行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第51節  ファジアーノ岡山戦

2009-12-05 09:05:07 | カターレ富山
長かった今シーズンも、いよいよ最終節。ホームに同期のファジアーノ岡山を迎えます。
3月の開幕戦に福岡まで行ったのが、ついこのあいだのよう。以来、8ヶ月。51試合なんて、どんな長丁場だ、と思っていたものの、今日ここに至っては、あっという間でした。
最終戦の相手は、去年も同じくホームで最終戦を戦った岡山。ともにJ2昇格が決まり、互いの健闘を誓ってから1年。ライバルに、この1年の総決算を見せるときです。
ここに至っては、願いはただひとつ。勝って、今季を締めくくれ!

10月の天皇杯2回戦以来となる、岡山との対戦。PK戦での勝利ということで、実質的には引き分けといったところでしょう。チームはそれ以来勝ち星がなく、ことリーグ戦のホームゲームでは4ヶ月も勝てていません。
それでも。それでも、この最終戦に勝つのと負けるのでは、天と地ほどの違いがあると言えましょう。勝利に対する渇望を満たし、結果を示さねば。
岡山側も、この最終戦には並々ならぬ決意をもって挑んでくるはず。現在最下位とはいえ、勝利を挙げれば脱出の可能性もある。なにより、地域リーグからJFL、そしてJ2とチームを導いてきた功労者・手塚監督のラストゲームに華を添えるべく、全力でかかってくることでしょう。
とはいえ、ラストゲームに華を添えたいのは、こちらとて同じ。景山、今井、藤川、萩原、江﨑、菅野の各選手が契約満了、小田切選手の現役引退、平地コーチの退団、そして副島ヘッドコーチの契約満了が先だって発表されました。彼らにとっても、この試合はカターレ富山ラストゲーム。勝利を飾って見送りたい、それに尽きます。

お互いに負けられない試合ながらも、勝者となれるのは1チーム。去年の両チームにとってのJFL最終戦はドローとなりましたが、来期以降も続くライバル対決のことを思えば、この試合にドローは要りません。特別な思いこそあるものの、裏を返せば「51試合中の1試合」なのだから。その1戦を懸命に戦い、勝利を目指す。大事なことは至ってシンプルです。現在13位のカターレが岡山よりも上位にいる理由を、実力をもって示してやろうじゃないか、と。

悲喜こもごも、様々な思いがあったJリーグ初年度。振り返るのはまだ早い。この最終戦を戦った後、そして、勝った後で充分です。
ホームゲームで勝つこと、サポーターと選手・スタッフが一体となって歓喜に包まれる、あの感動を思い出せ!
有終の美を飾れ!勝たれ!富山!!