◆中国共産党1党独裁北京政府の習近平国家主席は9月27日から香港で行われ、「雨傘革命」と名づけられてきた10万人規模の「反政府デモ」に対して、どう対処して、どこに着地点を求めようとしているのであろうか。
民主団体は、「和平占中」(セントラルを占領せよ)と叫んで運動に参加していたことから、「オキュパイ・セントラル」の呼び名も広まった。これは、米国ニューヨーク・マンハッタン島で蜂起したデモ隊が、「ウォール街を占拠せよ」と叫んでいたのを見倣ったものだった。
米国と言えば、習近平国家主席の一人娘である習明沢(シーミンツォー)さんは、2014年5月29日、米東海岸マサチューセッツ州ボストン市郊外にある
ハーバード大学を卒業して、帰国している。1992年に中国の習近平(シーチンピン)国家主席と国民的歌手の彭麗媛(ポンリーユワン)氏の間に生まれた。
ハーバード大学では、心理学を専攻したという。「政治学専攻」は、習近平国家主席が許さなかったらしい。
朝日新聞DIGITALが9月27日午前9時55分、「米の大学、群抜く中国の存在感 習主席の娘も今春卒業」という見出しをつけて、次のように配信している。
「5月29日、米東海岸マサチューセッツ州ボストン市郊外にあるハーバード大の卒業式があった。全米最古の大学が卒業生を送り出すのは、363回目だ。
卒業式には、ビジネススクール卒業生のジョージ・W・ブッシュ元大統領も駆けつけた。黒いガウンをまとった卒業生たちは式後、『ハウス』と呼ばれる寮に
戻った。大学周辺の12カ所にそれぞれ数百人ずつが暮らす。3食付きの寮費は、年約5万ドル(約550万円)の学費に含まれている。卒業証書は、寮長から
卒業生に手渡される。寮のひとつ『アダムズハウス』は、フランクリン・ルーズベルト元大統領やキッシンジャー元国務長官も暮らした。1~5人用の部屋は
ベッドと勉強机があるだけ。クーラーはなく、シャワーも共同だ。今年の卒業生は167人。中庭での授与式で、名前を呼ばれた卒業生が1人ずつ寮長から卒業
証書を受け取る。『チェン』『マー』『リー』など中国系の姓も混じる。その1人が、正方形の帽子の下から胸元までこぼれ落ちた黒髪をなびかせながら、壇上
にのぼった。習明沢(シーミンツォー)さん。1992年に中国の習近平(シーチンピン)国家主席と国民的歌手の彭麗媛(ポンリーユワン)氏の間に生まれた
一人娘だ。学内では偽名を使い、その境遇はほとんど知られていない。進路や学習の相談を受けていた大学関係者によると、心理学を学んだ明沢さんは、卒業後
に帰国した」
ボストンは、米国マサチューセッツ州北東部サフォーク郡にある最も歴史の古い街の一つである。同州最大の都市かつ州都であり、同郡の郡庁所在地でもあ
る。金融センターとしても高い影響力を持っている。米国独立後、ボストンは主要な海港、製造業の中心地となり、その長く豊かな歴史に呼び寄せられて、現在
年間1630万人の観光客がこの地を訪れている。米国最初の大学であるハーバード大学(1636年、隣接するケンブリッジ市に位置する)、市内や周辺地域
には多くの総合・単科大学があり、高等教育の中心地であり、医療の中心地でもある。市の経済を支えるのは研究、エレクトロニクス、エンジニアリング、金
融、テクノロジー(主にバイオテクノロジー)などである。自由な雰囲気に満ち満ちたボストンで学園生活を謳歌してきた習明沢さんは、香港のデモの報道に接
し、父親に何と言っているのであろうか。直接、感想を聞いてみたい。厳しい報道管制下にあり、ひょっとしたらテレビ、ラジオは、香港デモをカットしている
かも知れない。
◆しかし、「人民日報」は10月11日、香港のデモを「動乱」という言葉で位置づけた。「動乱」と位置付け、習近平国家主席が、何らかの強硬策を講じるの
ではないかということを臭わせているけれど、習近平国家主席は1989年6月4日に起きた「六四天安門事件」のときのような暴挙に出る動きを未だ示してい
ない。
「六四天安門事件」は、胡耀邦が4月に死亡したのをきっかけとして、中国・北京市にある天安門広場に民主化を求めて集結していた学生を中心とした一般市民
のデモ隊に対し、中国人民解放軍が、武力弾圧し多数の死傷者を出した事件である。市民に向けての無差別発砲や装甲車で轢き殺した。よもや習近平国家主席
は、香港に駐屯している人民解放軍を出動させて、「六四天安門事件」を再現することはあるまい。
◆中国北京政府の最高指導部「チャイナ・セブン」に詳しい専門家は、習近平国家主席らが香港のデモに対して、どう考え、対処しようとしているかについて、次のように伝えている。
「香港デモをキッカケにして全人代の決定を覆すことは当分ない。覆したら民主化運動が中国全土に広がり、民主化が実現するまで、デモは終わらない。だ
が、これまでスケープゴートにしてきた北朝鮮が、『北朝鮮の金正恩第1書記=元帥(背後に女帝)による朝鮮半島統一・大高句麗国建設』を実現し、金正恩第
1書記=元帥が英国流の『君臨すれども統治はせず』の君主制国家になると、中国も民主化せざるを得なくなる。経済は民主化されているのに、政治が民主化し
ないというわけにはいかない。民主化されている経済の上に乗っているだけの共産党による一党独裁政治は、これを壊さなくてはならない。共産党は、必然的に
解体されることになる」
習近平国家主席は、欧州最大財閥ロスチャイルド総帥ジェイコブ・ロスチャイルドの指示に従い、「中国版ゴルバチョフ」になるべく、「中国4分割・東北部(旧満州)にユダヤ国家=ネオ・マンチュリア建国」に向けて、大きく動き始めている。
【参考引用】産経新聞が10月15日、「中国、知識人ら50人超を拘束 『香港デモ支持』
を理由に」という見出しをつけて、以下のように報じた。
【北京=矢板明夫】中国の治安当局は、インターネットで香港市民の抗議活動を支持したことなどを理由に知識人らを次々と拘束し、14日
までに少なくとも50人を連行した。改革派とされる著名な作家ら約10人の著書も発売禁止にした。共産党の重要会議・第18期中央委員会第4回総会(4中
総会)を20日に控え、言論統制を一層強化する狙いがあるとみられる。北京の人権活動家らによると、14日までに当局に拘束されたのは、元雑誌編集者の郭
玉閃氏、女性作家の寇延丁氏、詩人の王蔵氏ら北京だけで約50人。ほかの地域にも多くの拘束情報が寄せられている。拘束理由はほとんど「騒ぎを起こそうと
した」となっているが、警察が本人や家族に見せた拘束状に具体的な容疑の記入はない。インターネットで香港市民の最近の抗議活動を支持する文章を発表した
ことが共通しており、家族らは「香港のデモと関係している」と推測している。外国メディアの取材を受けている最中に警察が現れ、一緒にいた外国人記者も一
時拘束されたケースもあった。2日に拘束されたドイツメディアの中国人スタッフが14日になっても、釈放されていない。また、中国の出版関係者によると、
中国当局は14日までに、米国在住の歴史学者の余英時氏、中国の経済学者の茅于軾氏、香港の評論家の梁文道氏ら約10人について、全著書を出版・販売しな
いよう各地の出版社、書店に通達を出した。これらの作家は、香港のデモに理解を示す言論を発表したとされる。彼らの著書はこれまでも当局の検閲対象となっ
ているが、学術書など内容によっては中国国内で出版・発売できるものもあった。共産党関係者によると、一連の締め付け強化は、香港のデモの影響拡大を抑え
る狙いのほか、4中総会の前に共産党指導部が「雑音を一掃し、思想統一を図りたいと考えている」との思惑もあるという。4中総会は「法による統治」が主要
議題だが、改革派知識人の間では「(習近平政権は)人治を強めている」と批判する声があった。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
ASEMの舞台裏で、「尖閣諸島問題」「北方領土問題」など様々な懸案に「解決の道筋」、そのワケは?
◆〔特別情報①〕
イタリア北部ミラノで開催(10月16日~17日)のアジア欧州会合(Asia-Europe
Meeting=ASEM)は、表舞台での首脳会議とは別に、裏舞台で「ロシアとウクライナ関係」「日中関係」「日ロ関係」「英国パレスチナ関係」「イス
ラエル・レバノン関係」など様々な懸案について「解決の道筋」がつけられたという。とくに「中国4分割・東北部(旧満州)にユダヤ国家=ネオ・マンチュリ
ア建国」「北朝鮮の金正恩第1書記=元帥(背後に女帝)による朝鮮半島統一・大高句麗国建設」に向けて、大きく動き始めていることが確認されている。これ
らの大きな動きを促進する原動力になっているものは、一体何なのか?
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『スラスラ書ける作文・小論文』(1996年4月20日刊)
目次
第1章 自分探しの技法
7「十のテーマ」を定点観測する
【定点観測10=自衛隊の成長】
日本の国運安保理常任理事会入り問題、ルワンダやゴラン高原への自衛隊部隊の派遣など、 このところ、安全保障、国際貢献をめぐって、自衛隊の動きに国民の関心が高まってきている。日本は、政治・軍事大国化の道を確実に驀進しはじめている。
引用元http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/1223cf7e52d27c796c6da4f987b8da19