中村通子2018年6月24日11時01分朝日デジタル
『3割の企業に「出社時に酒臭い社員がいる」。でも8割近くは「対策は取っていない」――。岡山県立大(総社市)の研究者が県内の企業を対象に飲酒・アルコール問題を調べた。国は2014年に「アルコール健康障害対策基本法」を施行したが、地方企業まで浸透していない実態が浮き彫りになった。 県立大の井村圭壮教授(社会福祉学)は、17年1~2月にかけ、「岡山企業年報」(16年版)掲載の県内企業約3500社から600社を無作為に抽出し、質問紙を郵送。36%にあたる218社から有効回答を得た。 「出社時にアルコールの臭いがする社員がいたことがありますか」の問いには30%の企業が「いた」と答えた。一方で対策を取っていると答えたのは25%。「出社時のアルコールチェックをしている」のは24%にとどまった。チェックの実施率は業種差が大きく、運輸業では95%で実施していたが、それ以外の業種では8%にとどまった。 「酒の問題で仕事上の問題を起こした社員」がいる企業は16%あり、「酒問題で退社した人がいる」企業も18%にのぼった。しかし、産業医による相談体制などの対策を取っている企業は少なく、7割を超えている運輸業以外の業種では、いずれも2割を下回っていた。(中村通子)県立大の井村圭壮教授(社会福祉学)は、17年1~2月にかけ、「岡山企業年報」(16年版)掲載の県内企業約3500社から600社を無作為に抽出し、質問紙を郵送。36%にあたる218社から有効回答を得た。 「出社時にアルコールの臭いがする社員がいたことがありますか」の問いには30%の企業が「いた」と答えた。一方で対策を取っていると答えたのは25%。「出社時のアルコールチェックをしている」のは24%にとどまった。チェックの実施率は業種差が大きく、運輸業では95%で実施していたが、それ以外の業種では8%にとどまった 「酒の問題で仕事上の問題を起こした社員」がいる企業は16%あり、「酒問題で退社した人がいる」企業も18%にのぼった。しかし、産業医による相談体制などの対策を取っている企業は少なく、7割を超えている運輸業以外の業種では、いずれも2割を下回っていた。(中村通子)
岡山県内の企業にアルコール依存症が、広まって来ていると言うことです
アルコール依存症は、鬱病に多いと言う精神科医の分析もあり、アルコール依存症治療の専門医との連携が、必要です。
この辺で企業もアルコール依存症対策に取り組まないとしゅうちやくえきの肝硬変になり、寿命を縮める社員が据えるのでは有りません