20233,4,25発売
教授絡みの雑誌を続けて買って読んでいます。
4月も下旬となってきたけれど、坂本龍一のことを想う日々となっている。
寄稿された文章は以下にあるように、生前に書かれたものが多い。訃報を聞いたことも加筆されてたりしている。
李禹煥の寄稿は、崇高なアーティストの世界での対話に触れた感じに。
村上龍の寄稿は、エッセイを読むときの感覚が蘇って、村上龍っぽい。
宇佐美りんの寄稿は、自分も正にそういう風に聴いて生活の中に曲があったなとも思った。
大友良英の寄稿は、メディアを通して二人の活動を知る者として合点のいく内容
・・・読みながら、止まって考えてたりします。
浅田彰の語り口調で解析を聞いている気がした。
ゆっくり続いて読みたいと思います。
「坂本さんへ、12人からの手紙」
では、李禹煥(リ・ウファン)
村上龍
カールステン・ニコライ
宮永愛子
田中泯
宇佐美りん
大友良英
島袋道浩
アピチャッポン・ウィーラセタクン
中谷芙二子
岡崎乾二郎
大竹伸朗
以下はコピペです。
「芸術新潮」5月号は音楽家・坂本龍一を総力特集
新潮社より、坂本龍一を総力特集した『芸術新潮』5月号が2023年4月25日に発売された。創刊73年のアート誌が、音楽家をメインの特集で取り上げるのは、武満徹以来、ふたり目となる。図らずも追悼特集となった本企画には、浅田彰、李禹煥ほか、豪華な顔ぶれが寄稿。表紙を飾るのは、本誌のために大竹伸朗が制作した渾身の「千切り絵」ポートレイト。
1950年創刊の「芸術新潮」が、これまでに音楽家をメインの特集で取り上げたのは、たった一度だけ。2006年の武満徹氏の特集だった。ふたり目となる音楽家・坂本龍一の特集企画がスタートしたのは、昨年10月頃のこと。編集作業が大詰めを迎えた4月2日、訃報が報じられ、特集は図らずも追悼特集となった。
「聴く」「見る」「読む」の3部構成
本特集は、「聴く」「見る」「読む」の3部構成をとっている。第1章「聴く」では、盟友・浅田彰が、坂本が2017年のソロアルバム『async』で到達した地平をシャープに解析している。坂本の音楽制作に大きなインスピレーションを与えた美術家・李禹煥も登場し、坂本との交流を語る。続いて「見る」では、坂本が近年、数多く手がけてきたインスタレーション・アートに焦点を当てる。坂本と多くの作品でコラボレートしてきた高谷史郎の責任編集で、坂本のアートを総覧する。坂本は、行動するアーティストでもあった。最終章「読む」では、アートジャーナリストの小崎哲哉が、社会に対して、坂本がどのような発言&行動をしてきたのかを紹介する。
画家の大竹伸朗による表紙
画家の大竹伸朗は、「芸術新潮」の表紙のために、坂本の肖像をモティーフにした作品を制作。主に指による「千切り絵」の手法でつくられた、渾身の作品となっている。
唯一無二の表現者であったアーティスト、坂本龍一の活動をしっかりと受け止める特集となっている。
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