霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

「お帰りなさい」

2007-10-28 21:03:04 | 景色
間も無く11月というのに日中は暖かく、農作業をしていると未だに蚊に刺されることがある。
地球温暖化の悪影響の一つとして「害虫の大発生」が予測されているが、既にその一端を体感しているということか。

それでも冬は着実に近づいているらしく、数日前から上空を白鳥が通り過ぎるのを見かけるようになった。
あの独特の声を毎日耳にする季節の到来だ。
しかし、「白鳥の湖」と呼んでいる堤には未だその姿は無かった。

昨日は夜中まで大雨が降った。
バックホーでそちこち掘り返しているので、大雨の影響が気になって早朝から現場を巡回した。
その途中で、日の出前のやや薄暗い堤の中をつがいの白鳥が悠然と泳いでいるのに遭遇した。
数年前から馴染みとなっているペアのようだ。

これから五ヶ月間、ここをネグラとする白鳥達を通して大自然のドラマを堪能したいと思っている。



先発隊である二羽の白鳥は昨夜飛来したばかりらしく一日中外出もせず、時々土手に上がったりして長旅の羽根を休めていた。
土手の直ぐ下の田んぼは、オジサンがチョンボで収穫した籾をばら撒いた所。
早くそれを発見できれば、白鳥達は当分は外出する必要がないのだが…。
コメント (7)
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