霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

六次産業化

2009-01-03 21:06:48 | 経営
「農業の六次産業化」とは 農業を作物の生産(一次産業)だけでなく、加工(二次産業)、販売(三次産業)にも取り組み総合産業化することで、二次産業、三次産業に吸いとられていた付加価値を確保しようというもの。
田中義剛の「花畑牧場」の成功例はこの取り組みのお手本。

実は近くでもその成功例がある。
隣の集落で豚の生産から加工、販売までを営んでいる(有)一関ミートさんがそれ。
毎年堆肥を頂いている養豚場から2kmぐらい離れた大久保橋の近くに加工場兼店舗(写真)を構えている。
我が家で消費する肉はいつも生協で購入していたが、「美味しさが全然違う」ことから今では100%ここで購入するようになった。

こんな身近で美味しい肉が調達でき更に「農業経営」のお手本も示して貰えるということは本当に有り難いことだ。



確かに農業で生産性を大幅に向上させることは不可能だし加工によって付加価値がグンと高まることは日々実感しているし、加工に重点をシフトしている生産者仲間も居る。
しかし、だからと言って今直ぐに「加工から販売」まで手を広げることは出来ないし考えてもいない。
当面は、入門したての一次産業をもっと「極める」ことに重点を置こうと思っている。
コメント (2)
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