実は寺尾沙穂も時々聴いていて、こちらにはアップしてこなかった。
去年「しゅーしゃいん」という魅力的なアルバムは密かなヘビロテなんだけど、ちょっと変わったシングルを手に入れて聴いている。
寺尾沙穂
1981 年 東京 出身
2007 年ピアノ弾き語りアルバム「御身」でデビュー。
大林宣彦監督の 「転校生 さよならあなた」、
安藤桃子監督の「0.5 ミリ」な ど主題歌の提供や CM 楽曲
土地に埋もれた古謡の発掘、リアレンジしての音楽発信やライフワー クとし、
『ミュージック・マガジン』誌での「寺尾紗穂の戦前音楽探訪」
本の出版も気になるところ。
『南洋と私』は読みかけのままだけど、他にも『日本人が移 民だったころ』
エッセイ 集「音楽のまわり」「わたしの反抗期」の出版シリーズなどもある。
あだち麗三郎、伊賀航と共に 3 ピースバ ンド「冬にわかれて」でも活動を続けている。
このシングルについては、以下のコピペで
寺尾紗穂 『「放送禁止歌」』3曲収録の挑戦的シングル
―同日発売のアルバム『残照』はこの”裏”マキシで完成するー
メジャー流通の自主規制により同時発売されるフルアルバム「残照」で一部分の歌詞および歌の修正を余儀なくされた「アジアの汗」「家なき人」の無修正・完全版を収録したインディーズ盤マキシシングルを高音質SHM-CDでリリース。
上記2曲の他に、カップリングにこれもまた長い間放送禁止指定曲となっていた民謡「竹田の子守唄」のカバーを、寺尾紗穂初のアコーディオン弾き語りと伊賀航の呪術的なベースとの組み合わせで収録しました。
アルバム「残照」はこの”裏”マキシを加えて完結します。確信犯的なタイトル通り、寺尾紗穂の言葉への美意識、音楽的知性と反骨精神が詰まったファン必聴の挑戦的シングルです。
2010,6,23発売 歌詞カードも付いている
1 アジアの汗(Uncontrolled Version)
日本における外国人労働者
孤独で貧しく暮らす怪我をして足を引きずって歩くおじさん
ピアノとヴォーカルはドラムスの小さな音とともに軽快なリズム
アジアの汗 染み込んだ この国のビル
ぐっと乗っていく
豆腐屋のラッパのような一音
2 家なき人(Uncontrolled Version)
ピアノとドラムス、ベース
ヴォーカル
途中からアルトサックスも入って
路上生活者が
優しくそらされる視線に
あなたは何て叫んだの
3 竹田の子守唄
ベース、アコーディオン
ヴォーカルが歌い上げる
赤い鳥の「竹田の子守歌」は確かレコードで聴いたことが何度かあるんだけど
その印象と重なる。
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