行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第9節 FC岐阜戦

2024-04-09 23:38:58 | 日記
結果を出せず苦しかった3月からの転換を図るべく臨んだ前節・北九州戦で、見事に勝利。
反転攻勢をかける4月とせねばならないなかで、勝利の余韻もそこそこに、中3日で迎えることとなる今節・FC岐阜戦。
開幕から好調ぶりを見せて、現在2位につける岐阜の本拠地・長良川競技場へと乗り込むカターレ。
自信と手応えを掴んでいる相手に立ち向かうのは容易ではないでしょうが、それでも。
やるべきことは、変わりません。
今シーズンここまでアウェイ戦5戦で未勝利・勝率0%という受け入れ難い事実を、打ち砕いていくべく臨む、今節。
好調な相手?それがどうした。
ゆくゆくは、全ての対戦クラブを抜き去って、首位の座に就かねばならないというのならば。
相手云々ではなく。自分たちのサッカーをやりきり、勝つのみ!

ここまで5勝2分け1敗、首位の大宮と並ぶ勝ち点17、総得点16はリーグトップタイという堂々の好成績を収めている岐阜。
第2節で大宮に敗戦、ルヴァンカップ1回戦でも大宮と対戦することとなり、リベンジをかけて臨むも返り討ち、ということはあったにせよ。それ以外では負けておらず、なかでもホームゲームは3戦全勝・しかもいずれも3得点以上という強さを見せつけています。
そこに乗り込むこととなる、カターレ。
今季ここまでの対戦相手は、ここまででは、ほとんどが下位に沈む状況。つまりは、そういったクラブにすらカターレは満足に勝ちを積み重ねられなかった、ということにもなりますが。
そうした意味で言えば、ここまで期待通り、あるいはそれ以上の好調さで上位につける相手とは、今シーズン初の対戦とも言えるかもしれません。
岐阜に“いつも通りに”やらせてしまったのでは、順位相応の「知ってた」という結果にしかならないことでしょう。
前節は相模原と引き分け、4連勝こそならなかった岐阜だけれど。きちんとアウェイで勝ち点1を積み上げたからには、得意のホームで富山をねじ伏せ、更なる上積みを目指しているところかと。
エースであるFW藤岡 浩介がここまで7ゴールと、ひとりでカターレの総得点5を上回っているくらいで。しかも前回ホーム岩手戦ではハットトリックを達成。なんなら今回の富山戦でも、と意気込んでいることかと。
もちろん、そんなのは願い下げ。
現在2位の岐阜と11位のカターレ。勝ち点差7と水をあけられている状況ではありますが。
これまでの戦績が、今節の絶対的な戦力差につながるわけではない、それを教えてやる!
そんな意気込みが、なによりも必要かと。
いかに好調の岐阜とはいえ、完全無欠であるということでもなく。
順位で下回るからといって、カターレが全く歯が立たないか?そんなの、やってみなきゃわからんだろうさ。
無根拠に強がっているだけ?果たしてそうかな?
確かにここまでは、得点力では3倍以上の差をつけられていますが。それが、今節も変わらないかと言えば、そうとも限らないでしょうよ。
なぜなら、カターレのほうが総失点7で、岐阜の8よりも少ない。
1では誤差?果たしてそうかな?
ここまで8試合で無失点試合が2の岐阜に対し、倍の4あるカターレ。その差は、無視できるものでもないでしょう。
岐阜が、これまで3得点以上挙げてきたホームで、思うように得点できなかったら?そこで攻撃リズムにほころびが見られたら?
付け入る隙は、きっとある。
それに・・・いかにここまで5得点というガッカリな得点力不足を晒しているカターレとて。
この試合で、2点、3点、それ以上を挙げられないと、誰が決めた?
そうならないと、どうして言える?
つまりは。
いかにこれまで好調の岐阜とはいえ。今ひとつのカターレとはいえ。それを必要以上に卑屈になって捉える必要など、まるでない。
番狂わせなんて言わせない。勝つべくして勝つ!
そんな勝利を望みます。

前節より中3日で臨む今節。
先月の初勝利を挙げた金沢戦から中3日で臨んだ福島戦では、まさかのスタメン変更なしで挑みましたが・・・結果はスコアレスドロー。判定決着があれば負け試合、という内容でしたが。
そのときと同じく、勝利した試合からの中3日。好調の選手を積極起用する傾向のある小田切監督にしても・・・いかに移動距離の少ない隣県・岐阜での試合だとしても、ここでまた前節とまったく同じメンバーかと言えば、そうならないのでは?と。
攻撃陣に関しては。
やはり岐阜としても、ルーキーながら今やカターレのエース格となっているショウセイへの警戒は、厳としているのではなかろうかと。
前節は、ゴールこそ無かったものの、バー直撃やネットを揺らすもオフサイドなど、決まっていてもおかしくない場面は作り出しました。そして、決勝ゴールもショウセイのお膳立てがあってこそ。
スタメン出場ではなくベンチスタートの可能性もありますが・・・相手にとっての危険なプレーヤーとして、良い意味での予想通りの活躍を、期待したいところ。
一方、ショウセイだけがカターレのFWではないんだぞ!ということを見せつけねばなりません。
前節は出場のなかったマテウスの爆発に期待したいところです。
あるいは、マテウスと松本とのコンビで前線を張るのでは?と予想していますが。
恵まれた体躯を武器にボールを収められる、FWらしいFWである松本。ドリブルとテクニックで相手陣内を切り裂くマテウス。その相乗効果からの積極的な攻撃で、得点に結びつく決定的な仕事をやり遂げてほしい。そう願います。
連戦の影響ということで言えば。
不本意ながらも累積警告で出場停止、不本意ながらも休みをとれたかたちの末木。汚名返上・名誉挽回に向けて、気合を入れたいところでしょう。
いかに中盤でボールをコントロールし、試合を支配するか。
得点力に自信を持つ岐阜。好きにやらせてしまえば、ピンチが失点に直結してしまうことかと。
それをさせず、逆に自分たちのチャンスにつなげていくには。
前節、的確なボールコントロールだけでなく、ときには果敢にシュートを狙っていったりと、プレーぶりでもってチームを鼓舞していたチーム最年長・河井。その姿を見て、末木にしても、思うところはあったのではないでしょうか。
今節、出場となるならば。ぜひとも、持てる力を遺憾なく発揮してほしいです。
そして、前節スタメン復帰を果たした田川。
自分のなすべきことを成し遂げる、それを貫き通したことが、クリーンシートでの勝利につながった。数週にわたって空いたブランクもなんの、やればできるという手応え、確かにあったのではないかと。
相手の岐阜の攻撃を、いかにシャットアウトするか。
3得点がデフォルトというような岐阜に、いかに無得点という屈辱を突きつけるか。
仲間に、自分が守るからには失点の心配はしなくていい、点を獲ることに集中してくれ!という安心感を与えるような、そんなプレー。そうしてチームを引っ張っていってほしいです。

3月には、八戸やら沖縄やら、遠距離アウェイを強いられたカターレ。それだけが原因でもないでしょうが、ここまでアウェイ未勝利という、いささか以上に不本意な状況ではありますが。
現状打破を果たすのは、今でしょう。
前節、3失点敗戦のショックを引きずることなく、断ち切る勝利を挙げてみせた。
ならば。
アウェイとはいえ近距離。どうせ連戦ならば、連勝を目指すしかないでしょうよ。
必ずや勝利し、勝ち点3を、手土産に。
相手の得意なホームで黒星をつける快勝でもって、今季アウェイ初勝利を!

連勝必須!
上位追撃のためには、勝ち続けること。
出遅れを嘆くのではなく、ならばこそ、好調の上位を撃破せよと。
好調と不調は、紙一重。
いくら好調に見える岐阜でも、完全無欠ではない。不調に見えたカターレでも、やってやれないことなど、あるものか!

必ずや、勝利を!
上位撃破で、いずれ立つ首位の座への道を示せ!

勝たれ!!!富山!!!!!