1-1のドロー。
新シーズンの始まりとなる3月を勝って締めくくるべく臨んだ今節でしたが、結果はシーズン初の引き分け。3勝1分け2敗と勝ち越して4月を迎えることが出来たものの・・・やはり、勝ちたかった試合でした。
開始7分という早い時間に狙い通りの先制点を挙げることに成功したものの、そこから一気呵成に攻め立てることができず。追加点を奪うことができないまま、後半追いつかれてしまい、なおも相手のペース。しかしながら、そこで踏ん張って逆転を許さず、ドローで最低限勝ち点1を得ることに成功しました。
やはり、調子の波はまだあるようで。
長崎戦ほどあからさまに悪い内容ではなかったし、好調ではないにせよ、やりたいサッカーを見せてはいました。けれど、それをチーム全体の勢いとして攻撃の力に、得点にまで結びつけることが出来ていなかったというか。
それでいて、追いつかれはしたものの、そこから崩れて逆転負けを喫してしまうという展開―――去年何度となく見せられてしまった敗戦のようには、なりませんでした。
先制しながら勝てなかった悔しさと同時に、追いつかれさらに攻めたてられながらも負けなかったという安堵感。
またしても熊本に勝てなかったという無念さは残りますが、それでも最低限の勝ち点1は確保し、6位に踏みとどまっている状況。
この勝ち点を無駄にしないためにも、これからが重要となります。
ホーム初勝利を狙う熊本にとって、まず気を付けなければならなかったことは先制点を与えないことだったのではないかと。それに対し、試合開始早々に西川が今季初ゴールとなる先制点を決め、リードを奪いました。
6試合目にして初得点となりますが、ここまでFW陣が無得点だったこともあり、責任も感じていたのではないでしょうか。「最近の試合で裏へ勝負しない時間が長かったので、最初はそういう時間を無くして裏を取りに行こうと話していた」とのこと。
まさに、有言実行。大西が上げた裏へ抜けるボールに猛然と追いすがると、そのまま冷静に放ったシュートはファーサイドのネットを揺らしたのでした。
昨季は5ゴールを挙げましたが、それらと比べても納得の、いかにも彼らしいインテリジェンスを感じるゴールであったように思います。一瞬の判断の的確さというか。
個人的にも、期待している選手として思い入れがあります。ひとつ結果を出してスイッチが入ったからには、今後も活躍してくれることを願わずにはいられません。
しかし、先制点を挙げたものの、そこからペースをつかむには至らず。
ミスも多く、京都戦に比べてプレーのクオリティも低かったように思います。長崎戦ほどひどくはなかったし、きちんとボールに対して複数で寄せるなどの約束事は守られていたことはよかったのですが。
6試合連続失点となった熊本に追い打ちをかけてシュンとさせてしまうほどの攻撃が出来ていたならば、また違ったのでしょうが・・・。
そんななか、24分という予期せぬタイミングで御厨が肉離れ?で負傷退場。急遽、吉井が今季初出場することとなりました。
その直後の前半27分にはゴールポスト直撃、うまいこと跳ね返って事なきを得るという冷や汗モノの場面も。いかんともしがたい展開が続きました。
後半開始時に熊本は北嶋を投入、63分にファビオと、反撃への明確なスイッチを入れてきた熊本。
それに対してカターレは75分、國吉に代えて敬介を投入したのですが・・・その直後の77分。MF黒木晃平に決められてしまい、同点に。
鳥栖からレンタル移籍で熊本に加入した黒木。元チームメイトとして國吉との対戦を楽しみにしていたのだとか。その國吉が退いた直後に決められたのは、皮肉というかなんというか。
シュート数では後半の熊本5本に対してカターレは9本と上回っていたものの、その数字ほどの印象はありませんでした。
有効なシュート、脅威を与えるシュートが上回っていたとは言えず・・・むしろ、脅威という意味においては熊本のほうが勝っていたようにも思えた内容でした。
そのままお互い同点で迎えたアディショナルタイム。
予定の3分をなお超えて、熊本のCK。そこでファビオがヘッド!、しかし守田が懸命に手を伸ばして掻き出し、ゴールを許さない!
そして、試合終了のホイッスル。
1-1のドロー決着となりました。
去年であれば、負け試合だったと思います。同点にされてシュンとなって崩れてしまうか、はたまた最後の最後、アディショナルタイムに劇的逆転ゴールを許して負けてしまっていたか。
しかし、そうはなりませんでした。
最後まで集中力を切らさず、苦しくとも根を上げませんでした。そこから得た勝ち点1は、最低限の結果とはいえ、ポジティブにとらえてよいと思います。
一方で、せっかくの先制点を活かせず、勝ちに結びつけることが出来なかった試合でもあります。
追加点を挙げることが出来なかった。なかなかいい形に持っていくことが出来なかった。
やはり、得点力不足に関してはまだまだ改善しなければならないようで。
1点より、2点。2点より3点。
得点なくして勝利なし。
これから強豪との対戦が続くことを鑑みれば、得点力アップは待ったなしの課題です。
6試合で勝ち点10。去年のことを思えば合格点が与えられるに足る結果です。
しかし、だからこそ。
これに満足することなく、さらに貪欲に勝利を希求していかなければ。
さらに精進を重ねていかなければなりません。
新シーズンの始まりとなる3月を勝って締めくくるべく臨んだ今節でしたが、結果はシーズン初の引き分け。3勝1分け2敗と勝ち越して4月を迎えることが出来たものの・・・やはり、勝ちたかった試合でした。
開始7分という早い時間に狙い通りの先制点を挙げることに成功したものの、そこから一気呵成に攻め立てることができず。追加点を奪うことができないまま、後半追いつかれてしまい、なおも相手のペース。しかしながら、そこで踏ん張って逆転を許さず、ドローで最低限勝ち点1を得ることに成功しました。
やはり、調子の波はまだあるようで。
長崎戦ほどあからさまに悪い内容ではなかったし、好調ではないにせよ、やりたいサッカーを見せてはいました。けれど、それをチーム全体の勢いとして攻撃の力に、得点にまで結びつけることが出来ていなかったというか。
それでいて、追いつかれはしたものの、そこから崩れて逆転負けを喫してしまうという展開―――去年何度となく見せられてしまった敗戦のようには、なりませんでした。
先制しながら勝てなかった悔しさと同時に、追いつかれさらに攻めたてられながらも負けなかったという安堵感。
またしても熊本に勝てなかったという無念さは残りますが、それでも最低限の勝ち点1は確保し、6位に踏みとどまっている状況。
この勝ち点を無駄にしないためにも、これからが重要となります。
ホーム初勝利を狙う熊本にとって、まず気を付けなければならなかったことは先制点を与えないことだったのではないかと。それに対し、試合開始早々に西川が今季初ゴールとなる先制点を決め、リードを奪いました。
6試合目にして初得点となりますが、ここまでFW陣が無得点だったこともあり、責任も感じていたのではないでしょうか。「最近の試合で裏へ勝負しない時間が長かったので、最初はそういう時間を無くして裏を取りに行こうと話していた」とのこと。
まさに、有言実行。大西が上げた裏へ抜けるボールに猛然と追いすがると、そのまま冷静に放ったシュートはファーサイドのネットを揺らしたのでした。
昨季は5ゴールを挙げましたが、それらと比べても納得の、いかにも彼らしいインテリジェンスを感じるゴールであったように思います。一瞬の判断の的確さというか。
個人的にも、期待している選手として思い入れがあります。ひとつ結果を出してスイッチが入ったからには、今後も活躍してくれることを願わずにはいられません。
しかし、先制点を挙げたものの、そこからペースをつかむには至らず。
ミスも多く、京都戦に比べてプレーのクオリティも低かったように思います。長崎戦ほどひどくはなかったし、きちんとボールに対して複数で寄せるなどの約束事は守られていたことはよかったのですが。
6試合連続失点となった熊本に追い打ちをかけてシュンとさせてしまうほどの攻撃が出来ていたならば、また違ったのでしょうが・・・。
そんななか、24分という予期せぬタイミングで御厨が肉離れ?で負傷退場。急遽、吉井が今季初出場することとなりました。
その直後の前半27分にはゴールポスト直撃、うまいこと跳ね返って事なきを得るという冷や汗モノの場面も。いかんともしがたい展開が続きました。
後半開始時に熊本は北嶋を投入、63分にファビオと、反撃への明確なスイッチを入れてきた熊本。
それに対してカターレは75分、國吉に代えて敬介を投入したのですが・・・その直後の77分。MF黒木晃平に決められてしまい、同点に。
鳥栖からレンタル移籍で熊本に加入した黒木。元チームメイトとして國吉との対戦を楽しみにしていたのだとか。その國吉が退いた直後に決められたのは、皮肉というかなんというか。
シュート数では後半の熊本5本に対してカターレは9本と上回っていたものの、その数字ほどの印象はありませんでした。
有効なシュート、脅威を与えるシュートが上回っていたとは言えず・・・むしろ、脅威という意味においては熊本のほうが勝っていたようにも思えた内容でした。
そのままお互い同点で迎えたアディショナルタイム。
予定の3分をなお超えて、熊本のCK。そこでファビオがヘッド!、しかし守田が懸命に手を伸ばして掻き出し、ゴールを許さない!
そして、試合終了のホイッスル。
1-1のドロー決着となりました。
去年であれば、負け試合だったと思います。同点にされてシュンとなって崩れてしまうか、はたまた最後の最後、アディショナルタイムに劇的逆転ゴールを許して負けてしまっていたか。
しかし、そうはなりませんでした。
最後まで集中力を切らさず、苦しくとも根を上げませんでした。そこから得た勝ち点1は、最低限の結果とはいえ、ポジティブにとらえてよいと思います。
一方で、せっかくの先制点を活かせず、勝ちに結びつけることが出来なかった試合でもあります。
追加点を挙げることが出来なかった。なかなかいい形に持っていくことが出来なかった。
やはり、得点力不足に関してはまだまだ改善しなければならないようで。
1点より、2点。2点より3点。
得点なくして勝利なし。
これから強豪との対戦が続くことを鑑みれば、得点力アップは待ったなしの課題です。
6試合で勝ち点10。去年のことを思えば合格点が与えられるに足る結果です。
しかし、だからこそ。
これに満足することなく、さらに貪欲に勝利を希求していかなければ。
さらに精進を重ねていかなければなりません。