霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

「の」字の激励

2010-09-05 20:53:12 | 産直
「新鮮館おおまち」が最近やや活気に欠ける雰囲気があった。
景気の低迷やお客さまに高齢者層が多いということもあって来店者数が対前年を下回っているらしい。
そんな「新鮮館」を激励すべく加賀長商店の加賀社長がポスター大の紙に大書した「の」の字をプレゼントした。



私の大好きな新鮮館の皆様に心から「の」の字を送ります。
「お客様の新鮮館」「農家の新鮮館」…「あいさつの新鮮館」「笑顔の新鮮館」と百の言葉が続き、
「さる方に「の」の字を書いていただきました。余白に自分の新鮮館を記してみて下さい。

とのコメントが添えてある。

こんなユニークな激励の方法があることに感銘を受けると共に、間も無く古希を迎える加賀社長の頭の柔かさと思いやりに頭が下がる思いがした。
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予約注文

2010-09-04 20:48:32 | 産直
好評を博している枝豆の「庄内シリーズ」の前半戦が今日で終わった。
最終日の出荷は事前予約分が多く店頭分は僅か3Pしかなかったが、並ぶのを待っていたかのように男性客が直ぐに全部買って行った。
その男性客は「予約注文」の方法があることを知らなかったようだ。

 「予約注文」はお客さまにとっては必要とする日に希望の生産者の新鮮野菜を確実に手に入れられ、生産者にとっても計画的な収獲が可能となるメリットがある。
店側としてもスーパーとの「差別化」を図る強力な武器となり得るので、これを活用しない手はないと日頃から思っていたが、今朝のお客さま対応で改めてPRの必要性を感じた。

今「新鮮館おおまち」では生産者からの意見・要望を収集しているので、この機会に提案してみたいと思っている。



日曜日は「道の駅」に出荷すればかなりの数量が捌けるのを重々承知しつつ、収穫適期には一日早いと判断し明日の枝豆の出荷は「取り止め」と決めた。
「庄内シリーズ」の後半戦は、写真の畑で月曜日からスタートする。
好天続きなので明日一日でもかなり実が熟するものと期待している。
(左上の畑の土手は先日バックホーで削り取ったままとなっているが、明日にはトラクターで耕して大根等の種を播く予定)
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生物の多様性

2010-09-03 20:50:59 | 自然
詳しいことは分からないが今年は国連が定めた「生物多様性年」とのこと。

家の前を流れる久保川流域は多様な生態系が残っていて各種調査の対象となっているが、その貴重な生態系を外来のウシガエルやブラックバスが破壊しつつあるらしい。
そんな外来種を壊滅すべくボランティア(?)でウシガエルを捕獲し退治をしている人達が居る。
たまたま昨日は我が家の堤に捕獲網をしかけるというので、職場体験学習で来ている中学生も見学させて貰った。

その時に捕獲網の仕掛けを体験させてくれたことから、結果が気になる子供達が今日になって「何がかかっているか見てみたい」ということになった。

2kmほど離れた所にある旧農高の実習地の堤では「一つの網に蝮が四匹も入っていた」と聞いていたのでハラハラドキドキで気持ちが悪かったが、幸い小さなウシガエルが数匹入っているだけだった。



三人の中学生の中でS君は「蛇が嫌いではない」とのことで、昼食休憩時間はいつも門口周辺の草叢で蛇探しをしていた。
なんと、初日にヤマカカシを発見し尻尾を手で掴んだら「腹筋を使って攻撃して来た」と聞いてビックリさせられた。
そもそも「蛇が苦にならない人が居る」ということ自体が蛇嫌いのオジサンには驚異の世界だが、「人間にも多様性がある」ことの証明なのかもしれない。
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「庄内五号」がフィーバ

2010-09-02 21:42:31 | 野菜
出荷二週目に入った枝豆「庄内五号」の美味しさがお客さまに認知され、日々事前予約が入るような盛況振りとなっている。
残念ながら作付時期をずらしている関係で収獲適期の「畑の在庫」が少なくなり、需要に見合う出荷量を確保できない状況になってしまった。
しかし、この綱渡り的な出荷は日曜までで月曜日からは一気に供給量を増やすつもりでいる。



「美味しい枝豆シリーズ」として「湯あがり娘」⇒「庄内五号」⇒「かほり豆」⇒「秘伝」とタスキを繫げ、コンスタントに出荷を続ける構想は今までのところ順調に推移している。
「真打ち」となる「秘伝」の除草も「職場体験」の中学生の応援を得て今日で完了した。
あとは「実りの秋」を待つのみとなった。
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見直しの種は尽きまじ

2010-09-01 21:51:49 | 野菜
何年かかけ圃場の改善を殆んど済ませたので「バックホーの出番は既に無くなかったか」と思いきや、さに有らず。
後山の畑の下畦は排水を阻害するのみならず、幅が広く長いので草刈りの稼働も大きな負担となっていた。
田んぼの畦道撤去がヒントとなり「畑ならもっと不要なはず」と思いついた。

撤去してみたら、作付面積が広くなるだけでなく下の畑の「日当り」が改善されるという副次効果もあった。



本来なら冬場の仕事となるところだが、トウモロコシや枝豆の収獲を終えて空いた畑から順次工事を始めた。
改善するなら早めに着手し秋・冬野菜の種まき前に済ませたいと思った次第。
それに、この猛暑の中での肉体労働は厳しいが、バックホーやトラクターの運転は逆に好都合という事情もあった。
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