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1・20国会冒頭解散<本澤二郎の「日本の風景」(3546)
2020/01/06 07:48
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1・20国会冒頭解散!<本澤二郎の「日本の風景」(3546)より、転載させて頂きました。
<傷ついた狼は先制攻撃で生き残る>
傷ついた狼は、最後の最後じっとして死を待つのだろうか?2020年1月6日、日本の首相は、原始宗教の聖地・伊勢神宮を参拝、広島・長崎に投下された悪しき「神風」を、再び吹かそうというのか?うまくいくかどうか、誰も分からないが、一つだけいえることは、傷ついた狼の最後の手段は、先制攻撃で生き延びようとするものである。
前にも指摘したはずだが、それは1月20日に開会される通常国会冒頭解散である。むろん、憲法に違反するが、無知・無恥のずるい人間のやることである。満身創痍の安倍晋三である。1・20解散に賭けている!
過去に中曽根康弘の「寝たふり解散」を思い出した。公明党毒饅頭組の筆頭が「東京五輪以降」、よたつく二階が「今はない」と口をそろえている。くさい、実にくさい。
<公明党創価学会も瓦解寸前の様相>
事実上、池田大作氏を葬ってしまったかのように、戦前の国家主義と連携する現在の公明党創価学会は、池田時代のような選挙マシーンの役割を果たすことはできない。
多くの会員は、信仰の強いメンバーほど「平和党」を信じてきたのだが、それがこの7年の間に「戦争党」の仮面をつけてしまった。加えて、高齢化した会員の選挙運動は、当然のことながら著しく低下する。
2013年12月、太田ショウコウという悪党が、戦争法第一弾の「特定秘密保護法」強行に突っ走ると、初めて太田断罪の声が学会員から浮上した。木更津市の戦争遺児である。
悲しいことに彼女は、やくざ浜名に食い殺されてしまったが、太田は裏切り者だ、とする怒りの叫びは、いまも生きている。「木更津レイプ殺人事件」の被害者である。娘婿は公明新聞記者のはずだ。
戦争遺児の叫びは、自衛隊参戦法強行の場面になると、大掛かりな反対運動へと発展した。「池田先生の教えとは真逆ではないか」という純粋な叫び声は、主に八王子の創価大学から沸き起こった。
池田親衛隊である。
そして、2019年の参院選で大きな炎となって、公明党の狐に襲い掛かった。沖縄の野原善正である。野原擁立に奔走した政党は、いま安倍が一番恐れる山本太郎である。彼のかじ取り役は、自民党も公明党も知り尽くしている小沢一郎だ。中国の習近平を、最初に天皇に引き会わせた田中角栄の秘蔵っ子である。
時代は、山本を求めている。心臓は過去も過去、戦前のゾンビであろう。神社本庁と統一教会、生長の家の、いわゆる「天皇狂」が支援している。21世紀の指導者とは無縁だ。
池田が元気であれば、想定さえできなかった自公連立に、信濃町は内部で激しく揺れている。大義のない政治も宗教もすたれてしまうものだ。
<野党の徹底追及任せだと野垂れ死必至>
桜は春の花だ。安倍・官邸の桜は、冬枯れで根元から腐りきっている。そこを野党連合の追及チームが、徹底攻撃を仕掛ける通常国会である。
モリカケTBS山口強姦魔事件もくすぶり、いつでも点火する。関電疑獄もある。そこへもってきて、公明党の石井国交相が強行した、カジノ汚職事件がさく裂したからたまらない。
野党が本腰を入れると、2020国会は安倍追及国会となる。例の海外逃亡もままならなくなるだろう。
安倍・死に体内閣を待ち構えているのは、解散どころか野垂れ死にである。このまま死を待つのか。安倍本人も「死期が近づいてきている」と自覚する有様である。
傷ついた狼は、必ず動くだろう。じっとして死を待つよりも、先制攻撃で生き延びようとするだろう。そのための伊勢神宮参拝という、本日の憲法違反強行でもある。
<英ジョンソン、米トランプ、日産元CEOのゴーン>
安倍は昨年12月17日の、4500円会費のなじみの記者との完全極秘の懇談で、本心をさらけ出した。
「選挙は仕掛けたほうが勝つ」と断言した。英国のジョンソンの例を引き合いに出した。この安倍発言は正しい。その通りである。
日本の野党は、常に敗北してきた。理由は、逃げるだけの受け身の選挙をしてきたためである。英国の野党は、これまでの日本の野党と同じ対応をして、大敗北を喫した。
安倍は1・20国会冒頭解散狙いである。
傷ついた狼は、必ず先手必勝策にこだわりを見せるだろう。目下のトランプもそうである。議会の弾劾に青息吐息である。ついにイラン・イラクに手を出した。これは国際法にも国内法にも違反する先制攻撃で、イランの司令官を殺害した。トランプの生き残り作戦である。
事情は少しばかり違うかもしれないが、日産の元CEOのカルロス・ゴーン逃亡事件にしても、同じことがいえるだろう。日本の検察捜査・司法制度を国際社会で発進させようというのだろう。
12月29日の逃亡事件に検察はうろたえるばかりで、ようやく1月5日の時点で、形だけの検察声明を出した。検察の混乱は、推して知るべしだ。
安倍国粋主義者・ストロングナショナリストの生死をかけた一戦が、もうそこに来ているように感じるのだが。
2020年1月6日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
1・20国会冒頭解散<本澤二郎の「日本の風景」(3546)
2020/01/06 07:48
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<傷ついた狼は先制攻撃で生き残る>
傷ついた狼は、最後の最後じっとして死を待つのだろうか?2020年1月6日、日本の首相は、原始宗教の聖地・伊勢神宮を参拝、広島・長崎に投下された悪しき「神風」を、再び吹かそうというのか?うまくいくかどうか、誰も分からないが、一つだけいえることは、傷ついた狼の最後の手段は、先制攻撃で生き延びようとするものである。
前にも指摘したはずだが、それは1月20日に開会される通常国会冒頭解散である。むろん、憲法に違反するが、無知・無恥のずるい人間のやることである。満身創痍の安倍晋三である。1・20解散に賭けている!
過去に中曽根康弘の「寝たふり解散」を思い出した。公明党毒饅頭組の筆頭が「東京五輪以降」、よたつく二階が「今はない」と口をそろえている。くさい、実にくさい。
<公明党創価学会も瓦解寸前の様相>
事実上、池田大作氏を葬ってしまったかのように、戦前の国家主義と連携する現在の公明党創価学会は、池田時代のような選挙マシーンの役割を果たすことはできない。
多くの会員は、信仰の強いメンバーほど「平和党」を信じてきたのだが、それがこの7年の間に「戦争党」の仮面をつけてしまった。加えて、高齢化した会員の選挙運動は、当然のことながら著しく低下する。
2013年12月、太田ショウコウという悪党が、戦争法第一弾の「特定秘密保護法」強行に突っ走ると、初めて太田断罪の声が学会員から浮上した。木更津市の戦争遺児である。
悲しいことに彼女は、やくざ浜名に食い殺されてしまったが、太田は裏切り者だ、とする怒りの叫びは、いまも生きている。「木更津レイプ殺人事件」の被害者である。娘婿は公明新聞記者のはずだ。
戦争遺児の叫びは、自衛隊参戦法強行の場面になると、大掛かりな反対運動へと発展した。「池田先生の教えとは真逆ではないか」という純粋な叫び声は、主に八王子の創価大学から沸き起こった。
池田親衛隊である。
そして、2019年の参院選で大きな炎となって、公明党の狐に襲い掛かった。沖縄の野原善正である。野原擁立に奔走した政党は、いま安倍が一番恐れる山本太郎である。彼のかじ取り役は、自民党も公明党も知り尽くしている小沢一郎だ。中国の習近平を、最初に天皇に引き会わせた田中角栄の秘蔵っ子である。
時代は、山本を求めている。心臓は過去も過去、戦前のゾンビであろう。神社本庁と統一教会、生長の家の、いわゆる「天皇狂」が支援している。21世紀の指導者とは無縁だ。
池田が元気であれば、想定さえできなかった自公連立に、信濃町は内部で激しく揺れている。大義のない政治も宗教もすたれてしまうものだ。
<野党の徹底追及任せだと野垂れ死必至>
桜は春の花だ。安倍・官邸の桜は、冬枯れで根元から腐りきっている。そこを野党連合の追及チームが、徹底攻撃を仕掛ける通常国会である。
モリカケTBS山口強姦魔事件もくすぶり、いつでも点火する。関電疑獄もある。そこへもってきて、公明党の石井国交相が強行した、カジノ汚職事件がさく裂したからたまらない。
野党が本腰を入れると、2020国会は安倍追及国会となる。例の海外逃亡もままならなくなるだろう。
安倍・死に体内閣を待ち構えているのは、解散どころか野垂れ死にである。このまま死を待つのか。安倍本人も「死期が近づいてきている」と自覚する有様である。
傷ついた狼は、必ず動くだろう。じっとして死を待つよりも、先制攻撃で生き延びようとするだろう。そのための伊勢神宮参拝という、本日の憲法違反強行でもある。
<英ジョンソン、米トランプ、日産元CEOのゴーン>
安倍は昨年12月17日の、4500円会費のなじみの記者との完全極秘の懇談で、本心をさらけ出した。
「選挙は仕掛けたほうが勝つ」と断言した。英国のジョンソンの例を引き合いに出した。この安倍発言は正しい。その通りである。
日本の野党は、常に敗北してきた。理由は、逃げるだけの受け身の選挙をしてきたためである。英国の野党は、これまでの日本の野党と同じ対応をして、大敗北を喫した。
安倍は1・20国会冒頭解散狙いである。
傷ついた狼は、必ず先手必勝策にこだわりを見せるだろう。目下のトランプもそうである。議会の弾劾に青息吐息である。ついにイラン・イラクに手を出した。これは国際法にも国内法にも違反する先制攻撃で、イランの司令官を殺害した。トランプの生き残り作戦である。
事情は少しばかり違うかもしれないが、日産の元CEOのカルロス・ゴーン逃亡事件にしても、同じことがいえるだろう。日本の検察捜査・司法制度を国際社会で発進させようというのだろう。
12月29日の逃亡事件に検察はうろたえるばかりで、ようやく1月5日の時点で、形だけの検察声明を出した。検察の混乱は、推して知るべしだ。
安倍国粋主義者・ストロングナショナリストの生死をかけた一戦が、もうそこに来ているように感じるのだが。
2020年1月6日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)