行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】東日本大震災復興支援チャリティーマッチ アルビレックス新潟戦

2011-04-16 23:53:20 | カターレ富山
先の大震災に被災された方々に、サッカーを通じて勇気を届けるべく開催されるチャリティーマッチ。J1のアルビレックス新潟と対戦します。
リーグ再開、ホーム開幕戦を間近に控え、戦術や選手をいろいろ試してみるトレーニングマッチ、フレンドリーマッチというよりは、より実戦を意識した試合となること請け合いでしょう。
名実ともに確実に格上のチームを相手に、どれだけやれるのか。この1ヶ月あまりの中断期間を実のあるものにできているのか。
地元のファン・サポーターのまえで、カターレの力を思う存分出し切り、難敵に立ち向かって行かなくては。

中心選手としてチームを引っ張ってきたマルシオリシャルデスの移籍により、戦力ダウンを危惧する声もあったものの、それを補う補強、チーム作りを進めた新潟。その成果が、開幕戦でいきなり発揮されることとなりました。
久しぶりのJ1復帰となるホーム開幕戦を勝利で飾ろうと息巻いていた福岡に対し、ミシェウ、ブルーノ・ロペスら外国籍選手らの活躍によって3-0と圧倒。力の差を見せつけて勝利しました。
第1節のみとはいえ、目下J1首位タイの新潟。リーグ再開を見据え、格下とはいえ容赦なく挑みかかってくることでしょう。歴然とした差があるであろう、いわゆる個の力において、どれだけ対処できるかが問われることとなりそうです。

対して、カターレ。
昨年6月のプレシーズンマッチにおいて、当時J1だった京都に勝利したことこそあります。ですが、あのときは相手のコンディションが万全でなかったことや降雨の影響など、様々な要素が絡んでのことでした。なにより、メンバーの入れ替わりや新フォーメーションなど、いまやほとんど別チーム。あまり参考にはならないでしょう。
今回、ホーム戦ということ以外にとりたてて有利もない中で、本気を出してくるJ1チームに対して、どこまでやれるのか。個の力で劣ることは想定内。ならば、組織力で、チームの売りであるところの3-3-3-1というフォーメーションで対応するしかない。その武器を、果たして格上相手にも遺憾なくふるうことができるかどうか・・・。いや、できるかではなく、やるしかないのですが。
先日の松本山雅とのトレーニングマッチでは、攻撃の形こそ作りながらも、フィニッシュ精度がなっていなかったせいで無得点、結果、敗れてしまいました。その反省を踏まえつつ、どこまで通用するのかを見定めねばなりません。

1月のチーム始動からこっち、ほとんどを格上と組んだトレーニングマッチを経て、トライアンドエラーでチームのスタイルを煮詰めてきたカターレ。まさしく、スローガンの通り「一歩一歩」精度を磨いてきました。
実力差は、あってあたりまえ。だからといって、それが負けていい理由にはなりません。それは、再開してからのリーグ戦においても、同じことがいえます。たとえばFC東京などは、J2では反則級の戦力とも言われていますが、それを打ち破らねばならない。それを思ったとき、この本気でかかってくる新潟戦の、なんとありがたいことかと。
個としては劣っても、チームとしてまで負けるわけにはいかない。その気持ちを、是非プレーに乗せて、敢然と立ち向かってほしいです。

どのような結果が待ち受けていようとも、なにより、なかなか得難い経験であることは事実。
ならば、それを十二分に活かさねば。
困難な状況に直面しても、決してくじけずに立ち向かう勇気---まさに、このチャリティーマッチの本分ともいえることかと。
ならばこそ、カターレ選手たちには、全力プレーでもってその思いの丈を伝えてほしいです。

相手にとって不足無し!力を示せ!気持ちを乗せろ!
勝たれ!富山!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする