行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

不甲斐なし。「勝つべき試合」が「負けなくて良かった試合」に  Y.S.C.C.横浜戦

2015-06-08 20:44:31 | カターレ富山
1-1のドロー。
本当に、情けなさ過ぎてイヤになる。
決定機に決められない得点力の無さは相変わらずで、せっかくの自分たちのペースも活かされず。決められない時間が続くことでプレーが単調になり、雑にもなり。
そのうちに監督の言うところの「へんなポジション」で、まるで「決めてください」と言わんばかりの隙を作り、思い切りよくシュートされて失点。J22を除いた実質最下位・総得点ワーストタイだったクラブに勇気を与える先制点を献上することに。
北井の移籍後初ゴールが決まって前半のうちに追いつくことに成功したものの、そこからたたみかけることが出来ず。一向に改善しない勝負弱さというものを、あらためてまざまざと見せつけられることに。
後半もまた単調なプレーに終始。交代も奏功せず。それどころか、「最低限同点、あわよくば勝ち越し」と気合いを入れるYS横浜に押され、終了間際にはポストに救われるという冷や汗ものの事態も。
そして、試合終了。巻き返しのための勝利どころか、勝たなければならない試合を落としての連続勝ち無し継続。

上位対決では2位の長野が町田に敗れた一方で、首位の山口は4-0で危なげなく勝利し。
自分たちが連勝を続ける一方で上位クラブが取りこぼすのを期待しなければならないはずなのに、実際には真逆。
まったく、話になりません。
どうして、こうも期待を裏切ることばかりしてしまうのかと。
2試合連続で、前回対戦で勝ったクラブに勝てなかったという事実。
こんなていたらくで、いったいなにがしたいのかと。
優勝を宿命づけられたシーズンではなかったのかと。1年でのJ2復帰を成し遂げねばならなかったのではなかったのかと。
連続勝ち無しが続く下位クラブにすら勝てない、単なる雑魚チーム―――他クラブからの評価は、そんなところでは?

なんで、14試合も経過して・・・決めなければならないところできめられない、しなくていい失点を繰り返すという問題点が、まったく克服出来ないのかと。
去年、さんざん辛酸をなめさせられ続けたあげくの、ぶっちぎり最下位降格。希望というものが見出せないシーズンを送ることとなったカターレ。
それだけに、その反動として勝ち続けることを、J2復帰に邁進することを誰もが願っているにも関わらず。
現実は、去年の延長。
点が獲れない、不甲斐ない失点、そして、勝てない。
応援し続けるファン・サポーターを裏切り続けることしか、していない。そのことを、本当にわかっているのかと。わかっていたら、こんな無様を晒すことなどあり得ないはずなのに。

こんなタイミングで、次節は試合無し。
前回もそうでした。決して勝てなくはなかった展開で同点に追いついたにもかかわらず、勝ち越し点を許して敗れてしまった町田戦。
そこから1週の休みを経て気合いを入れて臨んだはずが、あえなく山口に零封負け。
繰り返さなければならないことは繰り返すことが出来ず、繰り返してはならないことだけは繰り返す・・・このままでは、また同じことになってしまいます。
この1週休みのあいだに、何か変われるでしょうか?
いや、変わらねばならないのは確定事項として。

勝たなければなにも変われない。そのために出来ることは全てやる―――その、あたりまえのことが、できるかどうか。
いや、やるしかないのですが。