存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

David Bowie / Aladdin Sane

2018-06-03 17:48:56 | album d
ふと聴きたくなるミュージシャンがいる。
沢山あるアルバムを聴いてないので、どの曲がどうかリアルタイムで聴いていないと把握できない。
このアルバムも知ってはいたけど、きゃりーぱみゅぱみゅも顔のメイクを真似してたことがあったし、その時も聴いてみようと思いながらも今日になった。

David Bowieの6枚目のオリジナル・アルバム


1973年4月13日にRCAレコードより発売

1972年6月、コンセプト・アルバム『Ziggy Stardust(ジギー・スターダスト)』をリリース。

コンセプトに基づいて架空のロックスター「ジギー・スターダスト」を名乗り、
そのバックバンドである「スパイダーズ・フロム・マーズ」を従え、世界を股に掛けた1年半もの長いツアーを始める。
このアルバムは、その米国ツアー中に録音されたもの。ツアーのメイクも衣装も奇抜なものになっていくという、リアルタイムで見ていた人たちは面白いコンセプトのミュージシャンを楽しめたんじゃないだろうか。
そのため、ジキー・スターダストとしての要素がアルバムにはあるようだけど、発売後の1973年7月3日のイギリスでの最終公演を最後に、ボウイはこの架空のロックスター「ジギー・スターダスト」キャラを終了させる。


Mike Garsonというジャズ系ピアニストが参加していて、アルバムの中でピアノの音が気になる。

1. Watch That Man
ミック・ロンソンのエレキ・ギターで始まる。そう激しさを感じたりはしないが、ロックン・ロール。
女性コーラスも。

2. Aladdin Sane
副題(1913-1938-197?)は第一次、第二次世界大戦勃発のそれぞれ前年を指しており、最後はベトナム戦争から世界は破滅を辿るとの暗示 とのこと(ウィキベディアより)

ピアノとエレキギターで始まる。

耳を惹き付けるジャズっぽいピアノ
チャイナ・ガールっぽいギターの音色
渋い曲

3. Drive-in Saturday
ドゥー・ワップっぽく始まる。
ギターなのかフォーンなのか、ピアノなのか判らないけど、軽くローリングしたり、スラーと流れたりしながらも
豊富な表現があって魅力的な曲。

4. Panic in Detroit
イントロのエレキ・ギターのフレーズからボンゴのような音で刻むリズムが入っていく感じがカッコいい♪
少しノイジーな高音となるエレキもエンディングまで良いけど、リズムが印象的。

5. Cracked Actor
ノイジーでカッコイイ ギター
何度かリピート
ヴォーカルが絡んでいくのも魅力的。
どうして今までこうした曲を聴きこんでなかったんだろうと不思議に思う。

6. Time
イントロから入ってくるピアノ
歌が迫力を増してくる中でエレキ・ギターの演奏が渋く、コーラスが広がりを持って
とても魅力的な曲♪
休符のあとも曲に耳が傾いていく

7. The Prettiest Star
エレキ・ギターとコーラス
陽気で伸びやかな曲

8. Let's Spend the Night Together
ローリング・ストーンズの「夜をぶっとばせ」をカバー
ギターに沢田研二の「TOKIO」のようなシンセの音
ウーリツァーにドラムでノリ良く
ストーンズかあ・・

9. The Jean Genie
この曲もギターが良い響きしていてロックを楽しめる
ハーモニカの音も
タイトルを歌っていてわかりやすい

10. Lady Grinning Soul
ピアノの印象が強い
ボウイの歌は、どこか演歌っぽさも感じる



コメント
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