HPよりコピペ
12kやscholeからのリリースで知られるsawakoの5枚目のアルバム「nu.it」
Stephan MathieuやFrancisco López等の作品で知られるフランスの電子音楽レーベルBaskaruから2014年7月にリリース。(当初は6月30日)前作「Bitter Sweet」(12k)から6年の歳月を経て発売。
フランス語で「夜(nuit)」を意味するアルバムタイトルが表しているように、夜の闇に深く潜って心の底を覗き込むような情景豊かなドローンスケープ。繰り返し聴くたびに違った心象風景が立ち現れ、じんわりと身体に浸透していくsounding cocoon。暗闇でゆっくりと何かが蠢き、漆黒の霧の中へと溶けていくような。繊細な音の波に包み込まれ、夢の奥へと誘われます。静けさの強度、充満したvoid、眠りのトンネル、夜露の肌触り、波間に浮かぶ記憶の断片。「nu (new) + it」とタイトルを解釈してみると、それはまだ見ぬ新しい世界のリアリティなのかもしれません。夢の終わりに辿り着く。夜明けの光とともに、すべてが蒸発してしまうような。
.1stアルバム「Yours Gray / ゆうぐれ」(and/OAR)をリリースしてから、今年で10周年。12kなどからリリースされた近年の作品と比べて、初心に戻るかのような、儚さと強さが共存する内省的な作品に仕上がりました。また、今回のアルバムは「闇と光」をテーマにした2部作の前編で、現在製作中の「光」をテーマにしたアルバムと、対になる作品でもあります。
基本的に、それぞれの曲で鳴っている音は違っても、ずっと鳴り続けている音というのがあって
このアルバムの特徴にもなっている。
01.locus of everyday life
毎日の場所
ピアノ 反響音がずっと鳴っている
02.pass.age
男性の声のような音で始まり
ずっと鳴っている音に 鳥の声
03.nostal.noz
これもずっと鳴っている音があり
サンプリングされた音が入って
04.nemumel
本当に小さい音が鳴って
これもずっと鳴っている音
05.f.light
これもまた違う すっきりした音がずっと鳴っている
飛んでいる感じがするかなー
06.piano cote
ピアノの反響 わんわんと反響するような音
07.o.ver
大きな乗り物が動いているような音
08.mind.ight
ピアノをパラパラと鳴らしている
教授のOUT OF NOISEの「composition 0919」っぽい。
そして、やはりずっと鳴っている音
09.in.fini
女性の声が拡散していくジャケットのような広がりのある音