2-1で勝利!!
第9節・岐阜戦以来となる8試合ぶりの勝利を、見事に成し遂げました!!
6連敗中だった難敵・徳島を下しての勝ち点3。決めてほしかった苔口・西川の両FWが得点しての勝利。
3連敗中だった悪い流れを断ち切るがめにチームが一丸となって勝利を目指したその努力が、結果となって報われました。
前節と同じく試合終了後に挨拶に来た選手たちを写真に収めましたが、やはり、勝利した試合のそれは全く違います。まさに、格別!!
反攻の6月、その初戦で勝利。反撃の嚆矢は放たれました。
ここからだ!ここからリスタートだ!
雨天だの強風だの、なかなか天候に恵まれず、さらには結果にも恵まれなかったこのところのホーム戦。
13時開始で気温28度と暑いくらいでしたが、それでも久々に天気がよかったならば、結果も良いものにしなくては!という今節でした。
ヨンドクの出場停止にともなってメンバー構成も変更せざるを得ない状況でしたが、そこで監督は、舩津のMF起用を選択しました。3バック体制は変わらないものの、吉井・御厨・平出という今季初となる組み合わせ。そこに大西とのダブルボランチとして舩津がひとつポジションを上げる、といった布陣でした。
一昨年は、むしろMFとしての起用のほうが多かったくらいだった舩津。それだけにポジション的な不安こそなかったのですが、問題は、前節のショックを引きずっていないかどうか。
「一度スタメンを外して頭を冷やさせてもよかったが、彼は多くのサポーターに支えられている選手なので試合に出る義務がある。がむしゃらにプレーしてほしいと思って中盤で起用した」と、監督。
その期待に応え、結果を出さねばならない今節でした。
試合は、いきなり動きました。
試合開始からわずか4分。素早いスローインからフリーの状態で大西がクロスを上げると、試合の入りで集中し切れていなかった徳島選手は対応しきれず。そこをドンピシャのタイミングで合わせた苔口がヘッド!大西と目が合ってタイミングもばっちりだったという会心のゴールで欲しかった先制点を挙げたのでした。
これまで6連敗中だった徳島には得点を挙げることすらままならない状況が続いてきましたが、それを見事に打ち破ってみせたのでした。
苔口はここ4試合で3得点。ストライカーとしてノってきた感があります。
とはいえ。
安心は、出来ませんでした。
栃木戦にしても、そう。福岡戦にしても、そう。これまで、幸先よく先制しながらも、それを勝利につなげられずに敗れてきているから。
たとえ先制したとして、それは単に勝つ権利を得ただけに過ぎない。得点を挙げたからこそ、しっかりと集中する必要がありました。
一気に突き放せればよかったのですが、やはり、徳島もさるもの。個としての能力は、やはり相手のほうが上でした。
ボール支配率は、徳島のほうが上。技術的なところを見てもそう。
2トップの津田、キム ジョンミンに対して縦のボールを入れられ、危ない場面もありました。
一方で。
期待に応えたい舩津のプレーぶりには、見ていてはっきりわかるほどの気迫がにじみ出ていました。
隙あらば果敢にインターセプトを狙っていくような積極性がプラスとなって発揮されていることは明らかで、スタンドのサポーターからも感嘆の声が上がっていました。
その気迫がチームにも伝わっていたのでしょう。徳島にボールを支配されつつも、だれも慌てることなく、集中していたのでした。
1-0で前半を折り返し、後半戦へ。
やはり、安心はできませんでした。追加点を挙げて突き放すことができなければ、いつでも追いつき、逆転されてしまう可能性だってあったのだから。
後半開始から地元富山出身の大崎 淳矢を投入し、巻き返しを図る徳島。
前半同様、後半もボール支配率は徳島のほうが上。そのなかでも粘り強く対応しながらチャンスをうかがう時間が続きました。
そして迎えた77分。
左サイドでボールを受けた朝日が切れ込み、中央へマイナスのボール。苔口に代わって途中出場の西川に渡ると、1人をかわして左足を振りぬき、シュート!冷静に蹴りこんだボールがネットを揺らし、待望の追加点!
ここぞという場面で決めるべき選手が決めたゴールに、スタジアムはこの日一番の熱狂に包まれたのでした。
ただ、2点差としても油断などできませんでした。なにせ、徳島には2点差をひっくり返されて敗れた苦い経験もあることだし。
そんな懸念を知ってか知らずか、80分。ペナルティエリア内で吉井がキム ジョンミンを倒してしまい、PK。これを津田に決められ、1点を返されることに。
8試合ぶりの勝利を目指した今節ですが、やはり、勝つということは生易しいものではなかったようで。
それでも、勝ちたければやるしかない。この期に及んで勝ち点3を逃すことなど、ありえない。
緊迫した状況の中、気を緩めることなど許されませんでした。4分のアディショナルタイムの、長かったこと。
そして。ついに、そのときが。
試合終了。7戦連続勝ちなしをストップさせる、3連敗をストップさせる、そして対徳島戦6連敗をストップさせる、待望の勝利を手にしたのでした。
2か月以上にわたって遠ざかっていましたが、県総にまた歓喜が戻ってきました。
勝利のために、全力を尽くして戦い抜いた選手たち。その中でも人一倍この試合に賭けていた舩津。ゴール裏に挨拶に来たとき、その目には涙が。
信じて貫き、勝ち取った勝利。その重さというものを、選手・スタッフ、そしてファン・サポーター、関係者すべてで分かち合ったのでした。
徳島の側も、富山キラーとも言える衛藤がケガで欠場など、万全でなかった部分はあります。また、試合内容においても「本調子ならこんなもんじゃないだろ」と感じるものであったかと。
実力でねじ伏せて勝った、などとは、思えません。PKの献上についてもそうですが、やはり、反省すべき面も少なくない試合でした。
それでも、勝った。
これまで、内容は良かったにもかかわらず勝利という結果がついてこなかった試合も何度もあっただけに、今節、しっかりと勝ち点3を奪うことが出来たということは、自信に、力にしていかねばならないところです。
やればできるということを、再確認。そして、勝利の味を再確認。
ここがまた、スタートライン。
この勝利を、まぐれ勝ちで終わらせないために。巻き返しの起点とするために。
1週間後、また県総で迎えることになる次節。狙うは、連勝。
勝って兜の緒を締めよ。
この試合で得た手ごたえを、次なる勝利につなげなければ。
第9節・岐阜戦以来となる8試合ぶりの勝利を、見事に成し遂げました!!
6連敗中だった難敵・徳島を下しての勝ち点3。決めてほしかった苔口・西川の両FWが得点しての勝利。
3連敗中だった悪い流れを断ち切るがめにチームが一丸となって勝利を目指したその努力が、結果となって報われました。
前節と同じく試合終了後に挨拶に来た選手たちを写真に収めましたが、やはり、勝利した試合のそれは全く違います。まさに、格別!!
反攻の6月、その初戦で勝利。反撃の嚆矢は放たれました。
ここからだ!ここからリスタートだ!
雨天だの強風だの、なかなか天候に恵まれず、さらには結果にも恵まれなかったこのところのホーム戦。
13時開始で気温28度と暑いくらいでしたが、それでも久々に天気がよかったならば、結果も良いものにしなくては!という今節でした。
ヨンドクの出場停止にともなってメンバー構成も変更せざるを得ない状況でしたが、そこで監督は、舩津のMF起用を選択しました。3バック体制は変わらないものの、吉井・御厨・平出という今季初となる組み合わせ。そこに大西とのダブルボランチとして舩津がひとつポジションを上げる、といった布陣でした。
一昨年は、むしろMFとしての起用のほうが多かったくらいだった舩津。それだけにポジション的な不安こそなかったのですが、問題は、前節のショックを引きずっていないかどうか。
「一度スタメンを外して頭を冷やさせてもよかったが、彼は多くのサポーターに支えられている選手なので試合に出る義務がある。がむしゃらにプレーしてほしいと思って中盤で起用した」と、監督。
その期待に応え、結果を出さねばならない今節でした。
試合は、いきなり動きました。
試合開始からわずか4分。素早いスローインからフリーの状態で大西がクロスを上げると、試合の入りで集中し切れていなかった徳島選手は対応しきれず。そこをドンピシャのタイミングで合わせた苔口がヘッド!大西と目が合ってタイミングもばっちりだったという会心のゴールで欲しかった先制点を挙げたのでした。
これまで6連敗中だった徳島には得点を挙げることすらままならない状況が続いてきましたが、それを見事に打ち破ってみせたのでした。
苔口はここ4試合で3得点。ストライカーとしてノってきた感があります。
とはいえ。
安心は、出来ませんでした。
栃木戦にしても、そう。福岡戦にしても、そう。これまで、幸先よく先制しながらも、それを勝利につなげられずに敗れてきているから。
たとえ先制したとして、それは単に勝つ権利を得ただけに過ぎない。得点を挙げたからこそ、しっかりと集中する必要がありました。
一気に突き放せればよかったのですが、やはり、徳島もさるもの。個としての能力は、やはり相手のほうが上でした。
ボール支配率は、徳島のほうが上。技術的なところを見てもそう。
2トップの津田、キム ジョンミンに対して縦のボールを入れられ、危ない場面もありました。
一方で。
期待に応えたい舩津のプレーぶりには、見ていてはっきりわかるほどの気迫がにじみ出ていました。
隙あらば果敢にインターセプトを狙っていくような積極性がプラスとなって発揮されていることは明らかで、スタンドのサポーターからも感嘆の声が上がっていました。
その気迫がチームにも伝わっていたのでしょう。徳島にボールを支配されつつも、だれも慌てることなく、集中していたのでした。
1-0で前半を折り返し、後半戦へ。
やはり、安心はできませんでした。追加点を挙げて突き放すことができなければ、いつでも追いつき、逆転されてしまう可能性だってあったのだから。
後半開始から地元富山出身の大崎 淳矢を投入し、巻き返しを図る徳島。
前半同様、後半もボール支配率は徳島のほうが上。そのなかでも粘り強く対応しながらチャンスをうかがう時間が続きました。
そして迎えた77分。
左サイドでボールを受けた朝日が切れ込み、中央へマイナスのボール。苔口に代わって途中出場の西川に渡ると、1人をかわして左足を振りぬき、シュート!冷静に蹴りこんだボールがネットを揺らし、待望の追加点!
ここぞという場面で決めるべき選手が決めたゴールに、スタジアムはこの日一番の熱狂に包まれたのでした。
ただ、2点差としても油断などできませんでした。なにせ、徳島には2点差をひっくり返されて敗れた苦い経験もあることだし。
そんな懸念を知ってか知らずか、80分。ペナルティエリア内で吉井がキム ジョンミンを倒してしまい、PK。これを津田に決められ、1点を返されることに。
8試合ぶりの勝利を目指した今節ですが、やはり、勝つということは生易しいものではなかったようで。
それでも、勝ちたければやるしかない。この期に及んで勝ち点3を逃すことなど、ありえない。
緊迫した状況の中、気を緩めることなど許されませんでした。4分のアディショナルタイムの、長かったこと。
そして。ついに、そのときが。
試合終了。7戦連続勝ちなしをストップさせる、3連敗をストップさせる、そして対徳島戦6連敗をストップさせる、待望の勝利を手にしたのでした。
2か月以上にわたって遠ざかっていましたが、県総にまた歓喜が戻ってきました。
勝利のために、全力を尽くして戦い抜いた選手たち。その中でも人一倍この試合に賭けていた舩津。ゴール裏に挨拶に来たとき、その目には涙が。
信じて貫き、勝ち取った勝利。その重さというものを、選手・スタッフ、そしてファン・サポーター、関係者すべてで分かち合ったのでした。
徳島の側も、富山キラーとも言える衛藤がケガで欠場など、万全でなかった部分はあります。また、試合内容においても「本調子ならこんなもんじゃないだろ」と感じるものであったかと。
実力でねじ伏せて勝った、などとは、思えません。PKの献上についてもそうですが、やはり、反省すべき面も少なくない試合でした。
それでも、勝った。
これまで、内容は良かったにもかかわらず勝利という結果がついてこなかった試合も何度もあっただけに、今節、しっかりと勝ち点3を奪うことが出来たということは、自信に、力にしていかねばならないところです。
やればできるということを、再確認。そして、勝利の味を再確認。
ここがまた、スタートライン。
この勝利を、まぐれ勝ちで終わらせないために。巻き返しの起点とするために。
1週間後、また県総で迎えることになる次節。狙うは、連勝。
勝って兜の緒を締めよ。
この試合で得た手ごたえを、次なる勝利につなげなければ。