2020/01/07 12:46
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安倍・笹川の強姦魔逃亡計画?<本澤二郎の「日本の風景」(3547)より、転載させて頂きました。
<岸信介・笹川良一の長くて深い競艇賭博人脈>
戦後第一回目の鳩山一郎の自由党が選挙で勝利した原因・原動力は、戦後右翼のドンとして恐れられた児玉誉士夫の、日本敗戦直前に中国大陸から略奪してきた、プラチナなどの貴金属類の一部を札束に替えて、大掛かりな買収選挙を行使したことによる。中国侵略の悪しき実績が、戦後保守を台頭させたものである。この闇の真実を教えてくれた人物は、小泉純一郎内閣のご意見番として知られた松野頼三、彼の父親は、戦後の経済復興を実現した吉田茂長期政権の御三家の一人、松野鶴平である。
鳩山一郎内閣の黒幕となった児玉、そして幹事長として仕えた岸、この児玉の使い走り役となって児玉同様、闇の世界の実力者となった笹川良一。戦後保守政治の正統化できない、深すぎる恥部について、現在の政治屋とほとんどの国民は知らない。自民党右翼は、えらそうな顔など出来るものではない。
この悪しき不正腐敗人脈が、TBS山口強姦魔の逃亡計画で浮上したことを、日本女性の一番勇気ある伊藤詩織さんが明らかにしたのだが、反省を知らない強姦魔は、悪しき権力を背景に控訴した、と昨日報じられた。
<保守戦前派政治屋とグルの右翼暴力団の不正腐敗人脈>
児玉は岸と共に軍事利権、ついでナベツネと共に中曽根康弘と共闘したのだが、笹川は競艇ギャンブルに手を出し、事実上、それを独占した。背後の支援者が岸や佐藤栄作、ついで福田赳夫、岸の線で安倍晋太郎、晋三へとつながった。暴力を背景とした、恐ろしい闇人脈が、現在の自民党の心臓部に突き刺さったまま、時にそれが浮上する、自民党の大いなる特徴・恥部となっている。
戦後の日本政治史は、正確に言うと、したがってまともな書物はない。嘘・偽りの政治史でしかない。その責任は日本国民、学者、文化人、ジャーナリストにある。
ここでは、その責めを果たしながら、伊藤詩織さんが追及して止まない山口強姦魔の非を指摘することが、これまたジャーナリストの責務であろう。同時に山口を雇用したTBS責任についても、弾劾するものである。
ずばりこの強姦魔もみ消し事件は、闇の悪しき権力犯罪である。対するは、女性が決して譲歩できない人格・人権問題でもある。全女性が直視しなければならない重大事件でもある。
これの刑事事件は、警察と検察を操る悪しき官邸によって、事件は封じ込められてしまったが、民事では東京地裁の判事が、中立・公正に強姦を事実認定した。これで幕引きのはずだが、悪党はそれでも肩ひじをひけらかして、世論をひっくり返せるという思い上がりに執着しているが、高裁が政治的判断をすれば、それこそ全国民と世界の全女性が反撃に立ち上がる。予見できる。
<強姦魔の逃亡先は、笹川財団経由の米東西センター>
詩織さんの元へと内部告発があった。「強姦魔がアメリカの研究機関のようなところに籍を置いた」という意外な情報である。
彼女はさっそくアメリカに飛んだ。東西センターは、日本人にはあまりなじみのない研究施設だ。彼女はそこで、強姦魔が笹川財団の特別ルートを使って、研究員になったことを、調べ上げたのだ。
官邸の闇人脈を承知している者であれば、即座に膝をたたく場面である。さすがは詩織ジャーナリストである。
東西センターには、笹川資金が流れていたのだ。これなら直ちにOKが取れる。しかし、時期的にどうだったのか。筆者に資料がない。たとえ特別ルートだとしても、強姦魔を入会させるような研究センターは、アメリカ広いといえどもそんな機関・施設はない。
結果的に強姦魔の研究員は実現しなかったのだが、問題は強姦魔のために「笹川が動いた」という事実は大きい。嘘の塊のような安倍は白状しないだろうが、野党は笹川側を徹底追及すれば、真実の一部が露見するだろう。
安倍スポンサーのギャンブル財団は、古くは運輸省、現在は国交省管轄である。ここに来ると、カジノがそうだったが、久しく公明党創価学会の牙城でもあることが判明する。
田中角栄内閣の時、競艇ギャンブルを独占する笹川良一に対して、田中がやめさせようと攻勢をかけたことがあった。しかし、笹川は福田の清和会に逃げて、危機を乗り切っている。
ギャンブル利権に食らいつく清和会には、反吐が出る。自民党ナショナリスト軍団は、入れ墨やくざから死の商人まで、危ない人脈を囲い込んでいる。その一端が、はしなくも強姦魔の逃亡計画で発覚・露呈したことになろう。
<旧一色村のオウム基地が安倍・笹川家の別荘>
オウム事件を社会部事件として、一般の報道記事でしか見てこなかったのが悔やまれる。安倍と親しい石原慎太郎が関係していることはわかっている。となると台湾派の森喜朗も登場するのだろうか。二人は反中派の青嵐会の同士だ。東京五輪に奔走、森はいま五輪利権の主役になっている。
オウム事件の中核が、山梨県の旧一色村という。いまそこの広大な用地が笹川の別荘という。隣が安倍晋三がよく利用している安倍別荘という。このことをまず知りたい。
オウムー笹川ー安倍という不可解な関係の有無が不明である。三者に関係する糸があったのかどうか。どなたかに教えを請いたい。臭い。
<オウム処刑前夜の安倍と上川法相らの乾杯>
オウム死刑囚を一括して処刑した人物は、たしか上川という女性法務大臣だった。彼女を起用した理由は、この一点にあったことが、いまは理解できる。
それというのも、上川がオウム処刑の決断をした前夜、安倍と飲んだくれていた写真が、ネットに流れた。まさかとは思いたくないが、やはり安倍とオウムの関係はどうなのか。「もう邪魔になったので、早く消えてほしい」といった思いがあったのかどうか。下衆の勘繰りかもしれないが、上川と安倍の処刑前夜祭の乾杯風景が、今も記憶に残っている。
<笹川別荘での安倍・森・小泉の清和会飲み食いとゴルフ三昧>
競艇ギャンブルと財団を率いる笹川陽平は、いまや天下を取ったような気分に違いない。父親のギャンブル利益を足場にして、日本とか東京を冠にした財団まで組織化した息子の陽平は、1年に一度、清和会の現元の首相経験者を別荘に呼んで飲み食い、翌日はゴルフだ。
それをこっそりとやるのではなく、公然と全国民にひけらかしているのである。それをネットにも流して、栄耀栄華を極めている笹川である。
世間では「賭博のあんちゃんが、二代目になって、清和会首相らを手玉に取っている」と評判するのが、うれしくてたまらないのであろう。
ただし、この仲間に福田赳夫の息子の康夫は入らない。拒絶している。「私は親父と違う」と政治家としての矜持を死守して、笹川の軍門に下ることを良しとしていない。康夫と安倍は、格が違う。韓国や中国との友好に棹差して揺るがない。鳩山由紀夫にもそれがいえる。まともである。
<岸信介を岸君と呼んだ千葉三郎が「笹川さん」>
A級戦犯として巣鴨に拘束された岸と児玉、この岸を岸君と呼んでいた人物が、自民党最右翼反共勢力の素心会を率いた千葉三郎である。
選挙区が同じだった関係で、よく千葉事務所をのぞいた。そこに統一教会・勝共連合の若者が押しかけてきて、運転手をしていた。茂原出身の寺部女史が、事務所の一切を取り仕切っていた。
佐藤栄作が首相を辞めた後、初めて佐藤との単独会見に成功したが、確か千葉の声かけの成果だった。
彼は一度労働大臣になったが、二度と入閣しなかった。「金を出さないと大臣になれないと分かったので」とあっさりと白状した。永田町では清廉の士で知られたが、それゆえか岸の盟友・児玉が話題になることはなかった。
ただし、笹川良一について「笹川さん」と呼んだ。笹川の金と関係したのであろうか。岸と笹川の人脈は、孫と息子へと続いている。持ちつもたれつだ。ジャパンライフの山口とは35年の歴史がある安倍家であるが、笹川とは60年前からなのだ。
<福田・清和会集金パーティーに登壇した笹川良一>
70年代か80年代の初めだったと思う。福田赳夫の清和会の集金パーティーが、都内のホテルで開催された。
そこでハプニングが起きた。壇上に白い髪をした老人が、威勢よく駆け足で駆け上がった。おそらく80代のころの笹川だった。競艇ギャンブルがどういうものか、全く知らないが、よほど暴利を手にしてたのであろう。
大金の闇献金者は、自民党派閥内で遠慮するところがなかった。好きな時、好きな場所でなんでも出来たのだ。他の派閥で笹川の名前は聞かなかった。笹川は腹違いの息子を政界に送り込んでもいた。
右翼暴力団を背景にしたギャンブル利権の人物が、運輸省を抑え込み、公然と派閥の世界に躍り出た瞬間だった。
いま二代目は船舶振興会から財団を擁立して、大きく羽を伸ばしている。安倍晋三は、その人脈を利用して強姦魔をかくまおうとした疑惑が浮上したことになろう。詩織さんの成果だ。
岸は60年前の60年安保を強行するためにやくざ暴力団を動員した。今回の詩織さん事件で、家族などに大掛かりないじめ・嫌がらせがあったと聞く。まさか、これに笹川が関与していないのか、大いに気になってきた。
安倍・笹川・山口に大義も正義もない。国民は知ってしまった。
2020年1月7日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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戦後第一回目の鳩山一郎の自由党が選挙で勝利した原因・原動力は、戦後右翼のドンとして恐れられた児玉誉士夫の、日本敗戦直前に中国大陸から略奪してきた、プラチナなどの貴金属類の一部を札束に替えて、大掛かりな買収選挙を行使したことによる。中国侵略の悪しき実績が、戦後保守を台頭させたものである。この闇の真実を教えてくれた人物は、小泉純一郎内閣のご意見番として知られた松野頼三、彼の父親は、戦後の経済復興を実現した吉田茂長期政権の御三家の一人、松野鶴平である。
鳩山一郎内閣の黒幕となった児玉、そして幹事長として仕えた岸、この児玉の使い走り役となって児玉同様、闇の世界の実力者となった笹川良一。戦後保守政治の正統化できない、深すぎる恥部について、現在の政治屋とほとんどの国民は知らない。自民党右翼は、えらそうな顔など出来るものではない。
この悪しき不正腐敗人脈が、TBS山口強姦魔の逃亡計画で浮上したことを、日本女性の一番勇気ある伊藤詩織さんが明らかにしたのだが、反省を知らない強姦魔は、悪しき権力を背景に控訴した、と昨日報じられた。
<保守戦前派政治屋とグルの右翼暴力団の不正腐敗人脈>
児玉は岸と共に軍事利権、ついでナベツネと共に中曽根康弘と共闘したのだが、笹川は競艇ギャンブルに手を出し、事実上、それを独占した。背後の支援者が岸や佐藤栄作、ついで福田赳夫、岸の線で安倍晋太郎、晋三へとつながった。暴力を背景とした、恐ろしい闇人脈が、現在の自民党の心臓部に突き刺さったまま、時にそれが浮上する、自民党の大いなる特徴・恥部となっている。
戦後の日本政治史は、正確に言うと、したがってまともな書物はない。嘘・偽りの政治史でしかない。その責任は日本国民、学者、文化人、ジャーナリストにある。
ここでは、その責めを果たしながら、伊藤詩織さんが追及して止まない山口強姦魔の非を指摘することが、これまたジャーナリストの責務であろう。同時に山口を雇用したTBS責任についても、弾劾するものである。
ずばりこの強姦魔もみ消し事件は、闇の悪しき権力犯罪である。対するは、女性が決して譲歩できない人格・人権問題でもある。全女性が直視しなければならない重大事件でもある。
これの刑事事件は、警察と検察を操る悪しき官邸によって、事件は封じ込められてしまったが、民事では東京地裁の判事が、中立・公正に強姦を事実認定した。これで幕引きのはずだが、悪党はそれでも肩ひじをひけらかして、世論をひっくり返せるという思い上がりに執着しているが、高裁が政治的判断をすれば、それこそ全国民と世界の全女性が反撃に立ち上がる。予見できる。
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詩織さんの元へと内部告発があった。「強姦魔がアメリカの研究機関のようなところに籍を置いた」という意外な情報である。
彼女はさっそくアメリカに飛んだ。東西センターは、日本人にはあまりなじみのない研究施設だ。彼女はそこで、強姦魔が笹川財団の特別ルートを使って、研究員になったことを、調べ上げたのだ。
官邸の闇人脈を承知している者であれば、即座に膝をたたく場面である。さすがは詩織ジャーナリストである。
東西センターには、笹川資金が流れていたのだ。これなら直ちにOKが取れる。しかし、時期的にどうだったのか。筆者に資料がない。たとえ特別ルートだとしても、強姦魔を入会させるような研究センターは、アメリカ広いといえどもそんな機関・施設はない。
結果的に強姦魔の研究員は実現しなかったのだが、問題は強姦魔のために「笹川が動いた」という事実は大きい。嘘の塊のような安倍は白状しないだろうが、野党は笹川側を徹底追及すれば、真実の一部が露見するだろう。
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<笹川別荘での安倍・森・小泉の清和会飲み食いとゴルフ三昧>
競艇ギャンブルと財団を率いる笹川陽平は、いまや天下を取ったような気分に違いない。父親のギャンブル利益を足場にして、日本とか東京を冠にした財団まで組織化した息子の陽平は、1年に一度、清和会の現元の首相経験者を別荘に呼んで飲み食い、翌日はゴルフだ。
それをこっそりとやるのではなく、公然と全国民にひけらかしているのである。それをネットにも流して、栄耀栄華を極めている笹川である。
世間では「賭博のあんちゃんが、二代目になって、清和会首相らを手玉に取っている」と評判するのが、うれしくてたまらないのであろう。
ただし、この仲間に福田赳夫の息子の康夫は入らない。拒絶している。「私は親父と違う」と政治家としての矜持を死守して、笹川の軍門に下ることを良しとしていない。康夫と安倍は、格が違う。韓国や中国との友好に棹差して揺るがない。鳩山由紀夫にもそれがいえる。まともである。
<岸信介を岸君と呼んだ千葉三郎が「笹川さん」>
A級戦犯として巣鴨に拘束された岸と児玉、この岸を岸君と呼んでいた人物が、自民党最右翼反共勢力の素心会を率いた千葉三郎である。
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彼は一度労働大臣になったが、二度と入閣しなかった。「金を出さないと大臣になれないと分かったので」とあっさりと白状した。永田町では清廉の士で知られたが、それゆえか岸の盟友・児玉が話題になることはなかった。
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<福田・清和会集金パーティーに登壇した笹川良一>
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いま二代目は船舶振興会から財団を擁立して、大きく羽を伸ばしている。安倍晋三は、その人脈を利用して強姦魔をかくまおうとした疑惑が浮上したことになろう。詩織さんの成果だ。
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