連載の天竜浜名湖鉄道の国登録有形文化財のご紹介(7回目)です。天浜線の文化財には1998年に5件、2011年に31件の計36件が登録されています。
今回は、「遠江一宮駅本屋」と「一宮川橋梁」の2件をご案内します。
一宮駅の駅舎(小画像:本日のタイトル文字をクリックすると画像が拡大します)は当時の国鉄二俣線が全線開通した昭和15年6月に建設・開業しました。木造平屋建てで、北側に車寄せがあり、待合室には切符売り場が突出し、西側には当時のベンチも残存しています。
下画像左は、突出した切符売り場。右はホーム側から見た駅舎全景です。
切符売り場からホームへ。 列車到着の遠江一宮駅
次は、一宮川に架かる「一宮川橋梁」です。
川幅はあまりないので短いですが画像の下路鈑桁方式の橋梁とコンクリート方式の組み合わせの橋梁となっています。主要道からは離れているので、あまり目につかないかも知れません。
一宮川の橋梁。