教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

高齢福祉事業者の倒産、19年は過去最多に

2020年01月27日 18時58分04秒 | 社会・経済

高齢福祉事業者の倒産、19年は過去最多に

 

朝日新聞2020年01月27日05時00分

高齢福祉事業者の倒産、19年は過去最多に

 

 老人ホームや介護施設を運営する高齢福祉事業者の2019年の倒産が、前年より13件多い96件と過去最多だった。利用者が増える一方で、競争も激しくなっている。ホームヘルパーなど介護人材の人手不足も、経営の重荷となっている。

 

 民間の調査会社・帝国データバンクによると、都道府県別では大阪が19件と最も多く、神奈川10件、東京8件、北海道・兵庫各7件、福岡6件と続く。負債総額も17年の約129億円を上回り、過去最高の約161億円。昨年1月に民事再生法を申請した、介護付き老人ホームの運営会社「未来設計」(東京都)の負債額が約54億円と多額で全体を押し上げた。業態別では訪問介護が過半の51件を占め、通所介護24件、老人ホーム10件、高齢者向け住宅6件と続いた。

 

 激しい競争を背景に、倒産は11年の14件以降増える傾向だ。介護保険法が00年に施行され、異業種からの参入が相次いだ。厚生労働省によると、訪問介護と通所介護の施設・事業所数は01年に約2万1千だったが、07年に約4万2千、17年に約7万9千まで増えた。異業種から参入した運営者は「ノウハウなどが不十分なまま、介護サービス事業に活路を見いだそうとする業績不振の企業も多かった」(帝国データバンクの阿部成伸氏)という。

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jlj0011のblog 官邸内の暗闘<本澤二郎の「日本の風景」(3577)

2020年01月27日 14時34分20秒 | 国際・政治
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官邸内の暗闘<本澤二郎の「日本の風景」(3577)
2020/01/27 12:45
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官邸内の暗闘<本澤二郎の「日本の風景」(3577)より、転載させて、頂きました。
<「安倍・死に体」で決起した菅ー二階組クーデター>
 東京から永田町秘話が届いた。整理してみると、安倍と菅のスキャンダル暴露合戦の暗闘がよく見えてくる。安倍「桜」事件で死に体に追い込まれた晋三をこれ幸いとばかり、人事で主導権を確保した菅ー二階組のクーデターと分析すると、実に分かりやすい。官邸のナンバーワンとナンバーツーの死闘といってもいい。
 具体的には、スキャンダル暴露合戦だ。無力な野党をしり目に、官房長官の菅が、自民党幹事長の二階と組んでの、安倍との互角の争いによって、国民は新聞テレビでは報道されない真実を見せてくれている。
 舞台の役者は、永田町の一流どころだから、観戦するほうも不正を暴いてくれるものだから、怒りながらも留飲を下げてくれる。


 このことは国民と野党の覚醒を叫んでいることになるのだが。べら棒な高額報酬で、懐を温めて満足しているだけの野党議員と、霞が関の官僚にも、国民の怒りの矛先が向けられてもいる!


<暮れの人事で二階幹事長留任、河井法相ー菅原経産相で王手>
 安倍「桜」事件でよろめいてしまった首相の様子に、連携する二階と菅が「もう安倍はいいだろう」とクーデター計画を徐々に始動させたことから、官邸の暗闘のゴングが鳴り響いたのだろう。


 「幹事長を交代させたい」という安倍に対して、菅は体を張って阻止した。人事から騒動は始まった。菅は二階を留任させることに成功させると、矢継ぎ早に法相に河井克行、経産省に菅原一秀を押し込んだ。
 二人とも二階派兼菅派である。
 これで二人は、クーデター成功と喜んだのだが、この企みを安倍側近の警察官僚で安保局長の北村と、経産省出身の内閣補佐官の今村が察知したようだ。
 反撃材料は、二人の不正選挙の暴露である。安倍は即座に二人の首をはねたのだが、問題の核心は、菅による検事総長人事にあった。


 清和会には、天下人は検事総長を握れ、という内々の伏線・約束事が存在する。それは清和会創設者の福田赳夫が、戦後の汚職事件に絡んで逮捕されたという苦い経験からきている。
 政局のカギを握る検事総長というのも、清和会独特の思想である。検察官僚も心得たもので、検事総長を狙うものは、まずは官邸とのパイプにこだわりを見せる。そのため首相犯罪に検察が沈黙するのは、昔からなのだ。したがって攻め手は、国会で検察庁を追い込んだり、告発を連発して世論を喚起することが不可欠なのだ。
 今の野党には、こうした手段を知らない。


<検事総長狙いでポスト安倍を掌握した?>
 菅は清和会の人間ではないが、長く清和会首相と共にしていると、安倍の手口を膚で感じる。それを安倍・死に体の場面で、自ら強行したことになる。


 河井を法務省に送り込んだことで、菅のクーデターは半分成功したことになろう。どっこい安倍サイドは、河井退治の不正の材料をつかんでいた。夫人の案里の選挙違反事件も。


 スキャンダルは、安倍「桜」一大スキャンダルに蓋をする効果もある。一石二鳥である。


<安倍筋の河井ー菅原不正発覚で首、法相に森雅子起用>
 たしか加計孝太郎事件では、正論派の文科事務次官の前川喜平が失脚させられたが、この時はナベツネの読売に書かせた。今回は避けた。
 このところのスキャンダル報道は、週刊誌に任せている点が特徴である。


 河井夫妻と菅原の不正発覚で安倍は、まんまと側近の森雅子に挿げ替えることに成功した。菅ー二階組の野望を、すんでのところで食い止めたようだ。


<カジノ汚職で菅ー二階に反撃>
 追い打ちをかけるように、カジノ法汚職事件を検察に指示したとみられる。
 カジノ利権に食らいつく菅と二階への外堀を埋める新たな反撃である。


 菅のホームグラウンドは、神奈川県である。菅は先の人事で、神奈川県から小泉進次郎、河野太郎を入閣させている。菅の威力を見せつけたのだが、その勢いで横浜にカジノを、との野望も露見させた。
 横浜市が突然、カジノ建設に突っ込んだ背景には、菅の政治力が関係しているだろう。


 検察は当選3回生を逮捕したが、狙いは菅と二階への圧力とみていい。検察も、雑魚を捕まえてお茶を濁す作戦のようだ。この重大事件も安倍「桜」隠しとしての効果がある。
 安倍「桜」隠しと菅攻撃と一石二鳥作戦といえる。


<逆に河井案里向けの1億5000万円投入暴露で反撃>
 ここで終わらなかった。菅と二階の反撃は、安倍がとことん入れ込んだとされる案里金権選挙暴露へと発展させたというのだ。


 参院選の候補に1億5000万円投入したということに、自民党関係者であれば、誰もが驚くすごい大金である。過去に前例はない。何のために?下衆の勘繰りだと、それは「もう高市も稲田も過去の女性。これからは案里ということさ」というのだが、真相は不明だ。
 案里への特別支援は、岸田・宏池会の溝井落選で、岸田の総裁候補脱落をも約束した。宏池会と清和会は水と油の関係が、昔から存在した。


<安倍の岸田・宏池会撃墜作戦を表面化>
 飼い猫のような岸田を切って捨てた安倍に、岸田・宏池会は保守本流派閥としての復権に賭けることになる。その指導者は、反安倍の急先鋒で知られる林芳正だ。


 ということになれば、雨降って地固まるの宏池会として再生可能だろう。国民は、極右の安倍・国家主義よりも、護憲の宏池会リベラルを選択することになる。軽武装・経済重視がいいに決まっている。


<第二ジャパンライフ疑惑の昭恵を追撃>
 菅サイドの安倍攻撃は、これで収まらなかったという。第二のジャパンライフの発覚と、そこに例の昭恵が絡んでいるという疑惑発覚である。
 雑誌「FACTA」が取り上げたという。


 安倍同様に昭恵もじっとしていない。トラブルメーカーであり続けている。これが、安倍家の家庭内騒動に輪をかけることになる。


 菅には、TBS山口強姦魔救済事件で有名になった、中村格が警察庁のナンバーツーの地位を占めている。中村は菅の懐刀でもある。
 清和会OBは、いまの中村を針の筵と分析しているが、彼は菅を通じて安倍家の内情にも明るい。


<安倍家の家庭内騒動を公表>
 このところ、安倍家の家庭内騒動が、より激しくなっている。「安倍の事件の裏に昭恵あり」と見られているためらしい。
 「最近は、安倍の母親に長兄も加わって、騒動も活発化している」というのだが、これは直接見たわけではないので、断定はできない。
 いえることは、大嫌いな公邸に泊まる機会が増えていることだけは、確かであろう。私邸が大好きな理由は、側近との秘密の内緒話ができるからだ。もちろん、公邸でも可能だが、油断すると、見つかる危険性が大きい。


<自壊する安倍内閣の終わりの始まり>
 官邸のトップとナンバーツーの攻防戦は、いうなれば安倍の終わりの始まりを意味するだろう。官邸の自壊である。

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<「安倍・死に体」で決起した菅ー二階組クーデター>
 東京から永田町秘話が届いた。整理してみると、安倍と菅のスキャンダル暴露合戦の暗闘がよく見えてくる。安倍「桜」事件で死に体に追い込まれた晋三をこれ幸いとばかり、人事で主導権を確保した菅ー二階組のクーデターと分析すると、実に分かりやすい。官邸のナンバーワンとナンバーツーの死闘といってもいい。
 具体的には、スキャンダル暴露合戦だ。無力な野党をしり目に、官房長官の菅が、自民党幹事長の二階と組んでの、安倍との互角の争いによって、国民は新聞テレビでは報道されない真実を見せてくれている。
 舞台の役者は、永田町の一流どころだから、観戦するほうも不正を暴いてくれるものだから、怒りながらも留飲を下げてくれる。


 このことは国民と野党の覚醒を叫んでいることになるのだが。べら棒な高額報酬で、懐を温めて満足しているだけの野党議員と、霞が関の官僚にも、国民の怒りの矛先が向けられてもいる!


<暮れの人事で二階幹事長留任、河井法相ー菅原経産相で王手>
 安倍「桜」事件でよろめいてしまった首相の様子に、連携する二階と菅が「もう安倍はいいだろう」とクーデター計画を徐々に始動させたことから、官邸の暗闘のゴングが鳴り響いたのだろう。


 「幹事長を交代させたい」という安倍に対して、菅は体を張って阻止した。人事から騒動は始まった。菅は二階を留任させることに成功させると、矢継ぎ早に法相に河井克行、経産省に菅原一秀を押し込んだ。
 二人とも二階派兼菅派である。
 これで二人は、クーデター成功と喜んだのだが、この企みを安倍側近の警察官僚で安保局長の北村と、経産省出身の内閣補佐官の今村が察知したようだ。
 反撃材料は、二人の不正選挙の暴露である。安倍は即座に二人の首をはねたのだが、問題の核心は、菅による検事総長人事にあった。


 清和会には、天下人は検事総長を握れ、という内々の伏線・約束事が存在する。それは清和会創設者の福田赳夫が、戦後の汚職事件に絡んで逮捕されたという苦い経験からきている。
 政局のカギを握る検事総長というのも、清和会独特の思想である。検察官僚も心得たもので、検事総長を狙うものは、まずは官邸とのパイプにこだわりを見せる。そのため首相犯罪に検察が沈黙するのは、昔からなのだ。したがって攻め手は、国会で検察庁を追い込んだり、告発を連発して世論を喚起することが不可欠なのだ。
 今の野党には、こうした手段を知らない。


<検事総長狙いでポスト安倍を掌握した?>
 菅は清和会の人間ではないが、長く清和会首相と共にしていると、安倍の手口を膚で感じる。それを安倍・死に体の場面で、自ら強行したことになる。


 河井を法務省に送り込んだことで、菅のクーデターは半分成功したことになろう。どっこい安倍サイドは、河井退治の不正の材料をつかんでいた。夫人の案里の選挙違反事件も。


 スキャンダルは、安倍「桜」一大スキャンダルに蓋をする効果もある。一石二鳥である。


<安倍筋の河井ー菅原不正発覚で首、法相に森雅子起用>
 たしか加計孝太郎事件では、正論派の文科事務次官の前川喜平が失脚させられたが、この時はナベツネの読売に書かせた。今回は避けた。
 このところのスキャンダル報道は、週刊誌に任せている点が特徴である。


 河井夫妻と菅原の不正発覚で安倍は、まんまと側近の森雅子に挿げ替えることに成功した。菅ー二階組の野望を、すんでのところで食い止めたようだ。


<カジノ汚職で菅ー二階に反撃>
 追い打ちをかけるように、カジノ法汚職事件を検察に指示したとみられる。
 カジノ利権に食らいつく菅と二階への外堀を埋める新たな反撃である。


 菅のホームグラウンドは、神奈川県である。菅は先の人事で、神奈川県から小泉進次郎、河野太郎を入閣させている。菅の威力を見せつけたのだが、その勢いで横浜にカジノを、との野望も露見させた。
 横浜市が突然、カジノ建設に突っ込んだ背景には、菅の政治力が関係しているだろう。


 検察は当選3回生を逮捕したが、狙いは菅と二階への圧力とみていい。検察も、雑魚を捕まえてお茶を濁す作戦のようだ。この重大事件も安倍「桜」隠しとしての効果がある。
 安倍「桜」隠しと菅攻撃と一石二鳥作戦といえる。


<逆に河井案里向けの1億5000万円投入暴露で反撃>
 ここで終わらなかった。菅と二階の反撃は、安倍がとことん入れ込んだとされる案里金権選挙暴露へと発展させたというのだ。


 参院選の候補に1億5000万円投入したということに、自民党関係者であれば、誰もが驚くすごい大金である。過去に前例はない。何のために?下衆の勘繰りだと、それは「もう高市も稲田も過去の女性。これからは案里ということさ」というのだが、真相は不明だ。
 案里への特別支援は、岸田・宏池会の溝井落選で、岸田の総裁候補脱落をも約束した。宏池会と清和会は水と油の関係が、昔から存在した。


<安倍の岸田・宏池会撃墜作戦を表面化>
 飼い猫のような岸田を切って捨てた安倍に、岸田・宏池会は保守本流派閥としての復権に賭けることになる。その指導者は、反安倍の急先鋒で知られる林芳正だ。


 ということになれば、雨降って地固まるの宏池会として再生可能だろう。国民は、極右の安倍・国家主義よりも、護憲の宏池会リベラルを選択することになる。軽武装・経済重視がいいに決まっている。


<第二ジャパンライフ疑惑の昭恵を追撃>
 菅サイドの安倍攻撃は、これで収まらなかったという。第二のジャパンライフの発覚と、そこに例の昭恵が絡んでいるという疑惑発覚である。
 雑誌「FACTA」が取り上げたという。


 安倍同様に昭恵もじっとしていない。トラブルメーカーであり続けている。これが、安倍家の家庭内騒動に輪をかけることになる。


 菅には、TBS山口強姦魔救済事件で有名になった、中村格が警察庁のナンバーツーの地位を占めている。中村は菅の懐刀でもある。
 清和会OBは、いまの中村を針の筵と分析しているが、彼は菅を通じて安倍家の内情にも明るい。


<安倍家の家庭内騒動を公表>
 このところ、安倍家の家庭内騒動が、より激しくなっている。「安倍の事件の裏に昭恵あり」と見られているためらしい。
 「最近は、安倍の母親に長兄も加わって、騒動も活発化している」というのだが、これは直接見たわけではないので、断定はできない。
 いえることは、大嫌いな公邸に泊まる機会が増えていることだけは、確かであろう。私邸が大好きな理由は、側近との秘密の内緒話ができるからだ。もちろん、公邸でも可能だが、油断すると、見つかる危険性が大きい。


<自壊する安倍内閣の終わりの始まり>
 官邸のトップとナンバーツーの攻防戦は、いうなれば安倍の終わりの始まりを意味するだろう。官邸の自壊である。


 世論調査の数字は、自在に操ることが出来ても、近親憎悪はそうはいかない。そこに権力が関係するため、成り行きいかんで内閣総辞職も起こりうるだろう。
 東京五輪花道引退論は、甘い分析かもしれない。


 真っ当な野党が、真っ当に審議ストップを繰り返すと、心臓がパニックを起こす可能性を否定できない。


 安倍の体力も限界を超えている。日本会議の4選論は容易なことではない。
2020年1月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 世論調査の数字は、自在に操ることが出来ても、近親憎悪はそうはいかない。そこに権力が関係するため、成り行きいかんで内閣総辞職も起こりうるだろう。
 東京五輪花道引退論は、甘い分析かもしれない。


 真っ当な野党が、真っ当に審議ストップを繰り返すと、心臓がパニックを起こす可能性を否定できない。


 安倍の体力も限界を超えている。日本会議の4選論は容易なことではない。
2020年1月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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ニュース ライフ 心電図検査 心筋梗塞や狭心症の発見が難しい理由

2020年01月27日 14時20分45秒 | 健康・病気
 
 

心電図検査 心筋梗塞や狭心症の発見が難しい理由

異常が現れたらもう手遅れ(写真/AFLO)

(NEWSポストセブン)

 毎年、体に異常がないかをチェックするために受ける「健康診断」。採血し、心電図を取り、便や尿を提出し、そして医師の問診を受ける──だが、「毎年これだけ調べているから安心」とはいえない。検査を受けることで、かえって“健康を損なうリスク”があるのだ。

 命に直結する「心臓」の検査にも落とし穴がある。ベッドに横たわり、胸や手足に電極を付けて心拍を計測する心電図検査だが、こちらは「不整脈」を見つけるための検査であり、日本人の死因第2位である「心血管疾患」に分類される「狭心症」や「心筋梗塞」を発見するのは難しい。ナビタスクリニック理事長の久住英二医師が指摘する。

「狭心症のなかでも男性に多いのは、動脈硬化が進んで心臓の血管が細くなる『労作性狭心症』。これは、運動時などに十分な酸素を心臓に運べなくなり胸痛などを起こします。また中高年以降の女性に多い『異型狭心症』は心臓の血管が痙攣することで生じます。どちらのタイプの狭心症も心電図での診断は難しく、胸痛などの症状のみで診断することが多い」

 心筋梗塞は、狭心症が進行して心臓の筋肉が壊死した状態を指す。こちらは「心電図に異常が現われたときには手遅れ」だという。

「心臓の筋肉が大きく壊死している状態だと特徴的な心電図波形が現われますが、部分的に壊死した状態では診断できません」(同前)

 久住医師によれば、「本来の目的である不整脈も見逃すケースが多い」という。

「心電図検査を実施する数分間のうちに発作が出ないと、不整脈は検知できません。3心拍ごとに異変が生じる『三段脈』というタイプは心電図でも検知しやすいのですが、ほとんどのケースは治療する必要がない。要治療の疾患は検知できず、治療不要の疾患を検知するのが心電図検査の現実です」(同前)

 世界では新たな技術が導入されているが、日本の医療現場の動きは遅い。

「米国では、24時間ずっと心拍を計測できる腕時計型の機器が不整脈の発見に大きな効果を挙げていますが、日本では医療機器として認証されておらず、臨床現場で利用できません。日本でも早急に導入しないと、見つけられる病気が見つけられないままです」(同前)

 こうした状況で心臓の危機を察知するために久住医師が勧めるのは、「血液検査」と「超音波検査(エコー)」だ。

「血糖値などの数値が高いと心筋梗塞の可能性が高い。またエコーで心臓の動きをリアルタイムに把握することにより、異変を敏感に察知できます」(同前)

 心臓を守るためには、本当に有効な検査を自ら探す心がけが必要となってくる。

※週刊ポスト2020年1月31日号

 

循環器内科医の専門医なら、開業医でも心臓エコーも有ります。

経験と医師の腕です。

熟達した循環器内科の名医は、聴診器で心臓病を診断できるそうです。

 

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中国の新型肺炎死者、80人に=春節連休を3日延長―感染者2744人に

2020年01月27日 12時19分03秒 | ニュース

 

中国の新型肺炎死者、80人に

中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎感染で、中国国内の死者が27日午前0時(日本時間同1時)現在、前日から24人増えて80人に上った。写真は、北京国際空港でマスクを着用して歩く乗客。【EPA時事】

(時事通信)

 【北京時事】中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎感染で、中国政府は、国内の死者が27日午前0時(日本時間同1時)現在、前日発表から24人増えて80人に上ったと発表した。感染者も769人増えて2744人になった。止まらない感染拡大を受け、中国政府は同日、春節(旧正月)に合わせた連休を2月2日まで延長すると発表した。本来は24〜30日の1週間だったが、3日間増える。春節連休の延長は極めて異例の措置だ。

 死者の内訳は湖北省76人(うち武漢市63人)、上海市、河北、河南、黒竜江各省が各1人。全国の重症患者は461人。感染が疑われる例は5794人で、前日の発表から倍増した。湖北省の発表によると、同省の感染者は前日から371人増え、1423人に上った。うち重症患者は221人で、危篤患者は69人。死者はさらに増えるとみられる。 

</article>
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HOME天木直人のブログトランプ大統領に迎合するイスラエルの与野党党首

2020年01月27日 12時10分49秒 | 国際・政治

トランプ大統領に迎合するイスラエルの与野党党首
2020-01-27




 「尻尾に振り回される犬」という言葉がある。
 私がこの言葉を知ったのは、「イスラエルに振り回される米国」の事を揶揄した文章を読んだ時だ。
 ユダヤ系米国人は米国の総人口の2-3%らしいが、そのユダヤ系米国人は、米国の政治、金融、メディア、弁護士など、米国を動かす層の半数を占めるという数字がある。
 ユダヤ系米国人に嫌われては、米国では選挙にまず勝てないのだ。
 だから米国の政策は、ちっぽけなイスラエルに振り回される、そういう意味だ。
 しかし、きょうの、この記事を読むと、イスラエルも米国に従属するしかないと言う気にさせられる。
 きょうの一部の新聞が小さく次のように報じていた。
 イスラエルの野党勢力を率いるガンツ元軍参謀総長は1月25日、米政権の招待を受け入れて訪米し、トランプ大統領と27日に会談すると表明した。ロイター通信が伝えた、と。
 これには驚かされた。
 報道によれば、ガンツ氏と激しい政権争いをしているネタ二ヤフ首相がやはり訪米して28日にトランプ大統領と会う。
 これは前から決まっていたことだ。
 きょうの記事によれば、その直前に、野党党首が招待を受けてトランプ大統領と会うと言うのだ。
 呼ぶ方も、呼ばれて喜んで行く方も、そして政敵を呼ばれても文句の一つも言わない与党党首も、どっちもどっちだ。
 なぜこんな奇妙な起きるのか。
 それはトランプ大統領が28日にも発表するパレスチナ和平提案が、イスラエルにとって与野党を超えて大歓迎であるからだ。
 この和平提案は和平提案とは言うものの、イスラエルによる入植、つまりパレスチナを併合を、事実上容認するものだ。
 パレスチナ併合は、イスラエルにとっては与野党を超えて一致した悲願だ。
 これまでの米国のどの大統領もそんなことを提案してくれなかった。
 だからその提案を事前に説明するからワシントンに来てくれとトランプ大統領に要求されれば、与党も野党も喜んで行くのだ。
 パレスチナの併合に関してはイスラエルは与党も野党もないのである。
 おまけにトランプ大統領は、イスラエルの最後の敵であるイランの核放棄を迫って、戦争も辞さない。
 イスラエルはトランプの米国さまさまなのである。
 もう一度繰り返す。
 与党と野党の党首が米国の招待を受けて訪米する。
 しかも同時にではなく別々にだ。
 しかも野党党首のほうが一足先に訪米する。
 こんな国は、世界広しと雖もイスラエルだけだろう。
 そう書いたところで思いついた。
 日本がある。
 もしトランプ大統領が、今後とも日米同盟をよろしく、と野党党首に招待状を出せば、日本の野党党首でこれを拒否する党首はいないのではないか。
 与党も野党も、内では喧嘩するが、米国の前では、競って愛想を振りまく。
 イスラエルと日本は同じだ。
 そう思わせる、きょうのガンツ・イスラエル野党党首の訪米記事である(了)


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