伊号第五十八潜水艦 - Wikipedia より
旧日本海軍「伊58」? 海底に突き刺さった潜水艦発見
18:17NHKニュース
ソナーで見つけた潜水艦の船影について説明するラ・プロンジェ深海工学会の浦環・代表理事=東京都港区
(朝日新聞)
長崎県五島列島沖の水深200メートルの海底に、巨大な潜水艦が突き刺さっているのが見つかった。付近を調べていた研究チームが25日、発表した。第2次世界大戦後に連合国軍が沈めて処理した旧日本海軍の「伊58潜水艦」の可能性があるという。 調査した「ラ・プロンジェ深海工学会」によると、潜水艦24隻が海没処理された記録をもとに今月19〜21日、音波で物体を調べるソナーで付近を詳しく調べた。すると、海底付近で船影を発見。約60メートル垂直に立ち上がった船影は、潜水艦のほぼ半分で、爆破されて二つに折れたものらしい。
研究チームによると、大きさや形状から、戦時中の1945年に米重巡洋艦「インディアナポリス」を撃沈した「伊58」の可能性があるという。ただし付近の海域には同型艦が計4隻沈んでおり、研究チームは今後、水中ロボットの調査で艦名を特定する計画だ。 米艦インディアナポリスは、広島と長崎に落とされた原子爆弾の部品を米国本土から太平洋のテニアン島に輸送したことで知られる。伊58には、魚雷だけでなく、人が乗って目標に体当たりする人間魚雷「回天」も搭載されていたとされている。同じ海域では、当時世界最大の潜水艦だった「伊402」とみられる長さ約120メートルの船影を含め計24隻が確認されている。研究チームによると、今回の調査目的は、沈んだ潜水艦の詳細を伝えることで、戦争や軍事技術について考えてもらうこと。調査費用は寄付などでまかなっている。 将来的には沈没船や部品を引き揚げて、記念館を設立することも検討しているという。25日に都内で会見をした学会の浦環(うらたまき)代表理事は「沈んだ潜水艦を記念碑として、平和な社会を考える礎にしたい」と話した。(小堀龍之)
日本の粋を集めた潜水艦製造技術が、ソ連に漏れるのを恐れたアメリカ軍が沈めたのではありませんか。
無給油で、晴嵐水上機を三機格納し、世界一周出来る伊402も近くに沈んでいるらしいです。
伊号第五十八潜水艦
Wikipedia
基本情報
建造所 横須賀海軍工廠
運用者 大日本帝国海軍
艦級 伊五十四型潜水艦
経歴
計画 昭和17年度計画(マル追計画)
起工 1942年12月26日
進水 1943年10月9日
竣工 1944年9月7日
除籍 1945年11月30日
最後 1946年4月1日海没処分
要目
基準排水量 水上:2,140t
水中:3,688t
全長 108.7m
全幅 9.3m
吃水 5.19m
主機 艦本式22型10号ディーゼル機関×2(2軸、水上4,700HP、水中1,200HP)
最大速力 水上:17.7kt
水中:6.5kt
航続距離 水上:38,850km(21,000海里)/16kt
水中:194km(105海里)/3kt
乗員 兵員約94名
兵装 25mm連装機銃1基
53cm魚雷発射管6基、魚雷19本
水上偵察機1機
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伊402とみられる潜水艦、日本テレビが五島列島沖で発見か
The Huffington Post | 執筆者: HuffPost Newsroom
投稿日: 2015年08月16日 18時50分 JST 更新: 2015年08月16日 18時50分 JST
幻の伊402の姿が明らかに――。
第二次世界大戦中に日本軍が建造し、実戦投入されることなくアメリカに処分された潜水艦「伊402」とみられる残骸が、長崎県の五島列島沖で見つかった。8月16日放送の日本テレビ系報道番組「バンキシャ!」が報じた。
伊400
入港した伊400。1945〜46年に撮影
伊402は、兄弟艦の伊400、伊401とともに、第二次世界大戦当時で世界最大級の潜水艦。完成が遅かったため実戦に投入されることなく終戦を迎え、翌1946年、23隻の潜水艦とともに五島列島沖でアメリカに処分された。
海保によると、「伊402潜水艦」は米国本土を攻撃するため建造され、水上爆撃機を3機搭載する当時世界最大の潜水艦。複数の文献で、五島列島沖では第2次世界大戦後、米軍が旧日本海軍の潜水艦24隻を沈没処理したとされる。
(旧海軍潜水艦か、海底に24隻 当時世界最大「伊402」も? 五島列島沖:朝日新聞デジタル 2015/08/08 05:00)
海上保安庁が7日、五島列島沖の海底で、24隻の沈没船の船影を発見したと発表していた。これを受け、日本テレビが追加取材し、伊402とみられる映像を収録、「バンキシャ!」で放送した。
伊402の特徴となっている、攻撃機を収納する格納筒らしき構造物や飛行機を発射させるカタパルトがカメラに収められており、伊402である確度が高いと番組では報じている。
なお、兄弟艦の伊400は2013年12月、ハワイのオアフ島沖の海底で見つかっている。
伊400型は当時としては最先端の技術が用いられ、全長約120メートル。攻撃機を発進させる空母の機能を持ち、無給油で地球を1周半連続航行する能力があったとされている。
大日本帝国海軍の潜水艦で、巡潜乙型潜水艦である伊五十四型潜水艦の一隻。この名を持つ日本海軍の潜水艦としては2隻目。
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艦歴 編集