河北新報 4月16日(木)9時55分配信 『 アセトアルデヒドを分解する酵素「ALDH2型」には活性型と不活性型がある。酵素が不活性型のため、少量の飲酒で顔が赤くなったり動悸(どうき)が激しくなったりする人が「下戸」だ。日本人の3~4割が不活性型とされる。 グループは20~30代の男性20人を「酒に強い人(活性型)」と「弱い人(不活性型)」に分け、アルコール度数約15%の酒200~300ミリリットルを胃に直接注入し、経過を調べた。 2時間後、酒に弱い人のアセトアルデヒド濃度は、強い人の5.6倍のままでとどまり、胃粘膜が高濃度のアセトアルデヒドにさらされていることが分かった。 また、アルコールと一緒にアミノ酸の一種「L-システイン」を胃に入れると、アセトアルデヒド濃度は酒に強い人で67%、弱い人でも60%低下。アセトアルデヒドを無毒化する作用を確認した。 飯島講師は「酒に弱い人は胃がんになりやすいことを自覚してほしい」と注意を促す。同時にL-システインの飲酒による胃がん予防効果に着目し「将来的にはサプリメントの服用で胃がんリスクを低減できるかもしれない」と話す。』
生まれつきお酒に弱い人は、お酒を飲まないほうが良いと思います。遺伝的体質ですから仕方変えられません。毎年この時期大学の新入生の歓迎コンパなどで、お酒を飲めない未成年者の新入生に上級生は、お酒の無理強いやイッキ飲みを止めましょう。大学生だから許されると思うのは、平和な日本で社会に対する特権意識と甘えでは有りませんか。同年齢で勤労者社として社会で働いている若者も居るのですからね。急性アルコール中毒で亡くなる大学生が出るのは本当に情けないですし、親御さんからみても残念です。『自由は、自主制と自己責任』を伴います。新入生諸君も自分は、お酒に弱い体質なのか良く自分自身のことを知りましょう。大学生なんですから、酒に弱い体質はお酒を飲みいくら鍛えてもお酒には強くならないことを良く考えましょう。