行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第34節 鹿児島ユナイテッドFC戦

2022-11-19 17:31:49 | カターレ富山
2022シーズンも、残すところあと1試合。ホームで迎える最終戦で、鹿児島ユナイテッドFCと対戦します。
前節の結果、カターレのJ2復帰の可能性が完全消滅。悲願成就は、今年もまた成し遂げられないままとなってしまいました。
残り、1試合。勝っても負けても、結果が必達目標に影響を及ぼすことは、もはやありません。
それでも。
この試合の勝敗がどうあれ、ひとつ確実に言えるのは。
今年1月に2022シーズンのカターレとして結成されたチームが、このメンバーで公式戦を戦うことは、この試合が最後。
結成時からすれば、すでにイシさんこと石﨑前監督を欠いた状態ではありますが。
現時点で、西部の引退と姫野の契約満了が発表されています。契約更新をせずにチームを去ることとなる選手は、この2人ににとどまらず、さらに増えることとなるでしょうが。
いずれにせよ、今節を2022シーズンの締めくくり、集大成として戦いきらねばならない、ということに変わりはありません。
もちろん、勝って、笑って、有終の美を飾らねばならないことは言うまでもありません。

前節終了時点で5位の今治と6位の富山が昇格戦線から脱落。現時点で、3位の鹿児島と4位の松本にも2位となって昇格する可能性が残っているものの。
鹿児島にとっては、まず、大前提として長野と対戦する藤枝が敗れること。その上で、最大15点以上となる得失点差を埋める大量得点で富山戦に勝利せねばならない、と。条件としては、あまりにも非現実的。
それでも。
最後まで、足掻く。その上で勝ってシーズンを終えたいのは、鹿児島とて同じかと。
前節、可能性がほぼゼロでも最後まであきらめずに戦い、勝ち点3をもぎ取ってみせたカターレにとっては、その気持ちはよくわかります。
そして、既に可能性が無くなっているとはいえ、カターレにとっても、この最終戦は単なる消化試合ではなく。
ホームのファン・サポーターに勝利を届けねばならない、という使命感はもちろんとしても。
カターレにとって可能性のある順位、すなわち3位から6位までどれになるかは、確定していません。
既に対戦を終えている松本と今治が負けない限り、カターレが勝ったとしてそれらチームを上回ることは出来ません。当該チームの結果次第ではありますが。
その点、直接対決となる鹿児島は、事情が違います。
3点差をつけて勝利したならば、自力で上回ることが出来ます。そう、他力本願でない、自力で。
もちろん、上位につけている実力あるチーム相手には、なかなか厳しいミッションであろうことは確か。
けれども。
勝ち点15差を1試合でひっくり返せ、と非現実的なことを言っているわけじゃない。
直接対決で3点差をつけるなんてのは、難易度が高めというだけで、十分にあり得るシチュエーション。言うなら、「現実的」とさえ言えます。
それでなくとも。
5月の前回対戦では、1-4と3点差をつけられて完敗を喫している相手。
その借りを返し、3点差、あるいはそれ以上をつけて、順位までも逆転するーーーリベンジとして、むしろ積極果敢に狙っていかねばならない条件とすら言えるかと。
来シーズンもまた、同じJ3で対戦するであろう相手・鹿児島。
だったら。
前回対戦では完敗を喫し、順位までもまくられて逆転されてしまった、というネガティブイメージを植え付けることは、今後のためとも言えるのだから。
狙っていくしかないでしょうよ。

前節は、新型コロナの陽性者が続出した影響を受けたメンバー編成を強いられることとなったようですが。今節にまで影響が残っているかどうかは、定かではないのでどうこう言えない部分もありつつも。
泣いても笑っても、今節で最終戦。「次」はありません。
ならばこそ。出場メンバーに選ばれた選手たちには、全身全霊をもって勝利に向けて邁進してもらうのみ。
林堂とマテウスに3試合連続ゴールを決めてもらって、とか、いろいろ思うところはありますが。
ここまで来ては、誰がどうとかではなく、とにもかくにも勝つこと。そのためにゴールを挙げること。存分に力を振るってほしいです。
ただの消化試合ではない、その価値をしっかり見出し、勝ちにつなげる試合。
11戦連続負けなしなど、ホームでの強さを見せてきた今シーズン。
この最終戦・鹿児島戦で得点を挙げたならば、ホーム戦全試合得点という記録が。
これは、優勝したいわきにすら成し遂げられていないこと。
だったら、狙うしかないでしょうよ。
誰が出場するのか、確たるところはわかりませんが。
誰が、ではなく。誰もが、勝つために全力を挙げ、ゴールを奪いとること。
そして、それをファン・サポーターに勝利をプレゼントすることにつなげること。
それこそが、そんな気概こそが、今シーズンを戦い抜いてきた2022カターレの戦ってきた証となるのだから。

なにか、言い方はおかしいかもしれませんが・・・昇格を逃した、必達目標を達成できなかったにもかかわらず、「これまでよりも、あまり悔しいと思えていない」というのが本音です。
それはもちろん、カターレを応援する熱意が冷めたとか、昇格をもうずっと無理だろうとあきらめてしまったとか、そんな意味ではなく。
むしろ、熱意と言うならば、例年以上に熱を入れて応援していたシーズンであったとも思っているくらいで。
それなのに、ネガティブな重さに沈んでしまうことが、ない。
それはきっと・・・選手たちが力を尽くして頑張っているという実感が持てたからではなかろうかと。
これがもし、消極的ともとれるいいかげんなプレーに終始して、「勝つ気あるのか!」なんてヤジるような試合が続いていたとしたら、こんな気持ちにはならなかったでしょう。
そうではなく。
選手たちがみんな、懸命にプレーしていたこと。
前節の劇的勝利を例に挙げるまでも無く、みんな勝つために必死になっていたこと。
それらがつたわってきたからこその、気持ち。
もちろん、悔しくないわけではないし、無念さがないわけでもありません。
ただ、それでも。
この2022シーズンを応援し続けてよかった!と、素直に言えます。


残り1試合。すべてをかけて、勝て!
カターレ富山のプライドを胸に、勝利を!!!
ホーム最終戦、勝って締めくくれ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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