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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



全英オープンゴルフ・第3日目(TV朝日)


この地の羊飼いが始めたというゴルフ。グリーンのまわりから、一流のプロ選手たちがパターを使ってカップを狙う姿は、発祥の時と場所を彷彿させる。

第134回全英オープンゴルフ。今年の会場は、聖地、セント・アンドリュース。
3日目までが終わって、首位はタイガー・ウッズ(-12)。そして、6打差以内で18人が追いかける混戦となっている。

3日目までを振り返ると、定年を迎えた帝王ニクラウスが予選落ちし、一緒にラウンドしたかつての新帝王ワトソンがどうにか予選通過。そして、現在の帝王タイガー・ウッズがトップを走る。否、走るという表現は適当でないかもしれない。走りかけながらも、ブレーキがかかる。風が、ブッシュがタイガーの行く手に立ちふさがる。追っ手を引き離そうとチャンレンジするタイガーが聖地の罠にはまる一方、追いかける者たちは、みな安全第一で罠からうまく逃れてきた。

しかし、最終日、タイガーを追う者は、カップを狙う者はチャレンジしなければならない。そして、チャレンジャーには、きっと聖地の罠が牙をむくはずだ。

タイガーに、そして聖地の罠に勝てる者が現れるのだろうか。
全英オープン最終日。タイガーが勝つにしても、勇気ある挑戦者が逆転するにしても、ドラマティックなものになるにちがいない。

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