5月17日 05:13サンスポ
女優、吉永小百合(72)が東京都内で主演映画「北の桜守」(滝田洋二郎監督、来年3月公開)の春ロケをスタートした。通算120本目の出演作で、おにぎりを握るシーンを報道陣に公開。小百合は「150個くらい家で握った」と猛練習の成果に笑顔を見せ、初共演となる息子役の堺雅人(43)と嫁役の篠原涼子(43)からも大絶賛され、「引退後は、おにぎり屋さんもいいかな」とお茶目な“転職宣言”で沸かせた。 東京都内のスタジオに作られた自宅セットで、割烹着姿の小百合が幸せそうに“特製おにぎり”を握った。 「北の桜守」は、終戦直前に故郷の樺太(現ロシア・サハリン)をソ連の侵攻で奪われた主人公の江蓮てつ(小百合)と次男、修二郎(堺)ら親子が激動の時代を懸命に生き抜く感動の物語。2月に北海道・網走市で約1週間の冬ロケを終え、4月30日から佳境となる春ロケが開始。このほど報道陣に公開した撮影では、コンビニエンスストアのはしりとなった日本初のホットドッグストア「ミネソタ24」を開店したアメリカ帰りの修二郎が、てつが握るおにぎりを商品化する妙案を思いつく場面を演じた。 三角形のおにぎりしか握ったことのない小百合は、春ロケ前に服部栄養専門学校の一枚田清行氏(49)から当時の北海道で主流だった太鼓型の握り方を指導され、「150個くらい家で握った」と猛練習。その甲斐あって同氏に「店で出せる」と太鼓判を押され、“母の味”を堪能した共演の堺と篠原も大絶賛。小百合は「みんながおいしいって言ってくれるので、引退後はおにぎり屋さんもいいかな」とゴキゲンで、「優しい気持ちで握ると柔らかくいいものができる気がします」とほほえんだ。 さらに「食べてくれる人がいたら握っていきたい」とつぶやき、劇中同様、“小百合おにぎり”の商品化も夢じゃない! おにぎりだけでなく、小百合の演技を間近で感じた堺は「セリフのない間がどれだけ延びても芝居が成立する」と脱帽。亡き母が小百合ファンだったという篠原も「とてもおきれいで、毛穴がないんです。生まれ変わったら、一日でいいからこうなってみたい」と興奮し、思わず小百合も「ハハハ」と大笑いした。今後は北海道縦断ロケを行い、同作は7月に撮了予定。出演作120本目となる大女優は「なんとか完走したい」と新たに気を引き締めていた。★72歳が!25キロバーベルスクワット今後の北海道ロケでは、道がない山中を走ったり、水温約10度の海に入るなど過酷な撮影が小百合を待ち受ける。冬の極寒ロケでは、雪上で重さ30キロのソリを引いており、「東京へ戻って、腰が重かった。足腰を鍛えないと」と通常の水泳以外に筋トレとウエートトレーニングを開始。「25キロのバーベルを持ってスクワットとかをやっています。(重量挙げの)三宅宏実さんの何十分の一(の重さ)ですけど楽しい」と肉体改造を続け、心身ともにたくましい母を熱演する。」
役作りとは言え、ひたむきに精進される真面目さに若さと美貌の秘訣があると思います。今も根強いサユリストのバックボーンではありませんか。、
最近年齢が行くと顔の劣化した女優も多いです。デジタルカメラが高性能化し解像力が上がったのも一因ではありませんか。亡き母が、言っていましたうりざね顔美人最近少なくなりました。
私も三角おにぎりしか結べませんが、それぞれの家の言い伝えもあると思います。