教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

子の体力を偏差値化 自治体相次ぐ 結果返却、親ら恐々

2008年01月18日 14時03分21秒 | 受験・学校

 記事によりますと子供の「体力テスト」を全校で実施し、分析結果に偏差値や点数、順位をつける自治体が全国で相次いでいる。小学校、中学校の学力テストでは偏差値や順位を本人に知らせることに気を使うが、体力テストの場合、結果をそのまま返す学校が主流派です。ただ、「体力偏差値」にショックを受ける保護者もいて、より慎重な取り扱いをする教育委員会も出始めている。 体力テストでは握力や反復横とびなどを実施し、教育産業大手にデータ処理を依頼。全国平均や同じ体格の子供達の平均と比べた偏差値や、校内での学年別順位などを出す。各教委に共通するのは、身体能力を競わせる意図はないが、本人と保護者に具体的なデータを示して実感させなければ体力低下は防げない、という危機感だ。 和歌山県教育委員会は、2006年度から実施している。返却する表に偏差値はあるが、校内での順位は入れていない。やはり2006年度から始めた宮城県教育委員会の場合、測定結果は子ども自身がカードに書き込む。身長や体重は望まないなら書かなくてもよい、と個人情報には気を使っている。「ほかと比べる必要はない。過去の自分自身と比べて、伸びを実感してほしい」という。 ほかにも、数年前から秋田県では全学年で、新潟県や東京都杉並区などでは小学校3年生以上の全員に実施している。 2008年度から始めた東京都中野区教委には、学校から「苦手な子にとって、数で評価されるのはどうなのか」「数値は必要なのか」という声も寄せられている。  ある母親・37歳の場合、小学校1年生の長男・6歳が持ち帰った結果に驚いた。各種目の偏差値はすべて40以下。かけっこは好きだし、夏休みには毎日プールに通ったのにと、涙が出てきた。  偏差値世代なので数値が気になる。「学力は順位など示さないのに、体育だけ数値を出すことにどんな意味があるのか」。体育はどう努力すれば伸びるのか分からず困ってしまった。 文部科学省が毎年、全国から抽出して実施している体力調査で、中野区の成績は東京都の平均以下。入野貴美子指導室長は「どうしたら伸びるか個人が自覚することが必要だと導入した。ただ、結果のどこに注目するべきか、もっと説明が必要かもしれない」と話す。  分析する側の対応も様々だ。 第一学習社・広島市は、2008年度、全国の小学校の7.5%、中学校の40%、高等学校の35%に当たる総計約8100校の分析を請け負った。同じ体格の子と比べた偏差値が売りで、小野義博・情報システム部長は「自分のレベルを知るためには必要。結果だけではなく、体力をつけるためのアドバイスをちりばめている」と話している。 一方、東京書籍・東京都北区では、要望に応じて偏差値も順位も出さないことや、個人の名前を記入せずに番号だけにする場合もある。小玉聡・学習システム営業部長は「順位を競っても仕方ない。自分の実力がどれくらいついたかを知ることが大事」という。  文部科学省が、小学校6年生と中学校3年生の全員を対象に始めた全国学力調査では、学校ごとの点数を公表しないよう求めている。競争を煽らないようにという配慮からだ。子供達の体力テストで偏差値を付け序列化するのは反対です。子供達の体力を正しく数値に反映出来たのかどうか疑問です。子供達も体力を鍛えることで、強く為りますし、運動能力には得て、不得手があり、均一化しょうとしたり、評価するのは問題です。体力テストの結果で、競争心が生まれ、競って子供達がスポーツ教室やスポーツ・ジムに通う子供達が増えないか心配です。塾と習い事、スポーツ教室で子供達の負担が増えないか心配です。総ての子供達が、自分の体力や健康状態に合わて、体力づくりをすべきではありませんか。この頃田舎の子供達も自動車に乗ることが多く、歩くことが少ないそうです。日本の現実は、コンピューターゲームやテレビゲームが流行し、家の中で遊ぶ子供達が多く、誘拐事件や通り魔事件で公園や遊園地で遊ば無くなって来ています。子供達の友達関係にも深い影を及ぼしている今日です。皆で仲良く遊ぶことから、見直すべきです。子供達が、皆仲良く、安心して外で遊べるような環境作りと条件整備のほうが必要では有りませんか。子供達の基礎体力作りは、小さい時から戸外で遊び回ることだと思います。最近お母さんの監視のもと公園で子供達が遊んでいる姿を見ますと悲しい気持ちになります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネット中傷 中高生中心に警察への相談急増 4年で3倍

2008年01月17日 13時48分02秒 | 受験・学校

 新聞記事によりますと警察庁のまとめでは、ネット上での名誉棄損や中傷をめぐる被害相談の件数は年々急増している。2002年は2566件だったが、2006年は8037件にのぼり、2007年1月から6月は前年同期比573件増の4202件だった。 特徴は、被害相談に中学・高校の女子生徒が目立ち、書き込んだ「加害者」もその知人が多いとみられることだ。恋愛のもつれやいじめがエスカレートしたとみられ、顔やスカートの中の写真を並べて掲載したり、集団で悪口を書き込んだりする悪質な事例もある。「ネットの手軽さから罪の意識が希薄で、内容も過激になりがちだ」警察庁担当者は言う。  一方、ネット上の書き込みに関連し、警察が名誉棄損容疑で摘発したのは2002年から2006年で毎年数十件で、07年1~6月も42件。このうち10件が中高生ら未成年者によるものだった。  なかなか摘発までいかないのは、「個人的なことには関与しない」と捜査に非協力的なサイト管理者もいることや、知り合いの被害者が今後の学校生活を考慮して処罰に後ろ向きな為と言う。  ネット上での悪質な書き込みなどについては、プロバイダー責任制限法に基づき、発信者についての情報の開示を要請できる。また、プロバイダーなどの団体が作る指針で、被害者らの申し立てで法務省が削除要請できる。法務省によると、2006年の申し立ては282件である。 元検事で、ネット大手ヤフーでの勤務経験がある落合洋司弁護士は「ネットの利用者は低年齢化しており、この種の相談や事件が増えるのは必然と言える。捜査機関の態勢拡充に加え、削除要請をする人とプロバイダーやサイト運営者との紛争を扱う裁判外紛争処理(ADR)機関を立ち上げ、簡易で迅速に紛争を解決する方法を整備する必要があるのではないか」と話す。 2007年1月から6月に全国の警察が名誉棄損容疑で未成年者を摘発した主な事例は次の通り。 〈事例1〉公式サイトとは別に、特定の学校の情報をやりとりするネット上の掲示板「学校裏サイト」に、塾の友人の実名を挙げ、「しね」「バリ・ブス」「あいつの顔を見たらはきそうになる」などと書き込んだとして、大阪府警察本部は昨年1月に、女子中学生・当時13歳を児童相談所に通告した。 〈事例2〉女子大生2人が知人の女子大生の顔写真や名前、メールアドレスをネットの掲示板に乗せ、「セフレ・セックスフレンドを大募集」などと書き込んだとして、徳島県警察本部が2007年5月に書類送検した。異性関係のトラブルが原因だった。  〈事例3〉中学3年の女子中学生・当時15歳が同級生を名指しし、「性病だ」などとネット掲示板に書き込んだとして、茨城県警察本部が2007年1月に摘発した。  〈事例4〉男子高校生・16歳が中学時代の同級生2人の実名を挙げ、「今後もエッチする約束をした」などとネット掲示板に書き込んだとして、大阪府警察本部が2007年1月に摘発した。 〈事例5〉女子中学生が、同級生の携帯電話のメールアドレスを載せて「させてやるけん、メールして」と投稿したとして摘発された。 インターネットでは、相手に顔も見えず、名前も本名を名乗らない為平気で人を傷つけるような言葉や相手を誹謗する文章を書き込めるのだと思います。インターネットで何をしても法律には触れないと悪質な書き込みが出来るのでしょうか。人間とし中学生であれ、自分書き込んだ言葉や文章に責任を持って下さい。日本は、法治国家です自分の取った行動に対して、責任と義務があります。ネットに書き込むのは自由ですが、相手の基本的人権を侵害したり、名誉を中傷、毀損するような言葉や文章を書き込むことは法律的に許されません。皆名誉毀損罪、刑法第二百三十条一項『公然と事実をてきじ摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無に関わらず、三年以下の懲役もしくは禁錮(きんこ・刑務所に拘置されること)又は五十万円以下の罰金に処する。』で処罰されることを知ら無いのでしょうか。法律に対する無知さを痛感します。学校でも『基本的人権の尊重』と言う立場から、インターネット時代に対応する為、悪質な嫌がらせや名誉を中傷したり、名誉毀損に当たる言葉や文章を書き込まない様に教育指導する必要があるのでは有りませんか。インターネット時代に対応する為に法律の専門家を招き学校で教えるべきです。インターネットでは、日本中どこに居ても瞬時に世界的な情報を得ることが出来ます。インターネットに相手を中傷、誹謗したり、名誉を傷つけたり、集団でいじめを誘発するような書き込みや猥褻行為に繋がるな書き込みを止めて、インターネットを自分の勉強や趣味、自分の将来の仕事や目標に繋がるような目的で利用して欲しいと思います。百科辞典以上の存在価値のあるものでは有りませんか。現代文明の優れた利器がもったいな過ぎる耀に思います。難しくて、奥の深いパソコンを自由に使いこなし、世の中の為になるように活用して欲しいと思います。法律的に規制することも必要ですが、インターネットを使う子供達の正しい認識と自覚も必要でしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さいさんのコメント

2008年01月16日 12時21分33秒 | 社会・経済

☆さいさんのコメント皆様の為になればと思いまして、掲載させて頂きました。ご高覧下さい。さいさんのご許可無く掲載してすみません。お詫び申し上げます。

エントリー: 富田林の救急搬送遅れで聞き取り調査 消防庁と厚労省



『投稿されたコメント
-------------
名前:さい
IP:58.90.240.88

コメントの内容
--------
米国のERの医療を本当に見た事がおありでしょうか?
日本では,医師法にある診療拒否の禁止があるため,日本の外来
診療でも,どんな患者さんでも診察していますが,米国の外来
では,とりわけお金の払えない患者は診療拒否をされるのが
当たり前です.そのため,ERは州法で診療拒否ができないため
患者が殺到するため,ERに人員をさいています.
それでも,ERで1時間待ち,ってのはあるんです.

 日本の救急病院は,まず人員が、米国と比べ物にならず弱体です.
 救急の専属の医師がいる病院はごく一部の病院であり,
病棟の患者さんの治療をしているかたわら,当直医師が片手間にみるしか,病院としてはヒトを雇うお金が無いのが実情でしょう.
 また,救急専属医師は非常に不足していますから人材確保も大変ですし,救急がこない時はそれらの医師を遊ばせておけるだけの金は,そのように救急病院に行政が投入すべきでしょうが,ほとんど投入されず,内科,外科,整形外科,脳外科といった専門分野の医師が,本来の業務の片手間にみるしかないのが現状です.

救急病院の取り消し,などすれば,おそらく大阪府に救急病院は
ほとんど無くなるでしょう.しかも,公的資金は市町村から
投入されてないに等しいものしかありません.
 医療費の抑圧政策を取り続ける限り,現状は全く変わらないと
思われますし,今後も診療拒否ではなく,診療不可能状態が続くと思います.あまりにも人的,物的資源が無さ過ぎますし,病院や医療従事者の個人努力の限界を大幅に超えています.

昨今,救急病院であるのに,夜中の外来と勘違いされ,
風邪,下痢があるから,と夜に受診される患者さんや数日前
から続いて変化していない症状を,昼間は忙しいので夜に診て欲しい,といった患者さんが急増してきているため,本来の救急以外
の患者さんを診るのに,病院側がおわれている状態もあります.

 とりわけ富田林周辺では,富田林病院から内科医師撤退し
通常の診療業務でさえ人的にも医師不足が起こっている地域
です.救急ではもっと逼迫するのが明らかになるのは当然では
ないでしょうか.

 死亡した患者さんには気の毒ですが,本来助かるはずがない
患者さんを頑張って医療従事者が治療している,ということがかなり多いように思われます.本来,もっと前に症状があったにもかかわらず放置していた,悪化しているにもかかわらず,昼間の受診
をしていなかった,といったケースです.


  早急に行政に,救急病院整備のために予算の大幅な投入が必要であると考えられますし,救急専属できるだけの医師の確保
ができるよう図っていく必要があると思われます.
 しかし,何より大事なのは,われわれ患者サイドからすれば,救急に駆け込まないですむように,日中の受診,健診を行うのが最も望ましい,と考えられます.』

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中高一貫校、高校の募集中止が続々 親和女子・高槻など

2008年01月16日 11時37分17秒 | 受験・学校

 記事によりますと高校からの外部募集を停止する私立の中高一貫校が、大都市圏で相次いでいる。少子化により学校間の競争が激しくなる中、早い段階で生徒を囲い込んで6年一貫教育で大学への合格実績を伸ばしたいという思惑と、中高一貫の内部進学者と高校からの外部入学者との間では授業の内容の進度に差があり、補習などの「二度手間」を嫌う風潮も有る。公立中学校からは「優秀な子が私立中学校に流れてしまう」との嘆きも聞こえが、今更 始まったことではないと思います。今時分言っても、時すでに遅しで、時勢の流れは私立の中高一貫校や国立大学附属中学校に変わっています。 大妻中野高校は、東京都中野区は2008年2月の入試から高校募集を停止する。かつて高校だけだったが「少子化が進み、早く募集しないとやっていけない」と1995年から中学募集を始め、中学校からの割合を増やしてきた。 創立120年の伝統を誇る兵庫県、神戸市の親和女子高校は、2006年春の入試から高校の募集を停止した。それまで45人を上限に高校から入学させて各クラスに振り分けていたが、内部進学した生徒に追いつく為には、放課後の補習をしなければ為らなかった。補習に出れば部活動に出にくく、他の生徒ともうち解けにくい。親和女子高校の中川俊二校長は「以前から補習が負担になっていた。6年間を通した教育こそアピールすべきだと判断した」と説明する。 高校募集をしない学校は「完全中高一貫校」とも呼ばれる。首都圏に約300校ある中高一貫校のうち70校ほど、関西2府4県の141校の1割以上にあたる17校が該当する。中学受験が盛んな兵庫県では完全中高一貫校が約3分の1の10校。  大手学習塾・日能研グループのNTS教育研究所によると、宗教系や大学進学で定評がある難関校では、中学のみの募集が元々多いが、ここ数年、中堅進学校が完全中高一貫校化。中学から優秀な人材を集めることで公立高の「滑り止め」から脱皮する狙いがある。首都圏では、「生き残り」がより厳しい女子校でその動きが目立つという。数年前まで定員割れが続いていた横浜富士見丘学園・横浜市もその一つ。「高校から女子校を選ぶ子は少ない」と分析し、今年度から中高一貫の究極の形である中等教育学校となった。豊岡稔校長は「中学で思うように集まらなくても高校があるという甘い思いは断ち切り、カリキュラムも一新した。これで失敗したらあとはない」と背水の陣で臨む。 大阪府の高槻高校・高槻市も2004年春から高校からの募集を停止した。入試担当者は「公立にも中高一貫校が増えて良さが広く認められるようになり、ニーズの高さを感じる」と言う。京都府・京都市の洛星高校が、2005年度に募集を停止した。  こうした動きに、東京都中学校進路指導研究会の関本恵一会長は「クラスを引っ張る優秀な子が私立に行ってしまうと、公立中はリーダーを育てるところから始めなくてはいけない」と話す。高校受験の選択肢が狭まる恐れのあることも懸念している。  関西の私立中入試は1月19日にスタートする。このうち、大阪、京都、兵庫の3府県では、小学6年生の9人に1人が受ける見通しで、受験率は昨春並みとなりそうだ。  日能研によると、2007年度の入試は京阪神の小6年生の約16万3千人のうち、11.4%にあたる1万9千人が私立を受験。2008年春の卒業生は減るが、ほぼ同じ割合で受ける見通しです。  東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県では、小6年生と6人に1人が私立・国立の附属中学校を受ける見通です。私立の有名中高一貫校も少子化による18歳人口の減少、生徒減少期を見据えて難関大学への合格数を上げる為中学校からの6年間の中高一貫教育で合格実績を上げ、中高一貫校間の激しくなる競争に勝ち抜こうと考えているのだと思います。今後増えていくと考えられますが。中高一貫校に高校から入った場合、カリキュラムの前倒しも有り一年分の遅れた勉強取り戻さなくてなりませんし、精神的負担も大きいと思います。学校も補習等で、学力の差を補完しなければ為りませんし大変です。公立校の滑り止めで入学しても後の勉強が大変です。国立や私立の有名小学校から、国立の附属中学校や有名進学中高一貫校を目指す学力も身に付けた経済的にも裕福な家庭の子供達の進学コースとなっている今日、学級崩壊やいじめ問題、学力低下を招いている公立中学校が敬遠されているのも現状です。私立高校高校も今後定員確保し、大学全入時代とチャイルド・ショックのサバイバル競争を生き抜くの為の学校経営の戦略と思われます。今後首都圏や大都市では、私立大学の系列に入る私立高校と難関国立大学を目指す私立中高一貫校の二つのパターンに分かれるのでは無いでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予備校新校舎、春の陣 「三大校」が競う 難関大に照準

2008年01月15日 20時40分01秒 | 受験・学校

 記事によりますと代々木ゼミナール、河合塾、駿台予備学校のいわゆる「三大予備校」が今春、東京都内にそれぞれ新校舎を登場させる。超高層タワーや、東京大学の志望者に限定した校舎など、個性的なコンセプトからは、各予備校の工夫や戦略がうかがえる。少子化で競争が激化し、予備校が現役生の獲得にも力を入れるようになる中、新校舎は受験生の流れを変えるか。  JR新宿駅と代々木駅から徒歩5分ほどの便利な場所に「塔」が姿を現しつつある。完成すれば地上26階建て、高さ134メートルの代ゼミの新校舎は、古代エジプトの神殿にあった石柱にちなんでオベリスク、太陽の塔と名付けられた。空に向かって伸びる形は、受験生の向上心をイメージした。  2007年に開校50周年を迎えた代ゼミは、本部がある代々木駅周辺の校舎が八つに分散。講義ごとに校舎間を移動しないといけないケースが生じ、老朽化も進んでいた。新校舎は、これらの校舎を集約し、受験生の利便性アップを目指した。高層化に伴って最新の地震対策も施した。谷内善雄・広報企画部長は「受験生に、より快適で、より安全な校舎で過ごしてもらいたい」と話す。  眺望の良さと吹き抜けが売り物の「空中庭園」を16階に造るなど、息抜きに使えるスペースも充実させた。地方出身の受験生らのため、18階以上はワンルームを中心に約90室を備えた住居スペースにし、書籍や文房具の販売所も設けた。「受験生が必要な物はすべて手に入る校舎です」と谷内部長。「究極の教育環境」と銘打ち、今後はテレビなどでもPRしていく方針だ。  一方の河合塾は東大志望者に的を絞った新校舎を作った。河合塾は、2005年に東京都内に医学部志望者向けの校舎を建てたばかりだが、特定の大学に的を絞った校舎は初めてだ。 6階建てで、東京大学の本郷キャンパスと同じ文京区内にあり、直線距離は約1キロ。新校舎だけの特別コースを設け、アルバイトの東大生が受験生の相談に応じるほか東大受験の情報コーナーも設ける。近藤治・教育情報部長は「受験生にとっては毎日が東大のオープンキャンパスのような雰囲気になるのではないか。やる気が全然違ってくるだろう」。  河合塾が難関大学の志望者をターゲットにするのは、えり好みしなければ志願者全員が入学できる「全入時代」が間近となる中、かえって浪人生らの難関大志向が強まっているためという。近藤部長は「これからは難関大学にどれだけ合格させるかが予備校の評価につながる」と話す。  個性が際立つ代ゼミと河合塾に比べ、「新1号館」となる駿台の新校舎は控えめな印象だ。田村明宏・広報課長は「(駿台は)華美な建物で勝負する学校ではない。学力を伸ばし、良い友人を作り、合格するために来てもらう」と説明する。  11階建てで、吹き抜けがあって明るいつくりの新校舎は、JR御茶ノ水駅のすぐ近くに建つ。駿台が1940年に初めて自前の校舎を建てた場所だ。建て替えは、今年迎える創設90周年の記念事業の一環とも位置付けられている。  ただ、駿台も建て替えのもう一つの理由として難関大学志望者の受け皿拡大を挙げる。田村課長は「東京大学や医学部、早稲田大学・慶応大学向けは定員がいっぱいで締め切りのコースが出ていた。そうして他の予備校に流れていた受験生たちに、うちへ戻って来てほしいということ」。  予備校の事情に詳しい「大学通信」の安田賢治・常務取締役は「今の受験生にとっては、面倒見の良さに加え、校舎のきれいさも予備校を選ぶ際の重要な要素になっている」と指摘。新校舎の登場は受験生の動向に影響を与えるとみる。一方で「偶然時期が一緒になったので、三大予備校の間では、かえって『中身』をどれだけ充実させるかという戦いになるのではないか」とも話す。いよいよ大手三大予備校、代々木ゼミナール、河合塾、駿台予備学校の首都決戦が始まりました。東京都内に的を絞ったのでしょう。最終的には、一昔前の東京中心の予備校形態に戻るのでしょうか。東京都内の便利の良い場所ですと大学の試験場に近くて、交通機関を利用しても時間も掛からず便利です。校舎の立地条件と言う面でも有利です。少子化による18歳人口の減少で、大都市以外では予備校の生徒集めは難しくなり、地方の地元予備校との連携や系列化にも限界があると考えているのでしょう。生徒数の減少で、これまでの予備校の規模を維持するのは困難に為るでしょう。大手予備校は、全国展開を目指すと思っていましたが市場調査の結果生徒が集まらないと分析してのかも分かりません。大学全入時代後は、難関国立大学や名門大学医学部に受験生は流れるでしょう。今後難関国立大学や名門大学医学部(国立の医学部も含め)どれだけ合格者を出すかが、問われる時代の到来と思います。予備校側も受験生集めの為受験大学近くて便利の良いところに設備の整った予備校の校舎建設したのだと思われます。私立大学も大学全入時代を向かえ生き残りを賭けて学生集めに血眼になつていますが。予備校も少子化による18歳人口の減少の影響を受ける為今後受験生集めと予備校の存立を掛けての予備校間の競争が激化するものと思われます。大学の合格実績を上げた予備校が、最後まで生き残り栄冠に輝くでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中等教育学校の不登校は112人

2008年01月15日 14時58分23秒 | 受験・学校
 文部科学省は、一般の中学生と同じ年齢に当たる中等教育学校の前期課程で不登校となった生徒が2006年度に112人いた、と発表した。すでに発表した中学校分とあわせ、中学生段階での不登校生は計10万3069人となった。中等教育学校の不登校の状況について文科省が調べたのは今回が初めてです。不登校生がいたのは全国の国公私立27校のうち19校・70%で、中学校の割合・86%より小さかった。中高 一貫校の中等教育学校の段階で、登校拒否になっている生徒がいるのも事実です。文部科学省は、原因は何なのか、詳しく分析調査して欲しいと思います。学力不振や友達ぢ関係、生徒間のいじめや担任の先生が変わらないところもありますので、いろいろな原因があると思います。調査の数値に左右される事無く、不当校、登校拒否の子供達を無くす為に解決法を探し、努力して欲しいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公立校&塾、連携に賛否 「学力向上」「不平等では」

2008年01月14日 17時07分39秒 | 受験・学校

 新聞記事によりますと東京都杉並区立和田中学校の教室で1月9日から始まる予定だった「夜間塾」が、東京都教育委員会からの指導で直前になって延期になった。学力向上を目指し、学習塾と公立小中の連携はここ数年、さまざまな形で進んでいるが、限界もある。平等が重視される公教育の世界に、競争に勝ち抜く塾の力を借りることはどこまで許されるのだろうか。  杉並区教育委員会に対し指導が入った翌日の8日午後、和田中では保護者代表への説明会が急きょ開かれた。「(指摘された)3点をクリアし、1月26日にスタートしたい」という説明に、「やるのかやらないのか不安だったが安心した」という声が上がった。  計画では、平日の週3日、午後7時から大手進学塾SAPIXが2年生の希望者に教える。「上位層を伸ばすことに公立校は関心が薄かったが、教師に何もかも求めるのは無理。だから塾の力を借りる」と藤原和博校長は言う。  学校を支えるボランティア団体「地域本部」の主催という形で、月謝は通常の半額程度。教材作りには学校側も注文を出す。  都教委は、(1)入室テストや有料制で機会均等と言えるのか(2)私塾に施設を利用させ、公立学校の非営利性に反しないのか(3)兼業禁止の公務員が教材の開発にかかわっていいのか――の3点を問題視。これに対し、和田中や杉並区教委は(1)補習は今後も続け、全生徒に目配りしている(2)授業1コマ500円と格安で、塾側にほとんど利益はない(3)教師にももうけはない――と反論する。  保護者への説明でも、藤原校長は「下の子への取り組みはいくらやっても批判されないのに、上の子をもっと出来るようにすると言った途端に公平性とか平等とか言われる」と不満げだった。 冬季講習・復習中心・一緒に教壇  青森県の下北半島にある東通村。三つある村立中学校は12月24日から1月14日まで冬休みだが、公営の「東通村学習塾」は29日から4日までを除き冬季特別講習が続く。  きっかけは、村に進出してきた民間塾が2002年頃撤退したことだった。当時の通塾率は10%未満で、「首都圏に遠く及ばなかった」と村教委。越善靖夫村長の諮問機関が「子どもたちの将来のため都市部のような教育環境を作るべきだ」と答申し、05年秋、公営塾は始まった。  通常の授業は3年生の場合、水曜夜の3時間と土曜日中の3時間半で、むつ市の早稲田進学会から講師が来て教える。中学校は水曜日、部活動を休止して協力する。  当初は3年生の2教科だけだったが、昨年から中学全学年の5教科に拡大。小学生に門戸を開くことも検討中だ。  長野県御代田町では、町が雇用した塾講師や元教師が土曜午後に勉強を見る。最近は大手予備校から売り込みもあった。  東京ではいくつかの区が連携を進めている。 港区立の全10中学校で土曜にある講座には、約7割の生徒が参加。区教委は「あくまでメーンは復習。基礎基本の定着が目的だ」と説明する。  平日の授業で先生と塾講師が一緒に教えるのは江東区立の小中学校だ。講師を派遣する全国学習塾協会は「外部の手が入ることで余裕ができれば、丁寧に教えられるのではないか」と話す。 こうした動きに都教委は反対してこなかった。今回、和田中に待ったをかけたことに、都教委幹部は「拙速過ぎる。塾の営業活動に丸ごと乗っかっていると都民に思われかねない」と説明する。 学校側に根強い不信、予算の壁も  東京や地方のいくつかでは連携が盛んだが、他地域に広がる気配はあまりない。その理由の一つは、学校側にある根強い塾への不信感だ。 港区立中に講師を派遣する早稲田アカデミーの大矢純さんは「最初は先生からの抵抗感が強かった」と打ち明ける。学校と同じ内容では「なぜ塾に頼むのか」と批判を受けてしまうし、先生からは「学校の進度を追い越さないでほしい」という声もある。  福岡県では、県立高校の教師が2005年から地元の大手予備校「英進館」で3カ月間研修。早稲田アカデミーの教員研修講座にも昨年秋、山梨県で200人が受講した。ここでも当初、「プロの教師が教わるのか」と異論があったという。 東京の場合、私立への対抗策という事情も見逃せない。千代田区立の中高一貫校、九段中等教育学校では土曜に全員参加の講座を開いている。私立は土曜も授業をする学校が多く、高木克校長は「中高6年間では膨大な時間差になる。公立は正規の授業ができないので、やむを得ず塾の力を借りている」と話す。  そもそも資金がなくては始まらない。港区がかける費用は年5300万円。全国の自治体が視察に訪れるが、「うちでは難しいなあ」とため息をついて帰るという。 そもそも根本原因は、公立校と私立校のと学力格差に起因しています。経済的に裕福な家庭の子供達は、私立小学校から私立の有名中高一貫校へ進学しているからです。大都市と地方の地域格差も教育格差の原因になっていると思われます。公立の中高一貫校も歴史が浅く、週休五日制も有り苦戦をしいられているのでしょう。公立中学校からの有名進学高校への合格者数が少ないのも上げられます。私塾側が、公教育施設の学校・地方公共団体の設置する『公の施設』を利用することも問題です。杉並区立和田中学校の先生方が教材を作られたのなら、現職の先生方が教えられたら問題は無いと思います。出来ない子供達には補習で、出来る子供達には夜間塾の先生に教えて貰うのでは、生徒間に「差別意識」が生まれます。私は、出来る生徒の学力を伸ばすなとは言っていません。補習費用の不足分は都民の税金で購われているのですから、本当に不平等に為らないようにして下さい。生徒や保護者が納得行くような方策を取って欲しいのです。そうでないと生徒間の「心の亀裂」が生まれます。もっと経験豊かな教育現場の先生を信頼し、土曜日や夜間授業の補習をして貰ってはいかがですか。各教科のベテランのエキスパートの先生を派遣仕合補習という形で、理解力に合わせたクラスを作り、補習授業をしたらいかがでしょうか。このまま行きますと公教育の義務教育制度が崩壊し、公立小・中学校の授業の私塾化が進みます。日本の公教育の意義と大切さを再認識すべきです。日本の義務教育は、受験勉強の成果や合格率を上げる為にあるのでは有りません。生徒一人ひとりの為に有り、改正教育基本法の第四条「教育の機会均等」一項、『総ての国民は、等しく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければ為らないのであって、人種、社会的身分、経済的地位又は門地によって差別されない』の精神が失われてしまいます。各教科の学力向上と偏差値を上げることも必要ですが。学校教育の目的は、人間形成を目指すことを忘れてはなりません。受験中心の合格率を上げる勉強に偏りましたら、高校進学後本当の学力が伸びないのでは有りませんか。大学合格後、目標を失い、学問の学ぶ楽しさを忘れ、燃え尽き症候群になる可能性も有ります。先頃横浜の私立女子高校で、数学の教員免許状の無い塾の先生が教え問題になりました。今後このような問題が数多く起こると思います。教育の規制緩和と教育改革で、教員免許状の無い民間人の校長湯先生への任用が進みましたが。大阪の名門府立高校へ赴任した民間人の校長と教員とのトラブルで辞職事件もありました。大学進学率を上げれば良い高校になると言うものでは有りません。学校に競争原理を導入してもきょうひ教職員との信頼関係が無ければ良い高校になったとは言えません。企業と学校とは違います。かたや教員の資質向上の為に教員免許状の更新が実施されようとしています。現実には、二律背反で矛盾しているとしか言えません。高校の校長になるには、基礎資格として高等学校の一級の教員免許状が必要な筈ですが。現職の先生のなかには、授業研究もされ各教科の実力のある先生もおられます。教科の研究会で活躍されている先生も居ます。豊富な指導経験のあるベテランの先生に活躍して貰ったら良いと思います。塾の先生は、受験技術や時間内に試験問題の解答する手法には優れていますが、実際に進学指導されるのは学校の先生です。週休五日制で、授業時間が削られたのなら柔軟に土曜日も補習としたらいかがですか。私は、教育現場におられ日々生徒を直接指導されている現職の先生に頑張って頂くことが日本の教育を良くすることが出来ると信じています。教育現場におられる現職の先生を信頼することから初めて欲しいと思います。教育の再生が出来るのは、教育現場におられる先生方以外に有りません。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合格祈願 「落ちない葉」を無料配布 広島市植物公園

2008年01月13日 17時06分49秒 | 学問

 ニュースによりますと広島市佐伯区にある 広島市植物公園は、春に花が咲き、新芽が出るまで枯れ葉が落ちない落葉樹ヤマコウバシの葉をあしらった合格祈願のしおりを1月13、14日に園内で無料で配る。 寒い季節にがんばっている受験生の支えになると石田源次郎園長・60歳が発案した。園内にある3本の木から職員が葉を摘み、200個作った。  ただ、追い込みの時期に受験生本人が来るのは難しそうなので、保護者や友人に配れたらという。「無事に冬を乗り越えた生徒たちに、桜の季節に笑顔で園に来てほしい」と園長。 コアラのうんこと言い微笑ましいアイデアですね。木にも生命が有ります。ヤマコウバシの熱さ寒さに負けないで立っている力強さとエネルギー貰い受験生の皆さん頑張って下さい。落ちない葉を貰ったのですから、最後まで合格を信じて、頑張って下さい。皆さんの真心の篭った合格祈願のしおりです。合格したら必ずヤマコウバシにお礼を言って下さい。皆さんの富士無事合格を心からお祈り申し上げます。木も生きていますし、生体エネルギーを出しています。皆を植物公園から見守ってくれています。木は、物を言わなくても、木の世話をしている木の博士は、心が通じると言いますから。自然との語らいを大切にしましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立大への寄付規制が緩和、無償貸与可能に 喜ぶ自治体

2008年01月13日 12時58分03秒 | 受験・学校

 記事によりますと地方自治体が国立大学を誘致する際の「壁」となっていた地方財政再建促進特別措置法・地財特法の寄付規制が1月に大幅に緩和された。総務省は現行制度の運用を弾力化することによって、自治体が国立大学に寄付できる範囲を広げた。総務省は、自治体が国立大学に施設を無償貸与することなど、今回の緩和で可能になる寄付の例をすでに地方自治体に通知した。さらに緩和の幅を広げる政令改正の検討も始めた。  地財特法は、1955年に国が整備すべき施設まで自治体が造って国に寄付をしたことによって、当時の自治体財政が悪化した反省から生まれた。2004年に法人化した国立大学への寄付も、国に準じて禁じられていた。制定から半世紀、自治体が支出を厳選するようになった現在、規制緩和を求める声は自治体側から高まっている。2002年には施行令を改正して国立大学の研究開発などに限って寄付を認めた。しかし、学生の教育に使う施設については「整備するのは国立大学の本来業務だ」として、無償で貸したり譲渡したりすることは禁じたままだった。  だが、2007年11月に政府の地域活性化統合本部が規制緩和の必要性を提言。総務省は制度の運用による緩和に踏み切った。施設の無償貸与のほか、国立大学が行う公開講座などの事業の経費負担や、ベンチャー企業などを育成する施設への国立大学の入居などが可能になる。  今回の緩和を喜ぶ自治体の一つが、愛媛県南部の愛南町。2004年の5町村による合併で使われなくなった旧西海町役場の元議場や車庫などを、愛媛大学に無料で貸して水産研究センターを誘致しようとして、総務省に「待った」をかけられていた。  今回の緩和で無償貸与が実現する見込みだ。西海町企画財政課の長田岩喜課長補佐は「学生たちが来てくれれば、過疎高齢化が進んだ町が活性化する。施設料を取ると大学が長く使ってくれるか心配だったので、緩和は大歓迎だ」と話す。 東京芸術大学から2施設の使用料として年に1400万円を受け取っている横浜市の担当者も「もともと無償で貸すつもりだったので、実現できるか検討を始めた」と話す。 さらに総務省は政令改正を行う検討も始めた。実現すれば、自治体から国立大学への土地や建物の無償譲渡や、国立大学付属病院の運営費に対する補助金支出などが可能になる。規制緩和の幅が広がることで、地域活性化の手段として国立大学を誘致する動きが活発化しそうだ。大都市と地方の格差是正と地方の活性化に役だつ と思います。 国立大学の運営費交付金が旧帝国大学系や有力旧制大学に多く配分されていますので、地方の国立大学の運営費交付金の予算配分や研究予算の獲得条件は厳しくなっています。今後大学の研究センターや研究施設の無償貸与による誘致で、地方の国立大学がその地方風土と独自性を生かした地域密着した研究も生まれ、その地方の活性化と発展に貢献出来ると思います。大都市の国立大学には、研究出来ないその地域特有の特色を生かした実践的な研究も出来、実験や研究がその地方で仕事をする人達や地場に従事する人達やその地域の文化活動にも貢献出来ると思います。学問研究は、実際の日常生活に役立たなければ「 机上の空論」です。皆が幸せに暮らせるように為るような学問研究で゜無くてはならないと思います。18歳人口の減少で、地方の国立大学も定員確保の難しい時代に入りますが、その地域の地域性と特色生かした研究で存在価値を皆に示して下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富田林の救急搬送遅れで聞き取り調査 消防庁と厚労省

2008年01月12日 23時48分25秒 | 社会・経済

 記事によりますと大阪府富田林市の女性・89歳が昨年末、大阪府内の30病院に受け入れを断られた末、翌日に死亡した問題で、総務省消防庁と厚生労働省は1月11日に、担当者5人を富田林市消防本部に派遣し、救急搬送の手順や医療機関からの情報収集の方法などについて聞き取り調査した。消防庁は調査結果を分析し、3月末までに予定している搬送受け入れ拒否に関する全国実態調査に役立てる方針。  同消防本部では、昨年1年間で10病院以上に受け入れを拒否されたケースが123件あり、同2月にも同市の男性・48歳が16病院に断られ、数時間後に死亡した例があったことが判明している。 同消防本部の担当者は11日の会見で、「受け入れ先病院の選定に時間がかかる救急の現状は富田林だけではない。病院との連携が進むよう国に要望したい」と話した。 消防庁などは10日にも、交通事故に遭った男性が1月2日、五つの救命救急センターに受け入れを拒否された後に死亡した問題を受けて、救急搬送した大阪府大東市消防本部から経緯などを聞き取り調査している。 大東市消防本部では、昨年1年間で10病院以上に受け入れを拒否されたケースが123件あり、同2月にも同市の男性・48歳が16病院に断られ、数時間後に死亡した例があったことが判明している。  同消防本部の担当者は11日の会見で、「受け入れ先病院の選定に時間がかかる救急の現状は富田林だけではない。病院との連携が進むよう国に要望したい」と話した。  消防庁などは10日にも、交通事故に遭った男性が今月2日、五つの救命救急センターに受け入れを拒否された後に死亡した問題を受けて、救急搬送した大阪府大東市消防本部から経緯などを聞き取り調査している。 これが今の先進国である日本の医療の現状でしょうか。僻地の無医村地域なら仕方が有りませんが大都会の大阪府です。夜間救急患者を受け入れられ無いのであれば、救急病院の指定取り消し、大阪府や厚生労働省も予算の打ち切り、病院の管理責任者の行政処分や法律的な処罰も検討すべきです。そうしないとこのような受け入れ拒否による死亡例は無くなりません。医者は、そもそも何の為に有るのか。老若男女を問わず人の命を助け、救う為にあると思います。お年寄りが多くなっていますが、重篤な患者さんを先に治療し、お年寄りを後回しにしないで下さい。お年寄りを軽んじたり、馬鹿にしないで下さい。若いお医者さんも必ずお年寄りになりますよ。お年寄り笑っていますといつか来た道と後で人生後悔するでしょう。科学者の視点に立たれても「人間性尊重の精神」を忘れて欲しく有りません。老若男女『生命』の重さには変わりが有りません。お年寄りは、症状が急変しやすいそうですから。お医者さんだって 、突然脳梗塞で倒れ先生もいます。人間の尊厳を忘れては、医療も病院も存在価値が有りません。若い先生方も皆年を取るのですから、お年よりも大切にして下さい。2年前に茨木市内の某救急指定の総合病院に頭から血を流した患者が救急車で運ばれ来たそうですが、脳外科が有るにも拘らず受け入れを拒否され他の病院へ転送させられるのを救急処置室で見ていた60代の女性が、「こんな怖い病院にかかれない。」と思って市内の家に帰られたそうです。問題にならなかったのは、幸いにもその患者さんが死な無かったからでしょうが。高い学費を出し大学医学部で、6年間何の為に勉強して来たお医者さんなのでしょうか。医療経験も未熟な医師で、医療技術も乏しかった先生ではとの専門家の意見も有ります。アメリカのように救急医療の十分な研修を経て、医療現場に携わるようにしてはいかがでしょうか。 医者は、いつまでも患者より偉くて「特権階級」では患者はたまりません。『患者を見てやっている』と言った総合病院の外科部長が居られたそうですが。貧乏人は、医者にも掛かれなかった戦前と何ら変わりません。アジアの先進国の経済大国日本が、笑われます。夜間の緊急医療が出来ないような病院なら救急病院の指定をこの際総て取り消すべきです。救急医療に尽くし、日夜頑張って良い救急指定の病院もに迷惑です。大阪府の総ての救急指定の病院が悪いとは言えませんが。受け入れを拒否されたら、泣き寝入りすることは有りません。その病院を告訴し、患者の人道的な責任を放棄した「医療責任」を追及すべきです。『患者の命』を見捨てるような病院なら日本の医療機関の病院として全く価値は有りませんし、存在価値も有りません。厚生労働省は、受け入れ拒否した病院名も公表し、病院の廃止も含め厳しい行政処分をすべきです。受け入れを拒否した病院関係者は、『患者の命』を何と考えているのでしょうか。「人の命」の大切さを考え見て下さい。人間性の無いお医者さんでは、患者の命は救えません。病院の責任者は、患者への『人権意識』も無いのでしょうか。病院側は、『人の命』を救うと言う医療関係者としての『使命感』が欠如している年かいいようが有りません。皆さん他人事では済まされません。人事と思ったら大変なことになります。下手をすると病院をたらいまわしされ、救急車の中で残念ながらこの世には帰って来れなくなります。誰が明日そうなるか分かりません。人間生身の体です。人間いつ病気に為るか。いつ事故に遭い大怪我をするか分かりません。健康の自己管理も限界があります。命に関わる問題です。怖くてこんな医療状況の大阪府には、安心して住めませんよ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連帯責任」クラス全員平手打ち…横浜市立小の女性教諭

2008年01月12日 18時04分33秒 | 受験・学校

 新聞によりますと横浜市都筑区の横浜市立山田小学校で、5年生を受け持つ女性臨時教諭・54歳が、児童38人の顔を平手打ちしていたことが1月11日に分かった。一部の児童が野外観察に集まらなかったことに腹を立て、「連帯責任」としてクラス全員を叩いていた。学校は「あってはならない体罰だった」として保護者らに謝罪した。市教委は教諭を処分する。 同校によると、女性教諭は1月7日、産休に入った学級担任に代わって赴任した。翌日、校内にある畑の観察に行こうとしたところ、数人が校庭でボール遊びを始め、なかなか集まらなかったため、「みんなにも責任がある」と、顔を両手ではさむようにしてたたいた。なかには、数回たたかれ、ショックを受けている児童もいるという。 連帯責任で全員を平手打ちしたというは、戦前の軍隊式と同じやり方です。全員が悪かった訳ではなく、一部の生徒が野外観察に集まらなかった訳ですから、クラスでの友達関係に歪と亀裂生み、クラスの生徒同士信頼関係が損なわれると思います。真面目な生徒から恨みを買い生徒同士のいじめに元になったらどうするのですか。私は体罰には、反対の立場ですが。この問題は、法律的には学校教育法第十一条「体罰の禁止」に当たりますが、体罰以前の問題です。教育指導の上で、けじめをつけるべきです。一部の野外観察に集まらなかった生徒とちゃんと集まった生徒とは区別すべきでは有りませんか。そうしないと生徒と教師との教育的信頼関係が無くなりますす。「良いことと悪いこと」を生徒に教えるのが、学校の先生の使命では有りませんか。感情的になり腹が立ったからと言って生徒を叩いていたのでは、教育者としては、一歩待つ心の余裕が生徒より無くく、生徒の目線に立たない教育指導に為るのでは有りませんか。最初にこの先生が、ポール遊びを始めなかなか畑の観察に参加しなかった生徒に注意し、叱るべきだったのでは有りませんか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日の丸宇宙望遠鏡、12年にも 大学連合打ち上げ目指す

2008年01月11日 21時33分16秒 | 受験・学校

新聞によりますと東北大学などの研究者グループが、宇宙空間から太陽系の惑星を観測する望遠鏡衛星の開発に乗り出した。世界初の試みで、2012年初めの打ち上げを目指す。宇宙では大気が邪魔しないため、小さくてもすばる望遠鏡・米ハワイ島にあり、口径は世界最大級の8.2メートルに近い精度での観測が可能。地球の兄弟である惑星を集中的に調べることでその素顔に迫り、地球を深く知る手がかりにもなると期待される。  衛星の開発には東北大学のほか、東京大学、京都大学、九州大学などから約100人の研究者が参加。このほど、宇宙航空研究開発機構が開発中の新しい固体ロケットで打ち上げる小型科学衛星シリーズの1号機候補に内定した。費用は数十億円の見込み。  計画では衛星は縦、横、高さが2メートルほど、重さ300キロ程度で、高度約500キロの軌道を回る。口径30センチと20センチの望遠鏡を搭載する予定で、水星、金星、火星、木星、土星を観測し、大気や気象などを調べる。  宇宙望遠鏡としては、米航空宇宙局(NASA)が90年に打ち上げたハッブル宇宙望遠鏡・口径2.4メートルが、遠方の天体の観測などで大きな成果を上げている。 グループのまとめ役の一人である東北大学の高橋幸弘講師・地球物理学は、「惑星だけを継続的に詳しく観測できるので、これまでの惑星観を塗り替えるような成果が期待できる」と話している。政府が配分している運営費交付金も研究提案の内容による配分方法に変わろうとして、競争原理が大学に導入されようとしていますが。世界初の試みの研究開発には、日本の研究者の叡智が必要です。大学間での研究競争や業績競争、研究評価に走りがちですが。大学間で協力し合う共同研究の必要性や良さも見直すべきでは有りませんか。大きなプロジェクトや一つの大学では困難な研究や実験、開発には、大学間の相互協力と援助が必要です。すぐに研究成果や開発実験が出来なくても、日本の将来に役立つ研究開発には、国民の為に研究費用を国は予算を確保して欲しいと思います。大きな研究開発には、長い時間と費用が掛かり研究成果や研究実績がすぐに出るとは限りません。日本としましては、世界に対抗し研究開発競争に勝ち残る為には、今後研究者の叡智を結集する為に大学の間の研究者の相互協力による共同研究が大学間の垣根を越え益々必要になって来る時代では無いでしょうか。日本の研究者の一致団結と叡智の結集により素晴らしい研究開発を成功させて下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バス運転手自殺 パワハラか? 名古屋市交通局

2008年01月11日 18時28分32秒 | 社会・経済

 記事によりますと名古屋市交通局野並営業所・名古屋市天白区に勤務していたバス運転手の男性・当時37歳が2007年6月に自殺し、「基本的人権を侵害された。パワーハラスメントを受けた」と書かれた文書を残していたことがわかった。市は事実確認の調査を始めた。名古屋市交通局によると、この男性は2007年6月13日に名古屋市緑区の伊勢湾岸自動車道のジャンクションの下でガソリンをかぶって焼身自殺を図り、6月14日に死亡した。  7月13日に、男性の両親が「人づきあいがへたで人間関係に悩んでいたのではないか。何かを訴えての自殺ではないのか」などと調査を依頼する手紙を持ってきたという。  市交通局は職員ら約40人に聞き取り調査をしたが、「悩みや不満を述べていた事実はなく、自殺前に特段変わった様子はなかった」と両親に文書で報告していた。  しかしその後、男性のパソコンの中に、自殺前の昨年2月中旬に書かれたという「上申書」と、5月中旬に記されたとみられる「進退願」が残されていたことがわかり、「基本的人権を侵害された」などの記述があったという。37歳の命が失われたのです。残念でなりません。職場でのいじめパワーハラスメントが減らないのも現実ようですが。なぜ人の立場に立つて、話、考えないのかと思います。人権の尊重とはその人のことを考え、その人の立場に立って考える考える思いやりのある心、人間としてのお互い人格を尊重し合う心だと思いますが。職場に相談に載ってくれる人がいなかったのでしょうか。身近な人に悩みを話せなかったのでしょうか。言葉は「命」です。人の心を刺すような言葉を平気で使う人が60歳に近い女性も居ます。非常識も鼻幅だしいおばはんです。今の世の中人の不幸喜ぶ不謹慎な人もいます。自分の言動に責任を持たない無責任な良い年をした人もいます。人を不幸にするような悪い言葉を使えば、今度は自分に不幸が返って来ます。これが、「言霊の原理」です。職場でも社会でも、基本的人権は尊重しましょう。他人の人権を尊重することは、自分の人権を大切にすることに繋がります。人間同士の心の輪と話し合いを今こそ大切にすべきです。最近自殺した人をいじめと戦った人と言う表現をする心理療法の専門家もいますが。私は、その人の息子さんがもし自殺したらそんなことが言えるかと問い直したいです。心を乱さず平然としていられるなら相当心の修行をした大人物と思いますが。京都の有名な禅宗の偉い坊さんでも、癌と言われ自殺した人も居るぐらいです。人事だから言えると思います。私は、人の命は老若男女を問わずと貴いものと思います。人の痛みや苦しみが分かる人間で有りたいと思います。『生かせ命』、自分の命も、家族の命も、人の命も大切です。それが人間の道では有りませんか。自分の親より早く死ぬのは、親不幸です。ご両親のお気持ちを想うと心が痛みます。命を大切にし、死なずに『職場のいじめ』に負けないで、挫けず頑張って欲しかったです。心からご冥福をお祈りしたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京大、動物園と共同研究 「動物の心」知り、共存模索

2008年01月09日 14時21分13秒 | 受験・学校

 記事によりますと京都大学は、2008年4月に名古屋市の東山動物園などと連携し、人間が他の動物をもっと理解し、お互いに共存するにはどうしたらよいか、などを考える「野生動物研究センター」を設置する。海外では動物園と連携する大学の研究部門は多いが、日本では初めてです。。  京都市左京区にある吉田キャンパスに拠点をつくり、京大霊長類研究所・愛知県犬山市に所属するニホンザル野外観察施設の幸島、こうじま観察所・宮崎県串間市、下北研究林・青森県・下北半島なども移管する。同研究センターは、教授10人・京大の他部門との兼任5人を含むなど15人のスタッフで、7部門で発足する予定。  目玉は、動物園科学部門。京大霊長研准教授から2007年、名古屋市東山総合公園企画官に転身した上野吉一さん・動物福祉学が担当する東山動物園と連携することが決まり、動物園生まれの動物でも努力してエサをとるようにするなど、生き生きと暮らすための動物福祉などを共同研究する。関西の動物園にも打診している。動物の「心」を調べる比較認知部門、絶滅の恐れがある動物の研究を進める保全生物学部門もある。 「大学に付属植物園はあるのに付属動物園がないのはなぜか」との学内の声に触発され、霊長研の松沢哲郎所長や理学研究科の山極寿一・やまぎわ・じゅいち教授らが野外研究だけでなく、動物園の動物も視野に入れた研究を計画した。  ニホンザルやチンパンジーなどの霊長類のほかクマやシカ、ゾウなどを研究対象として考えている。京大の動物学研究の伝統的方法を使い、長期にわたって動物の社会を観察する。 山極教授は「動物園は野生を見る『窓』といえる。そこにいる動物の幸せを考えながら、その生理、行動、遺伝などを研究し、ヒトとの共存を考える拠点になればと思う」と話している。人間は、 動物から学ぶから事が多く、動物の生態も本当に分かっていないことも多いと聞きます。人間が霊長類のなかで一番優れていると思い勝ちですが。それは人間の驕りでしょうか。私がマンションに住んでいます時にベランダに鳩の夫婦が巣を作り雛が生まれましたが。雛が猫やカラスに襲われない様に冷たいコンクリートにピッタリお腹付けて寒い冬なのに一晩中寝ずの番をしていたのを亡き母感心して見ていました。私宅が引越し時一族郎党鳩が一列になり電線に止まり挨拶してくれました。人間まだまだ動物に教わることや動物の持つ忍耐強さも忘れてはならないと思います。最近理科離れが叫ばれていますが。子供達が動物園に行き動物に触れ、観察することは生きた生物学の勉強になるのではありませんか。最近家の外で遊ぶ子供達が少なくなり、外の植物を見たり、川に来る鴨を見ることも少なくなり、雄と雌との区別も付かない子供達や多くなっています。大学と連携し専門の動物学者や研究者から動物園のなかで、野外観察や授業を受ければ動物と人間の関わりや動物の生態屋行動も理解出来動物好きの子供達や動物に付いていろいろ学ぶことにより都会の子供達の動物への理解が深まるのでは無いでしょうか。実際に生きた動物から学ぶことにより、理科教育の基礎が出来るのではないでしょうか。人間が、自然を征服するのではなく、自然から学ことが大切なのではないでしょうか。自然の中で生きて来た動物から人間は学び、動物の実態を研究分析し、日本の動物保護を進めて欲しいと思います。人間と動物との触れ合いにより、子供達の心の病の解決も見出せないかと思います。昔から、人間は動物とともに暮らしてきたのですから。人間を含め動物との関わり合いを再認識し、現代の日本の環境が動物に及ぼす影響も考え、人間と動物との共存、共栄、共生を見つめ直して欲しいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10代、増える精神科通院

2008年01月08日 11時15分16秒 | 受験・学校
記事によりますと愛知淑徳大学の精神医学・古井景(ひかり)教授は、10代の若者が精神科に掛かる数は増え「精神科の敷居が低くなってきている」と説明する。多くの子供たちが鬱(うつ)状態にあるというデータもある。北海道大学の研究チームが2007年に小4年から中学1年生の738人を診断したところ、軽症も含め鬱病と診3断されたのは全体の3・1%。“有病率”は中学1年では実に10・7%に達していた。 古井景教授は、家族や友人関係が希薄になりつつあることが背景にあると指摘する。「ストレスを吸収するサポート態勢がなくなり、精神科に丸投げされるようになった。何らかの精神的な問題を抱えると、『ストレスで鬱だから』と精神科に掛かることがトレンドともいえる状況だ。 本来、精神科は脳の問題で薬を使うことが中心。鬱病の薬を出して御終いと言うこともありうる』と悩みの“抜本解決”につながらない可能性も指摘している。精神科医では有りませんが鬱病と欝状態は違うと思います。最近は、神経症、ノイローゼとの区別が出来ないくらい『鬱病』が増えているのでしょうか。私は精神科医では有りませんが。今の日本人は、欝状態にほとんどの人がなっていると言われています。私のお世話になつています内科の先生ですら製薬会社のアンケート調査に記入すると私もほとんど当てはまるところが多く立派な鬱状態ですよと笑われました。鬱病の前段階の欝状態で、子供達を救うことが出来ないのでしょうか。親御さんも自分達の若い頃や子供の時代のことを比較しないで、御自分のお子さんが落ち込んでいたり、悩んでいたら十分相談に載って上げて下さい。育ての親の親御さんが、子供さんの事を一番よく知って居られますし、お子さんの身近なところにいる「一番良いカウンセラー」です。親身になって相談に載れる人は親御さんしかいません。学級担任の先生も御自分の担任の生徒の悩み事や相談事に真剣に載って頂きたいと思います。自殺する子供達も減る思いますが。子供達も自分の悩みを打ち明けることにより精神的に楽になると思います。精神科で鬱病の薬の投与を受けただけで本当に治るかどうかは精神科医にお伺いしないと本当のところは分から無いと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする