあ、頑張ろうという感じがします。
7 ガン・ユル・ラ・カワ・バパ
「高い山には雪が残っています」という意味。
望郷の歌で、男女の若者達が歌っている。元気良く、メロディーも親しみやすい。
8 ルー・タラ・タラ
歌を歌いましょう というシャブタ。
女性のリーダーのソロにメンバーの合唱が続く。ブゥッド形式。
最後は楽しそう。
9 ナギ・チョル・マ・ソン・セ・ラプチェ
ブータン王立舞踊団の歌手・作詞家であるツェリン作
ドゥラニェン(五弦楽器)、ヤンチェン(洋琴)、笛、チワン(二胡に似た二弦の擦弦楽器)
を使用
漸く、様々な楽器が入ったのを聴けた。この曲の後に安里屋ユンタに突入しても違和感がないかもしれません。かといって沖縄風でもないんだけど。
10 ナンキ・ユ・ラ・カルマ
「空に星が」という意味のシャブタ。
夜になると星が輝き、そこに大きな星がある。それは世界中を動かしている星だ。その星が去っても、他の星たちは動かない
40歳の女性には聴こえない若々しい歌。綺麗な感じです。
11 オム・サラ・マニ
家を建てるときに行われる地固めの作業などで歌われる。
リーダーのソロと男女メンバーの合唱
リーダーの歌手は「空に星が」の人と同じ。
12 ヤ・ヤ・サラ・ツェ・ラミ・シュル
位の高い人のまで踊りを披露する前に歌う。
歌詞は聖地に僧院を建てに行く 内容らしい。
39歳と55歳の女性が演者。
確かに、そういう感じの宗教的な曲である。