10/2(火) 16:40配信


(写真:読売新聞)
【ワシントン=海谷道隆】米太平洋艦隊は1日、南シナ海・スプラトリー(南沙)諸島を航行中だった米ミサイル駆逐艦「ディケーター」が9月30日に中国海軍の駆逐艦に異常接近され、回避行動をとったことを公表した。中国側は、米軍艦艇による南シナ海の「航行の自由作戦」をけん制する意図があったとみられ、米中の緊張が高まることは必至だ。
太平洋艦隊によると、ディケーターが現地時間の9月30日午前8時30分頃、スプラトリー諸島のガベン礁付近を航行中、中国の駆逐艦が「危険でプロ意識に欠けた」動きで近づいてきた。中国艦艇はこの際、ディケーターに海域を去るよう警告しながら、攻撃的な動きを繰り返し、ディケーターの艦首の約41メートル以内まで異常接近した。これに対し、ディケーターは衝突回避行動を余儀なくされたという。』
派遣主義で軍事大国化している中国は、南シナ海の島嶼で領有権の拡大を目指し、その島嶼からの領海権の拡大を目指していると思います。
アメリカ海軍は、国際法上の『公海の航行の自由』の原則に基づいて活動するでしょうし、今後衝突も起こり得ると考えられます。
中国海軍のプロ意識欠如よりも海軍精神が、本当に有るかどうかは分かりません。
最新兵器を装備した中国海軍の駆逐艦、艦船の数も飛躍的増加し、アメリカ海軍のイージス艦隊に一戦腕試しをしたいところでしょうが。先に攻撃したらアメリカ海軍も正当防衛戦として_応戦するでしょう。第二次世界大戦後も数々の実戦経験のあるアメリカ海軍は、艦隊戦になれば強いと思います。