記事によりますと神奈川県警川崎署は1月28日に、16歳の長男をハンガー掛け用の板で殴って死なせたとして川崎市川崎区堤根、会社員土方重樹容疑者・39歳を傷害致死の疑いで逮捕した。土方容疑者は「躾のつもりで殴ったが、やり過ぎた」と供述しているという。 神奈川県警川崎署の調べでは、土方容疑者は1月27日午前0時から午前4時まで、自宅で長男の晃久さん、16歳をハンガー掛け用の板、長さ80センチ、幅4センチ、厚さ1センチで殴るなどして、死なせた疑い。3階の子ども部屋と2階のリビングで殴るなどした後、裸にして1階の風呂場に放置していた。 1月27日午後3時半頃土方容疑者の妻・39歳が「息子が父親に殴られて冷たくなっている」と119番通報した。晃久さんは市内の病院に運ばれたが、約3時間後に死亡が確認された。全身にあざがあったという。 土方容疑者は、「(晃久さんが、)高校を辞めたのに働かず、やる気のない生活を送っていたので説教した。」などと供述した。今月になってから数回、折檻していたと言う。同容疑者は、妻と晃久さん、長女14歳、次男11歳の5人家族で、3人の子どもは妻の連れ子だった。折檻と躾とは、違います。躾・しつけとは、身を美しくと書き、子供に正しい礼儀作法を教えることです。しつけと称して子供に暴力を振るったりするのは間違いで、叱っている事にもなりません。親の子供に対する愛情と子供を教育する心構えが無ければ、暴力を振るい腹を立て怒っているだけです。折檻とは、厳しく意見すること、強くいさめることで殴って死なせることでは有りません。良くお互いに話合うことから始めて下さい。最近の日本では、連れ子やまま母からの家庭内暴力や幼児虐待による悲しい事件が多く困ります。自分の子供でなくても、子供達の視点に立って、子供達の命の大切さを考えて下さい。連れ子やまま母による幼児期からの虐待やいじめで、その事がトラウマなり非行に走ってしまう子供達が多いのも現実です。
記事によりますと心臓の動きを正常に戻すため電気ショックを与える自動体外式除細動器・AEDを全国の国公私立の学校と幼稚園の25%にあたる1万2951校が2006年度までに設置していることが1月24日の文部科学省の調査で分かった。2007年度中の設置予定を合わせると4割になる。規制緩和で一般の人が扱えるようになったのは2004年7月からで、文部科学省は、「急速に普及している」とみている。 学校別でみると、もっとも設置比率が高いのは高校の68%・3631校。以下、特別支援学校66%・664校、中等教育学校60%・19校、中学校38%・4154校、小学校18%・4035校、幼稚園3%・448園と続く。公立高校に限ると、30都府県で年度内に完備される予定だ。 AEDの設置状況を文科省が公表したのは初めて。購入には1台約30万円かかるが、ボールが胸に当たるといったスポーツ事故での救命効果も高いことから、文科省はその有用性を学校側に説明してきた。2007年の9月は、全国的に暑く、運動会の練習中倒れる小学生もいました。体育授業中や水泳の後やクラブ活動をしていて、生徒の皆さんの胸に球技の競技中や練習中にボールが当たったり、昨年のような暑い夏に熱中症で心臓がおかしくなった場合に役だつと思います。今後全国の学校に設置して救命に役立てて下さい。救命の為に自動体外式徐細動器・AEDによる救命訓練や講習も実施して下さい。近くの歯科医院に治療に行きましたところ、入り口横に自動体外式徐細動器・AED設置と表示されていました。AED専用の箱が設けられていました。歯を抜くときや歯槽膿漏の治療で麻酔によるショツク状態になった時の備えと思いました。身近なところでAEDの装置が見られました。