福寿草は正月の花と言われていますが、正月に咲かせるのは温室栽培、路地では春の花だそうです。この花は小さな茎に花だけが咲いているイメージですが、それは咲き始めだけで、だんだん葉や茎も伸びてくるようです。
クロッカスにはいろいろな逸話がありますがその中の一つ、ギリシア神話に登場する美青年クロッカスは、羊使いの娘スミラックスと互いに愛しあっていたが、神々に反対され、青年は自殺する。こんな二人に哀れんだ花の神フローラは、青年をクロッカス、娘を、スミラックス(サルトリイバラ)という花に変えたという逸話があります。土から顔お出し美しく咲くこの花には不思議なな雰囲気がありますね。
昨日は法事で伊勢崎市の天人寺に行ってきました。以前訪れた時は古いお寺と思っていましが、建物が新しくなっており、聞くと、2002年に竜巻にあい本堂が壊れ、墓石も倒れてしまったのだそうです。その時に樹齢200年のカヤノキも一緒に倒れてしまいました。前回の記憶とお寺全体の印象が違うのは大きな木が倒されてしまっているからかも知れません。お寺に行く道には河津桜と思われる濃いピンクの花が咲いており、寺に入ると福寿草とクロッカスなどがが咲いていました。故人の納骨も済、お食事をいただき、親戚兄弟と会話もはずみました。遠い親戚よりも近くの他人とも言いますが、こうして親戚とあって話していると遠くても親戚は力強い、やはり血のつながりは強いなと感じた一日でした。