存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

寺尾紗穂 / 北へ向かう

2025-01-11 14:47:54 | album t

2020,3,4発売 寺尾紗穂 8枚目のオリジナルアルバム

インタビューで
「歌はあちらとこちらを結ぶ橋なのだなと感じています。それは、生と死の間の橋であるとともに、過去と現在を結ぶ橋でもあります。文筆活動の方もそうなのですが、私の場合ばらばらのテーマを並べていくと、「見えないもの、見えにくいもの、ないことにされているもの」などに焦点をあてることが多いのだと気づきました。そして、歌もまた、いなくなったものや見過ごされている過去を現在に想起させる力があると感じています。世界は、今いる私たちで完結しているのではない、ということを人が思い出すような、そういう音楽や音楽の現場を作っていきたいです。」


参加ミュージシャン:
あだち麗三郎(ドラム、パーカッション)、伊賀航(ベース)、
池田若菜(フルート)、
歌島昌智(民族楽器)、
キセル(辻村豪文と辻村友晴による兄弟ユニット。編曲、ギター、ベース、コーラス)、
北山ゆうこ(ドラム、コーラス)、
ゴンドウトモヒコ(ユーフォニアム、フリューゲルホルン)、
千葉広樹(バイオリン)、
蓮沼執太(編曲)、
マヒトゥ・ザ・ピーポー(ギター)、
U-zhaan(タブラ)


1  夕刻
石牟礼道子の作詞、寺尾紗穂の作曲
アンビエントなノイズが1分間続く

ピアノが静かに流れ
エレクトリック・ギターはマヒトゥ・ザ・ピーポー
高音のヴォーカルが静かに始まり

飛び続けている鳥が………死ぬ


2  北へ向かう
寺尾の実父・翻訳家 寺尾次郎の逝去(2018年)に際し、その日に書き上げたとのこと。

はっぴいえんど っぽさを感じる
コーラスとベースとドラムス
エレクトリック・ギター、ピアノ

キセル(辻村豪文と辻村友晴)のコーラス

私は今日も歌を歌う
今北へ向かうところ

鳥がとんでいく

新しい愛の歌があなたにも聞こえますように


3  一羽が二羽に
ピアノとヴォーカル

寄り添うだけで

フルートが優しく空気を包む

4  やくらい行き


5  安里屋ユンタ


6  君は私の友達


7  選択


8  そらとうみ


9  記憶


10  心のままに


11  夕まぐれ (エレクトリックギターバージョン)
『愛の秘密』に収録されていた曲で、原曲はピアノの弾き語り
“エレクトリックギターバージョン”として、マヒトゥ・ザ・ピーポーが演奏

 

 

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