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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



毎週火曜日は、サッカー専門誌の「サッカーマガジン」と「サッカーダイジェスト」の発売日だ。ぼくは、長年の習慣から「マガジン」を買っている。

昨日、発売の「マガジン」の特集は、「2007年Jリーグ全選手写真名鑑」だった。そして、表紙には「どこよりも早い!」とあった。ん?

駅の売店で隣に並んでいたダイジェストの特集は、「2007年に翔ける!!」(何て読むのだろうか?)で、ザルツブルグに移籍した宮本とアレックスの特集だった。

昨年までだったら、まるで示し合わせたように(実際に示し合わせていたと思うが)、Jリーグの選手名鑑は、同じ発売日に、同じような中綴じ別冊になっていたものだ。

しかし、今年は違った。どうしてか?何があったのか?昨年の夏から秋にかけて、両誌の編集長が替わったことに関係があるのだろうか。

今まで、国内のサッカーを中止に扱ってきたサッカー雑誌として、ライバルでありながらも共存共栄路線をとってきたが、今シーズンからは、もっと競い合っていこうということなのかもしれない。

互いの足を引っ張るのではなく、競合共栄になれば、サッカーファンとしてうれしいのだが……。


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カノッサの屈辱
(2007/2/6 1:08~ フジテレビ)

ぼくが好きだった深夜番組「カノッサの屈辱」(1990年から1991年にかけて放送)が、「2007バブルへGO!!スペシャル」として、一夜限りの復活をはたした。

この番組には、特別な思い出がある。当時、ぼくが担当していた某スポンサーが欲しがった、番組に出てきた絵(もちろんフェイク)を、山田美保子さん(構成をしていた)に頼み込んで、いただいたことがある。曙橋のフジテレビの敷地内に建てられていたスタッフルームにとりにいったなぁ。

当時を思い出して、1991年に出版された「カノッサの屈辱」の本(写真)も引っぱり出してみた。やっぱりよくできている。アマゾンのユーズドで何千円もするのもうなずける。

番組が始まった。なつかしいタイトルバックと音楽。故仲谷昇にかわって伊武雅刀が教授を務める。テーマは「携帯電話」。中世ヨーロッパ史にみたてて「携帯の歴史」を語る展開は、まさに「カノッサの屈辱」だった。

しかし、昔ほどの深みが感じられなかったのは、ぼくだけだろうか。「ダジャレ」に走りすぎ、それだけに終わってしまっていたように思った。昔の「カノッサの屈辱」を再現することにこだわりすぎたのではいないか。

「カノッサの屈辱」は、今をときめく作家「小山薫堂」の出世作と言える番組である。しかし、昨晩、放送された番組の制作スタッフのなかに、「小山薫堂」の名前はなかった。もし、彼がスタッフに加わっていたら、もう少しスパイスの効いた内容になっていたのではないかと思う。

直前の番組「登竜門・フェイク・オフ・完全なる相関図」とあわせての視聴率は4.1%(ビデオリサーチ)だった。


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