行楽シーズン

朝から夜までもち米の籾摺りに終始した。
一袋30kgの玄米を何回持ち上げことだろう。
久し振りの肉体労働で両肩の筋肉がパンパンになってしまったが、昨夜のバドミントンの後遺症も影響しているかもしれない。
夜になって、先日少し片付けたモミガラの山が更に高く大きくなっていた。

「栗駒山の紅葉が美しいと」地元紙でも報道されていたが、春も秋も絶好の行楽シーズンは大概が農繁期と重なる。
専業農家にとって「行楽シーズン」などという言葉は死語に近い。
しかし、行楽シーズンに遊びに出かけるような余裕のある百姓を目指したいとも思っているが、実現するのは何時のことやら…。

我が家の下宿人(長女)は休日だった昨日、「栗駒山の紅葉を見に行きたいが一人で車を運転するのは辛いので、誰か付き合って欲しい」と家族にリクエストしたらしい。
我が家が今どんな時季なのか全く無頓着でマイペースなのが「下宿人」と呼ばれる所以。



昭穂さんがHPで栗駒山の美しい紅葉風景を紹介してくれた。
先週の土曜日にわざわざ頂上まで登山をして撮影した貴重なもの。
天候にも恵まれたようだ。
毎日、栗駒山を眺めながら農作業をしているが、こんな美しい紅葉になっていることまでは想像もつかない。