行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第32節 AC長野パルセイロ戦

2017-11-19 05:09:28 | カターレ富山
前々節の秋田戦ではシーズン最悪の4失点で惨敗、そして3連敗。およそJ2復帰を目指すクラブとしてあるまじき失態を重ねてしまっているカターレ。
チームのあるべきかたちが定まっていない序盤戦などであればまだしも、シーズンの総決算とも言うべき今の状況で、この有り様。
理屈やなんやはどうでもいい、とにかく勝つんだ!・・・そうあらねばならないなか、その思いとは真逆に連敗。正直言って、失望を禁じ得ません。
試合なしとなった前節を経て、ホームで長野を迎え撃つ今節。1週間のインターバルを、暗闇を晴らす時間としてしっかり取り組んできたはず。その証明を、ホームのファン・サポーターに示さねばなりません。

上位他クラブの本来の勢いであれば、試合なしであった前節に目標達成失敗が確定していたはず。しかし、それらクラブが揃って勝てなかったがゆえに、今節まで可能性が消えずに残っています。
そう、上位クラブだからといって100%勝てるわけじゃない。だからこそ、追う側はしっかり勝ってプレッシャーをかけなければならないのが、このシーズン最終盤・・・であるにも関わらず。
現実は、連敗中。シーズン最悪のスコアとともに。どうにもやるせない気持ちです。
思い出されるのが3年前。降格が確定した試合。
その前のアウェイでの試合でも確定の可能性があり、実際に敗れてしまったものの、決まらず。
ホーム戦に持ち越され、試合に勝ったにも関わらず降格確定という、最悪なものでした。
今回もまた、その繰り返しだとでもいうのでしょうか。数字だけのごくごく僅かな可能性だけ残しておいて、ホームのファン・サポーターにわざわざつらい現実を突きつける、という。

だとしても。

だとしても、勝っても仕方ないなんてことにはならない。勝ったけれども失敗、ということになったとしても、それでも。
今シーズンここまでを、なかったことになどできないのだから。ならば、なおのこと。ここで無残に4連敗などしていたのでは、シーズンを通じていったい何をしていたのかわからなくなる。
だったら。
やるべきことは、決まりきっている。
それでも、勝つ。それだけです。

同じく昇格を目指しつつも、一足早く失敗が確定した長野。彼らとて、同じでしょう。
〝終わった〟から、あとはどうでもいい・・・そんなことはないはずで。
そもそも、数字だけとはいえ、まだカターレに可能性が残っているのは、前節沼津に勝った長野のおかげとも言えるわけで。
そんな長野が、実現性がほぼ無いとはいえ、昇格争いを続ける富山に牙を剥くのは当然。あたりまえに連勝を狙ってくるでしょう。
それを、返り討ちにしなければならない。生半可な思いでは、到底できないでしょう。
しかし、やらねばならない。
それでなくとも、前回対戦で敗れてしまった相手。負けっぱなしでいいはずがない。

期待したいのは、苔口。
無残に敗れてしまった秋田戦、FWとして、エースとして、役目を果たせませんでした。期待に応えられませんでした。
窮状を打開する力の発揮は、なんとなくでできるものなどでは決してなく。
積み重ねてきた力と、プライド。
それをここで発揮せずしてなんとするか。
前回対戦でもそうでしたが、今回の長野戦もまた、1点を争う試合となるはず。ワンサイドゲームとは考えにくいです。
だったら、なおのこと。
試合を決定づけるエースの一撃。ファン・サポーターの期待に応えてほしいです。

たとえ勝ったとしても、失敗確定となるかもしれません。
けれども。
後悔は、シーズンが終わってからすればいい。
勝利を追い求める姿勢に、曇りなどあってはならない。
連敗阻止は、言わずもがな。
ワンサイドゲームは考えにくい、とは書きましたが、だったら逆に。
堅守で鳴らす長野からゴールラッシュを成し遂げる勢いで。
むしろ、4失点の失態を4得点で取り返せ、という気概で。
結果で示せ!勝利で示せ!

勝たれ‼富山!!!!!!