存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

Sand Castle / 浜田省吾

2009-12-12 14:36:55 | 浜田省吾
最近、仕事漬けだけど、久しぶりに手に取ったアルバム
20代の頃、よく聴いていたと思います。
歌詞よりもメロディーや音が先行してしまうので、歌ってみると歌詞は出てくるのですが、内容は?と振り返ってもあんまり思い出せなかったりします。
佐藤準の編曲でオリジナルの曲がこんな感じにも変わるのかと当時ちょっと感動していました。

1 君に会うまでは
初めて聴いた時、あんまりパッとしない曲だなと思っていたけど、スルメ効果的に馴染んできた曲です。
「愛したことなど一度もなかった こうして君に会うまでは」
という歌詞にハッとする瞬間というのは誰でもあるのかな?

2 君の微笑
ちょっとビリージョエルの「オネスティ」っぽい間奏もあります。

結婚したいと言えない仕事の状態で発展しない恋愛に暗い横顔の君
 やさしく微笑む君の眼差し それだけ見ていたい僕さ

3 散歩道
冒頭の「雨上がりの街角」を時々歌うことがあるのですが、その先の歌詞は・・・

4 いつわりの日々
誰か友人がカラオケで歌っているのが最初だったのかもしれない。
「偽りの日々 背中向けたまま眠る夜
別々の夢 君は安らぎを 僕は自由を」
ふーんという感じで聴いていたなあ。

5 愛という名のもとに
「愛の世代の前に」よりもイントロから夜明け前の美しいクールな時間を感じる。
辛い別れを経験したことがある人には響くものがあると思う。

二人もう一度探そう
愛という名の下に失くした無邪気な君の笑顔を 無邪気な僕の笑顔も

6 朝のシルエット
行きずりの関係に 相手に引き込まれそうになる

何故 男は女を求めるんだろう
失くした恋の傷跡 癒せないで 落とした涙も まだ乾いてないのに
名前の他には何も知らない 君の瞳に愛を探してる

7 丘の上の愛
「home bound」とあまり違いを感じない編曲
イントロが美しい

笑顔一つで君はどんな恋でも容易く手に入れた
でも誰一人愛さず ただのボーイフレンド 遊び相手
貧しさの中で壊れて消える愛の生活は嫌だと
まるでショウウィンドウに自分を並べるように
着飾って誰かを待ってた

社会的に 「恋愛」「結婚」「人生」とは、どういうパターンが幸せなのかを表現しているかもしれない。
現在では、こうした価値観はちょっと変わってきているのじゃないかな?

8 片想い
これを最初に聴いたのは、どこかの店の有線で、驚いたことがある。浜田省吾のバラードを初めて聴いた瞬間だったと思うが、友人に曲名を教えてもらって、この曲も聴くようになった。
この曲のインパクトは、きっと浜省が売れた大きな要素になっていたに違いない。と今でも確信している。
編曲も絶妙です。

9 陽のあたる場所
スティーヴィー・ワンダーの「A PLACE IN THE SUN」とはイメージが全く異なる曲。

寂しさで容易く恋に落ち
何度もためらうことなく逢う
僕のもう一つの愛の暮らしに気づかぬように
奪うだけ奪い 何一つ君に与えられない僕を誰よりも許せないのは僕さ
でも君を引き裂く前に会うのをやめよう
愛に形があれば伝えられるのに
偽りのかけらも無かったことを伝えたい

10 愛しい人へ

この曲も素晴らしい!
イントロからエンディングまで

こうした恋愛の感覚を共感した人も割りと多いとは思うのだけど。
(その後はどうなったかは別にして)

コメント (2)
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