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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



第1ポット:ドイツ、ブラジル、アルゼンチン、フランス、イタリア、イングランド、スペイン、メキシコ
第2ポット:エクアドル、パラグアイ、トーゴ、ガーナ、コートジボワール、アンゴラ、チュニジア、オーストラリア
第3ポット:オランダ、チェコ、ウクライナ、ポルトガル、スイス、ポーランド、クロアチア、スウェーデン
第4ポット:セルビア・モンテネグロ、米国、コスタリカ、トリニダード・トバゴ、サウジアラビア、韓国、日本、イラン


昨日、FIFAは12月9日にライプツィヒでおこなわれる2006年ワールドカップの組み合わせ抽選のシードを発表した。この時点で、「死のグループ」に入ることが決まった国がある。セルビア・モンテネグロと韓国だ。

セルビア・モンテネグロは、スペインやベルギーといった強豪を相手に、6勝4引分無敗、得点16失点1という成績で、見事にグループ1位で欧州予選を通過した。しかし、今回、ドイツに臨む欧州14カ国のなかでのFIFAランクがもっとも低い(47位)という理由で日本や韓国などアジア代表と同じポットにまわされた。この結果、セルビア・モンテネグロの組には、第1ポットから、ブラジル、アルゼンチン、メキシコのいずれか、第2ポットのアフリカ代表、第3ポットの欧州代表のいずれかが入ることになった。例えば、アルゼンチン、チュニジア、オランダ、セルビア・モンテネグロというグループができる可能性がある。どこの国が優勝してもおかしくはない、まさに「死のグループ」だ。個人的には、セルビア・モンテネグロと、アルゼンチンやオランダとの対戦を見てみたい。セルビア・モンテネグロが過去の大会のリベンジを果たせるか。

一方の韓国。アジア代表として第4ポットに属しているが、前回大会ベスト4の実績を持つ国である。そこに、シードされた第1ポットの強豪、第2ポットの欧州代表が加わる。スペインやポルトガルと一緒になる可能性もある。いったい、どんな試合になるのだろうか。いつの大会でも怪しい噂がつきまとうW杯の抽選会だけに、きっとどちらかの対戦は実現するに違いない。

セルビア・モンテネグロと韓国。自らが存在するために「死のグループ」ができてしまう。だから、「死のグループ」から逃れることができない。日本以上に、セルビア・モンテネグロと韓国の動向に注目したくなるのである。

※2002年大会の抽選会のときには、組み合わせが決まった3時間後に、こんなものをアップしていました。今回はどうするか。ただいま検討中です。



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