山はキノコのシーズンとなっている。
新鮮館の千葉社長からは、「コウダケはマツタケ以上に高価になっている」とか「山のキノコなら何でもお客様から歓迎される」などとたき付けられていたが、稲刈りと重なることもありその気にはなっていなかった。
しかし、今年は未だそれほど寒くなっていないため、「山のキノコはこれから」と聞いてその気になった。
元々春の山菜シーズンは毎日のように山に出かけている二人だが、キノコ山については全くのド素人。
バアチャンから聞いた「西斜面の若い雑木林に出るらしい」を頼りに、今や幻に近くなったコウダケ探しに早朝の山に入った。
入って間も無くアミダケを見つけ出足好調となったのだが、その後の二時間はただ山を彷徨っているだけとなってしまい、重くなった足を引きずりながら家に戻った。
春の山菜と異なりキノコ採りはスカが多いので困る。
「もう二度と行くものか」とその時は思ったのだが、「道の駅」で「キノコを出荷する人が少なくなっている」との話しを聞いて、持ち前の反骨精神が頭を持ち上げた。
いわゆるキノコ採り名人の高齢化で需要に供給が追いつかない状態になって来ているようなので「誰も出さないのなら自分が出そうじゃないか」という気持ちになった。
その気になったのはいいけど、多分、ここ数年はスカの連続となるかも知れない。
しかし、まだまだ先は長いので将来投資だと思って無駄な山歩きに果敢に挑戦してみようと決意した。
夕食にアミダケの「おろし和え」をハアチャンが作ってくれた。
アミダケは結構収穫できたので自家用分を残して「道の駅」に出荷した。
新鮮館の千葉社長からは、「コウダケはマツタケ以上に高価になっている」とか「山のキノコなら何でもお客様から歓迎される」などとたき付けられていたが、稲刈りと重なることもありその気にはなっていなかった。
しかし、今年は未だそれほど寒くなっていないため、「山のキノコはこれから」と聞いてその気になった。
元々春の山菜シーズンは毎日のように山に出かけている二人だが、キノコ山については全くのド素人。
バアチャンから聞いた「西斜面の若い雑木林に出るらしい」を頼りに、今や幻に近くなったコウダケ探しに早朝の山に入った。
入って間も無くアミダケを見つけ出足好調となったのだが、その後の二時間はただ山を彷徨っているだけとなってしまい、重くなった足を引きずりながら家に戻った。
春の山菜と異なりキノコ採りはスカが多いので困る。
「もう二度と行くものか」とその時は思ったのだが、「道の駅」で「キノコを出荷する人が少なくなっている」との話しを聞いて、持ち前の反骨精神が頭を持ち上げた。
いわゆるキノコ採り名人の高齢化で需要に供給が追いつかない状態になって来ているようなので「誰も出さないのなら自分が出そうじゃないか」という気持ちになった。
その気になったのはいいけど、多分、ここ数年はスカの連続となるかも知れない。
しかし、まだまだ先は長いので将来投資だと思って無駄な山歩きに果敢に挑戦してみようと決意した。
夕食にアミダケの「おろし和え」をハアチャンが作ってくれた。
アミダケは結構収穫できたので自家用分を残して「道の駅」に出荷した。