愛知県内の東名高速を走行中の乗用車が後続のワゴン車にあおられ、エアガンのようなものを撃たれた事件で、愛知県警は14日、自称・兵庫県尼崎市崇徳院2丁目、無職S容疑者(40)を器物損壊の疑いで逮捕し、発表した。所在不明になっていたが、同日未明、兵庫県警尼崎東署に出頭してきた。

 S容疑者は容疑を認めており、「追いついたのに前の車がどいてくれなかった。ブレーキを踏まれてぶつかりそうになったので腹が立ち、撃った」と供述しているという。

 交通指導課によると、S容疑者は8日午前7時ごろ、東名高速日進ジャンクション(愛知県日進市)―上郷サービスエリア(同県豊田市)付近でワゴン車を運転中、前方を走行していた会社員男性(23)の車にエアガンを発射し、車の後部4カ所に傷をつけた疑いがある。男性は発生直後、ワゴン車にあおられたとして110番通報した。

 約1時間20分後、岐阜県瑞浪市の中央道上り線で、燃料切れで路肩に停車していたワゴン車を、パトロール中の岐阜県警の警察官が発見。外にいた男女に事情を聴こうとすると、佐藤容疑者とみられる男が、女性と車を置いて逃走した。ワゴン車は盗難車で、車内からエアガン1丁やBB弾約2千発、車のナンバープレートが見つかった。

 愛知県警は逮捕状を取り、関西方面にいる可能性があるとみて捜査。佐藤容疑者は14日午前0時半ごろ、友人2人に付き添われて出頭してきたという。

 捜査関係者によると、京都市や神戸市でも7〜8月、車や歩行者に向けてエアガンの弾が発射される被害が計4件確認されている。車の特徴が愛知の事件とよく似ており、愛知県警などが関連を調べている。』

あおり運転の拡大と防止の為に道路交通法の厳罰化の改正が早急に必要です。

日頃の欲求不満とストレス解消に煽り運転をし見ず知らずの他人に迷惑を掛けて良い筈が有りません。

あおり運転で、エアガンなどを撃つ事を真似る連鎖事件が起こらないように取締を強化すべきです。