芙蓉の花の中でも八重咲きの花が酔芙蓉です。
朝、咲き始めに白かった花が、時間の経過と共に、酒に酔ったようにピンクへと咲き進んでいきます。
スイフヨウ(酔芙蓉)の名前は、この性質に由来しています。
スイフヨウ(酔芙蓉)の名前は、この性質に由来しています。
その色の変化を追ってみました。↓

早朝6時40分ごろには真っ白な酔芙蓉が開花していました。↑

昼前の10時50分ごろには少しピンクがかっていました。

14時10分ごろには、大分赤くほろ酔い状態になっていました。

陽が落ち16時40分ごろ。花の奥の方まで赤味が帯びていました。
この色の変化はアントシアニンという色素の働きで、紫外線からのダメージから守っているとのことです。

翌朝には、二日酔いなのか丸まっていました。

数日後にはこのように道路に落ち、花の生涯を終えたようです。
※普通のフヨウでも朝夕で色の変化する花もあります。