実は発売日近くに購入して時々聴いてはいるんですが、YMOやTEI TOWAを聴いてきた僕としては、ちょっと濃いなーって思ってついつい全部まとめて聴くということがしにくいアルバム。そう思っていたところ
『MUSIC MAGAZINE 20162月号』を読んでいると、TEI TOWAや高橋幸宏さんたちも同様な思いがあるようで、
「ミニカツ丼って言ったのに、これでミニかよ!」というほど7曲でお腹いっぱいになっていっぺんに聴けない・・
じっくりと聴くと、YMOっぽい要素を感じると思います。
METAFIVEのファースト・アルバム
2014年の高橋幸宏のバック・バンドでのライヴがアルバム化(『TECHNO RECITAL』)されてから一夜限りで終わらずにバンド化された。バンド名は全員で6人だけどFIVEでいくことに。
ジャケットはTEI TOWAのアルバム「CUTE」のジャケットを手掛けた五木田智央(まりん砂原と同い年)
2016,1,13発売
METAFIVE
高橋幸宏×小山田圭吾×砂原良徳×TOWA TEI ×ゴンドウトモヒコ(権藤知彦)×LEO今井
01. Don’t Move
LEO今井・TOWA TEI作詞、小山田圭吾・LEO今井・TOWA TEI作曲
META METAFIVEの言葉で始まる
02. Luv U Tokio
LEO今井・TOWA TEI作詞、砂原良徳・TOWA TEI作曲
PVは細谷理沙 1997年3月19日生まれの魅力的な女性
思わず見入ってしまう。
「TECHNOPOLIS」での「TOKIO」を彷彿させる「TOKIO」を聴くと何とも言えない思いが過った。
パロディーなら良いけど、懐メロみたいには聴きたくないという思い。
ノリの良いポップな曲。音を聴いていると気付くとグルーヴに乗っている。格好良い!って思うかも。
03. Maisie's Avenue
LEO今井の曲
流れていくよう ポップな曲
「浮気な僕ら」っぽい印象もある
04. Albore
LEO今井 作詞、砂原良徳・TOWA TEI・LEO今井 作曲
声の多重録音で始まる
鄭東和っぽい雰囲気
エンディングのキラキラの感じも良い
05. Gravetrippin'
LEO今井 作詞、権藤知彦 作曲
リズムは迫りくる感じ
06. Anodyne
LEO今井・高橋幸宏 作詞、高橋幸宏 作曲
幸宏っぽいメロディー、攻殻機動隊をymoでした時の音っぽさもある
日本語の歌詞が優しく気持ちを撫でていく
07. Disaster Baby
LEO今井の曲
勢いがあり、ヴォーカルも音も気持ちよく入ってくる。
この曲も格好良いかな。
エンディングはちょっとノイジーな音
08. Radio (META version)
TOWA TEIの曲
オリジナルよりも音が足されていて、バンドっぽくなったともいえるが、YMOを聴いて来たテクノの音の要素もあって楽しい。
玉城ティナの声
09. W.G.S.F.
権藤知彦の曲
イントロの弦の音
幸宏っぽい。
勢いのあるヴォーカル、演奏だけど所々止まりかけな感じがまた良い。
10. Split Spirit (META version)
LEO今井・高橋幸宏 作詞、小山田圭吾 作曲
電子ドラムにイントロの音が心地よい
生演奏とテクノの矢継ぎ早の演奏というか
ヴォーカルはむしろ静かな感じ
11. Whiteout
LEO今井 作詞。砂原良徳 作曲
ゆったり
ベースっぽい音にドラム、フォーン
鄭東和っぽさも感じる曲
12. Threads
LEO今井 作詞、高橋幸宏 作曲
イントロからこういう音とメロディーで始まる 高橋幸宏の音楽は素晴らしい。