静岡コシヒカリなど早期に収穫できる品種の稲刈りは終わりましたが、後期の種類の稲は今元気に稲穂を垂れています。その収穫は10月上旬まで続くということで、周辺に山を控えている水田では、イノシシの被害にあわないよう、多くの田で電柵(電気通電式の二本の柵)が張られています。
周辺で見られるその様子をご紹介します。
水田の一角を見ると二本の線と何か小さな器具が取り付けられています。
これが電柵に電気を送る電源部です。
この電源部にはいろいろな方式があり、三つほど覗いてみました。
◆ その一【乾電池式】
電源部装置の中に乾電池が納められていて、そこから二本の線に電気が送られています。
人間も触ると「ピリッ!」とくるそうですが、触ったことはありません。
◆ その二【バッテリー式】
電源部には、自動車に使うようなバッテリーが置かれここから電気が送られています。
◆ その三【ソーラー式】
その電源がソーラー発電で送られています。
いずれも大容量ではないと思われますが、ソーラーは天候の具合によって左右されないのかちょっと気にもなります。
そして、電柵の周辺には 触ると危険の絵と文が書かれた周知札が付けられています。
数年前、田んぼにイノシシが入って、稲がぐちゃぐちゃに倒れ、収穫が大変だろうな~と思った光景を目にしたことがあります。
幸いにして、今は周辺ではそのような状況は目にしません。
イノシシの被害がなく最後の収穫まで無事終わることを見守りたいと思います。