Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

村上RADIO

2018-08-09 | 音楽


8月5日にTokyo FMで、村上春樹本人が選曲し語る初めての番組が放送された。これは聴き逃せない!としばらく使ってなかったラジオ録音ツールRadikoolを復活させて録音。

ちょっと間を置いた第一声。貴重な機会が始まる!というワクワク感。「走る時に何を聴いているか」というテーマで選曲された楽曲。聴く前はジャズ寄りの選曲になるのだろうと思っていたが、1曲目はドナルド・フェイゲン。さらにビーチ・ボーイズ、ジョーイ・ラモーン、ジョージ・ハリスンと意外にも軽め。喋りは決して流暢ではないが、優しい語り口が好印象。

小説を書くにあたってこだわりやスタイルが垣間見られる話題もあって、春樹氏のエッセイを耳で読んでるような楽しさ。特に文章の書き方が音楽から影響受けている♪ってわかる気がする。常々台詞のテンポに乗せられて読んでいる気がしていたので。

自分の葬儀にかけたい曲は?というリスナーからの質問に「生きているうちにあれこれ音楽聴いたから、死ぬ時くらいは静かなの方がいい」と答えた。そう言いきれるくらいに好きなことに懸命になれるってカッコいい。これ、第2弾やって欲しいな。
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斉藤和義LIVE TOUR 2018 "Toys Blood Music"

2018-05-17 | 音楽


斉藤和義のライブに職場の仲良しと行って来た。
ツアーに先駆けて発表された新作「Toys Blood Music」は、
ドラムマシンやビンテージシンセを使ってセルフレコーディングした作品。
一昨年のライブは、シンプルなバンドサウンドだったが、
今回は同期ものを扱うマニピュレーターもいて、
ステージにはデジタルドラムのセットやアナログシンセが据えられている。

同期ものが多いだけにダンサブルな曲のお遊びもあって、
じっくり聴かせて、楽しませてくれるライブ。
ミラーボールが光り始めて、
踊れるバスドラの四分打ちが流れると身体が条件反射するディスコ世代なのだが(汗)、
まさか斉藤和義のライブで80年代のあの曲を踊ることになるとは!(嬉)

社会派の曲もあるけれど、
全体としてはパーソナルなテーマが歌われた新作を、きっちり再現する一方、
旧作からは「僕の踵はなかなか減らない」や「I Love Me」など
激しくギターをかき鳴らす楽曲が目立つ。
オレもエレアコあんな風に弾きたい!

また「いたいけな秋」「月光」は
25周年を迎える自分自身を振り返る為の選曲のように感じられて、グッときた。
特に、歴史に名を残したアーティストが何歳で亡くなり、何を残したか、
自分はそこに追いついているのか?と歌う「いたいけな秋」。

同世代として共感できる楽曲を、叫ぶような歌声を、生で聴けたことはとても嬉しかった。





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8月のBGM

2015-08-31 | 音楽
2015年8月に聴いていた愛すべき音楽たち。



■ハロー!マイラブ & ふたり~One Day/たどころ晋也(高橋ジョージ)
■step by step/浜崎あゆみ
いつからかNHKのドラマしか見ないようになった。特に「セカンドバージン」以後、火曜10時はほぼ必ずテレビの前にいる。今月最終回を迎えたドラマ「美女と男子」にどハマり。不屈のヒロイン、仲間由紀恵がどす黒い芸能界に立ち向かう姿と、人間模様がなんとも面白い。
劇中、高橋ジョージ扮する中年歌手たどころ晋也が歌う「ハローマイラブ!」は、ストーリー上で"過去の栄光"とされるヒット曲。彼の大復活、そして主人公二人の行方は…そして最終回。波乱万丈の末、ド級のハッピーエンド。久々に真剣にドラマに夢中になったよ。NHK、ありがとう!受信料しっかり払いますっww。アンチ浜崎あゆみだったうちの配偶者アミダラが、主題歌口ずさんでるんです、最近ww
ハローマイラブ!/ふたり~One Day sixxxxxx

たどころ晋也(高橋ジョージ) - 「ハローマイラブ! / ふたり ~One Day」ダイジェスト映像


浜崎あゆみ / Step by step 【Music Video】


■硝子坂/高田みづえ
今月放送されたNHKの「思い出のメロディー」、31年振りに歌番組出演!という高田みづえに感動しちゃった私です。「硝子坂」も「私はピアノ」も思わず歌っちゃったよ、テレビの前で。小学校高学年の頃だったかな。おばに「歌手は誰が好きなの?」と尋ねられ、僕は「高田みづえ!」と答えた。するとおばは期待した答えと違う…という顔をして、「田舎くさい娘が好きなのね〜」と言った。なんとなく傷ついた(笑)。僕はそれからもずっとファンでした。おかみさん、今夜はいい歌をありがとう!
高田みづえ:コンプリート・シングルズ

高田みづえ 硝子坂 (2015年8月)


■The Pros And Cons of Hitch Hiking(ヒッチハイクの賛否両論)/Roger Waters
ローリングストーン誌の記事「プログレッシヴロックの名盤50」という記事をネットで読んで、再びプログレ熱再燃した8月。Apple Musicを検索してて、高校時代に「ベストヒットUSA」で聴いて以来ずっと気になっていたアルバムを発見。それはピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズのソロ第1作「ヒッチハイクの賛否両論」。こういう試し聴きができるのは楽しい。PVが凝ってて面白かったんだよねー、これ。ギターはエリック・クラプトン。
Pros and Cons of Hitchhiking

Roger Waters - 5:01AM (The Pros and Cons of Hitch Hiking, Pt. 10)


■Histoire de melody nelson(メロディ・ネルソンの物語)/Serge Gainsbourg
フレンチも今月あれこれ聴いた。特に大好きなのは、憧れの不良老人セルジュ・ゲンスブール。通勤BGMとしてよく聴いたのは、ジェーン・バーキンとアツアツだった時代にリリースされた「メロディ・ネルソンの物語」。のちにカヒミ・カリィが真似たジャケット写真も素敵。淡々と流れる演奏の間を、つぶやくような歌声が漂う。朝からアンニュイな金曜日でございました。
メロディ・ネルソンの物語

Serge Gainsbourg - La Melody Nelson - 1 Melody


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7月のBGM

2015-07-31 | 音楽
2015年7月に聴いていた愛すべき音楽たち。


■Still Crazy After All These Years(時の流れに)/Paul Simon
今月からApple Musicを使い始めた。日本のPOPSやROCKは曲数が少ないが、洋楽は充実のラインナップなので、改めて聴きたい名盤や聴いておくべきクラシックロックとか、ずっと聴きたかったけど手を出していなかったものがお手軽に聴けるのが嬉しい。今は無料期間だが、ダウンロードできることが嬉しくってあれやこれやとつまみ食いをしていた7月である。音楽プレイヤーとしての操作は集約されて、やや面倒になった気もする。あれこれオススメしてくれて、定額でDLしまくれるのは嬉しい。まずダウンロードしたのは、ずっと欲しかったポール・サイモンの「Still Crazy After All These Years(時の流れに)」。高校時代にピアノで弾き語りしてたAmerican Tuneも欲しくなって、思わずダウンロード。


Still Crazy After All These Years: Live from Central Park...


■プラチナムベスト崎谷健次郎 Mellow Groove Collection/崎谷健次郎
facebookで「夏に聴きたいアルバムは?」という話題になってあれやこれや挙げて盛り上がったのだが、僕が挙げたアルバムの一つが崎谷健次郎の「Remix Works Vol.1 夏」。ニール・セダカのカヴァーや斉藤由貴への提供曲も収録したベスト盤(的)アルバム。恋愛の一場面を切り取った「夏のポラロイド」で秋元康の手による歌詞のアツアツ振りがすごい!。んで、久々に聴きたくなり、アルバム「ambivalence」の「潮騒のとき」もいい曲だったよなぁ・・・と思いながら、Apple Musicを検索すると、タイムリーなことに今年リリースされたベスト盤が!しかも"夏向け"を意識した選曲で、「潮騒のとき」が幕開けの1曲目!即ダウンロードして聴きまくりでござんした。


■The Hits Cornerstones 3/佐藤竹善
Apple Musicであれこれつまみ食いしてみたのが実はカバーアルバムやセルフカバー作品。中には歌ってる方に合うとは到底思えない難ありの選曲もあるだけに、興味はあるけど手を出せずにいたものもあった。デーモン木暮閣下の「Girl's Rock」シリーズや絢香の「遊音倶楽部」、尾崎亜美の「POINTS」シリーズなどなど試し聴き。それぞれに良さはあるのだが、アルバム全体を通じて、やっぱり聴いて満足できるのは佐藤竹善氏の「Cornerstones」シリーズ(まぁ洋楽好きなせいもあるけど)。聴いたことがなかった第3作は、スタレビの「木蘭の涙」、リチャード・マークスの「Right Here Waiting」、山下達郎の「Get Back In Love」などなど力作揃い。シカゴの「Hard To Say I'm Sorry(素直になれなくて)」はまさかのアカペラ。


「木蘭の涙」 佐藤竹善


■蜜蜜蜜/あゆみくりかまき
アニメ「パンチライン」は単なるお色気アニメと甘くみていたらとんでもない展開が待っていた。おもしろかったー!さすがはノイタミナ枠のクオリティ。オープニング曲もいいんだけど、回を重ねる毎にだんだん好きになったのはエンディング曲。熊のかぶり物をしている3人組アイドルユニット、あゆみくりかまきの「蜜蜜蜜(ハニーハニーハニー)」。ストレートな8ビートと、素直な恋心を歌う歌詞がなーんかグッときてしまい、アニメ最終回の後でこの曲をダウンロード。この熊娘たちのファンは"マタギ"と呼ばれるんですと。


あゆみくりかまき 『蜜蜜蜜』【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】


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6月のBGM

2015-06-30 | 音楽
2015年6月に聴いていた愛すべき音楽たち。

■ノイタミナ FAN BEST/various
フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」楽曲を集めたコンピ盤。「はちクロ」のYUKIをはじめ、「のだめ」「あの花」「サイコパス」など人気作のOP、EDがズラリ。アニメを見たことないものも多いが、一般的なアニソンの派手さとは違い、作品のテーマに沿った曲作りと凝ったアレンジが楽しい。欲を言えば「テルマエロマエ」(チャットモンキー)、「ブラックロックシューター」(初音ミク)、「龍ケ嬢七々々の埋蔵金」(私立恵比寿中学)「東のエデン」(Oasis)、それに「ピンポン」ED(メレンゲ)「墓場鬼太郎」ED(中川翔子)が欲しいところ。
ノイタミナ FAN BEST(Blu-ray Disc付)

YUKI 『ドラマチック~Co beau ver.~』


あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない ED secret base


■Achtung Baby/U2
このアルバムがリリースされた90年代初め。WTOの貿易交渉の中で著作権が問題視され、洋楽のCDレンタルが発売日同時に解禁されなくなった。思えばあの頃から、僕はしばらく洋楽離れが続き、同僚とのカラオケネタになりそうな邦楽ばっかり聴いていたっけ。僕がこのアルバムを手にするのは、リリースからかなり経ってからだった。まぁ、すぐに買えばよかったんだろうけど。社会人なりたてだったし、深夜まで忙しく仕事してた頃。そんな中でも、「自分の好きなことだけは時代について行かなきゃ!」と変なモチベーションを持つようになり、今の(マニアックな?)自分がある。音楽って記憶を呼び起こすキーになる。このアルバムもそのひとつ。
Achtung Baby

U2 - One - Anton Corbjin Version


■Moving Pictures/Rush
1曲目のTom Sawyerが特に好き。初めてMTV系番組で初めて聴いてからお気に入りだった。昔の話だが、プログレッシブロックを(ちょっと)好きと公言したら、ビーチボーイズ好きの友人に「友達なくすよ」と言われたことがある。某FM局のDJさんと仲良くなり、某レコード店の店長さんと呑もう!という話になった時に、僕がプログレも好きと聞いた店長さんに敬遠されたことがある(笑)。独特の様式美と大げさなアレンジ、やたら長い演奏時間。ウンチク語りたがるファンが多いジャンルなので、煙たがられるのかなぁ。あのオフコースだって、カンザスやボストンの影響をもろに受けてるんだけどねぇ。
Moving Pictures

Rush - Tom Sawyer


■The Best Of Extream/Extream
僕の90年代は洋楽離れ時代だったが、フレディ・マーキュリー追悼コンサートはそれを食い止める意味あるものだった。中でもExtreamが披露した圧巻のクィーンメドレーは素晴らしいのなんの。以後、後追いで聴くようになる。Cupid's Deadのキメがビシバシキマる演奏は、何度聴いても快感。音楽の引き出しが豊富なバンド。センセイと呼ばれる仕事していた頃、ある年の学園祭。隣のクラスにいたギタースゴ腕男子にアコギ弾いてもらって、恐れ多くもMore Than Wordsを歌った。あれはいい思い出だな。
The Best of Extreme

Extreme - More Than Words


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5月のBGM

2015-05-31 | 音楽
2015年5月に聴いていた愛すべき音楽たち。

■Cornerstones 2/佐藤竹善
世間はカヴァーアルバム大流行。これは日本のポピュラー音楽界が成熟してきたことの証でもあるので歓迎すべきことだし、いい曲が語り継がれるのはいいことだ。しかし、およそその人に似つかわしくないカヴァー曲が出回っているのも現実。

そんな中で、Sing Like Talkingの佐藤竹善はソロ作品でカヴァーを数多くやっているのだが、洋楽カヴァーでも邦楽カヴァーでもどうしてこんなにピッタリなんだ?と思える程にしっくりくる。カヴァー作品のシリーズCornerstones第2作では、Alan Parson's ProjectのEye In The Sky、Electric Light OrchestraのLast Train To London(ロンドン行き最終列車)、Eric ClaptonのChange The World。オフコースの生まれ来る子供たちのために、安全地帯のワインレッドの心などを取りあげている。

選曲の巧さもあるけれど、およそ日本人向けとは思えない楽曲がピタリとハマるのは聴いていて快感。もちろんオリジナル作品もいいんですけど。彼の歌声で鈴木雅之の「ガラス越しに消えた夏」を聴いてみたい。
CORNERSTONES2

佐藤竹善 - 生まれ来る子供たちのために


■Relax In The City/Pick Me Up/Perfume
今月前半、通勤BGMだったPerfumeの新譜。最近のシングル曲はヤスタカ氏の遊び心が先行するのか、別にきゃりーが歌っても不思議ではない印象があったけど(個人的感想です)、今回はカップリング曲も含めて洗練されたアレンジがかなり好きなのだ。Relax In The CityはダンサブルなPerfumeとは異なる癒し路線の一曲。こういう需要はあるんです、確実に。

Pick Me Upのシンセ音は、ヨーロピアンポップスによく使われそうな暗さを感じさせていい雰囲気を出しているし、ミュージックビデオも意味深なストーリー仕立てで面白い。
Relax In The City / Pick Me Up (初回盤)(DVD付)

[MV] Perfume 「Pick Me Up」


■PUNCH LINE/しょこたん❤でんぱ組
今期最もハマって見ているアニメが、実はフジテレビノイタミナ枠の「パンチライン」。ただのお色気アニメだろっ!と甘く見ていたのだが、そこはクオリティの高さを誇るノイタミナ作品。回が進むにつれて事実が明らかになるミステリアスな展開と、「妖星ゴラス」と「キューティーハニー」と「ゴースト ニューヨークの幻」がごっちゃになったような設定の妙、小室哲哉の音楽に牽引されて、毎週楽しみに見ておりまする。

OPの同名主題歌はヒャダイン作。彼の音楽の引き出しの豊富さを改めて感じさせる出来映え。いい年齢した大人がパンチラを真剣に撮っているおふざけMVは、映画「ヌイグルマーZ」の井口昇監督によるオー!モーレツ!(古っ!)な力作だ。
PUNCH LINE!(初回生産限定盤)(DVD付)

しょこたん❤でんぱ組 『PUNCH LINE!』


■80's 12inch Special/various artists
久々に引っ張り出して聴いてしまった・・・。80年代には12インチシングルと称して、主にダンス用に長尺のヴァージョンやリミックスがあまたこの世にリリースされた。

そんな作品のコンピレーション盤。シンディにフィル・コリンズ、プリンスなど80年代定番アーティストはもちろん、他のコンピ盤ではあまり収録されないようなタコ、アニモーション、レベル42、ビッグ・カントリーなども収録されてなかなか楽しい2枚組。Rock Me AmadeusやLook Of Loveにディスコ世代の血が騒ぐ。
80’S 12インチ・スペシャル

Level 42 - Lessons In Love (Extented Version)


■The ConstruKction Of Light/King Crimson
キング・クリムゾンのアルバムの中でも地味だし、「太陽と戦慄」の続編を収録しているくらいノイジーな楽曲の印象が強いアルバム。だけど、ときどき取り憑かれたように聴きたくなることがある。

ギターのアルペジオが時にハモり、時にディレイになり淡々と続く不気味さ。ひずみ過ぎのギターと複雑なアンサンブルが不安な気持ちをかき立てる。だけど食らいつきたくなるこの魅力は何だろう。
Construkction Of Light

King Crimson - Lark's Tongues In Aspic Part4


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4月のBGM

2015-04-30 | 音楽
2015年4月に聴いていた愛すべき音楽たち。

■Begin Again/various artists
映画「はじまりのうた」鑑賞。前作「ONCE ダブリンの街角で」が素晴らしかったジョン・カーニー監督の新作。傷心のソングライターの女性が、中年音楽プロデューサーとの出会いで自分を取り戻していく物語。音楽で人と人がつながる楽しさ、感動。あんまり気に入ってサントラ盤を買ってしまった。ここ10年位お気に入りのサントラは既成曲のコンピ盤ばかりだったけど、映画オリジナル曲のクオリティが高くって、ポップアルバムとして十二分に合格点。恋人役で出演したマルーン5のアダム・レビーンのヴォーカルがいい。そしてキーラ・ナイトレイの歌声がナチュラルで素敵。
はじまりのうた-オリジナル・サウンドトラック

映画『はじまりのうた』スペシャルミュージッククリップ「Lost Stars」


■New Jersey/Bon Jovi
ベスト盤CrossroadにBorn To Be My Babyが入っていないことを、ずーっと不満に思っていた。ブクオフの280円棚で発見して即ゲット。改めて聴くといいアルバムだな。I'll Be There For Youがまたグッとくらぁ。ボンジョヴィを初めて聴いたのは高校時代で、She Don't Know Meだった。「Don'tじゃなくてDoesn'tじゃねぇの?」と友人たちと話してたっけ…。
NEW JERSEY+2

Bon Jovi - Born To Be My Baby


■Angel Blossom/水樹奈々
とある飲み会の席で、僕のブログで音楽ネタがアニソン偏っていることを指摘された(汗)。えーと、うーん。派手で起伏が激しいアレンジが特徴のアニソンは、僕にとっては4分間のプログレッシヴロックのようなもんで・・・(すごい言い訳)。奈々さんの新譜は魔法少女ものアニメのOP。同じシリーズで使われたeternal blazeやbright streamがマイナーキーの曲だったのに対して、今回は春っぽいポップチューン。フラッシュモブ風のPVがこれまた素敵。
Angel Blossom(初回限定盤)(Blu-ray Disc付)

水樹奈々『Angel Blossom』MUSIC CLIP(Short Ver.)


■Wingspan(夢の翼)/Paul McCartney
今月来日公演が行われたポール・マッカートニー。このライブに行く人々を羨ましいなぁ・・・と思ってたら、NHKの朝のニュースで演奏の模様が流れた。うおー、Magical Mystery Tourじゃん!と朝からテンション高くなっちまったのです。ポールのディスコグラフィーの中で、最も好きなのは実はウィングス。中学生のとき、友人に借りたウィングスのグレイテストヒッツに夢中になって、歌詞カード片手に家で歌いまくっておりました。4月は数日間通勤BGMがこの2枚組ベスト盤だったのでした。
夢の翼~ヒッツ&ヒストリー~

Paul McCartney & Wings - Band On The Run (Rockshow) [HD]


■New Season/森高千里
歌番組のMCに登場したモリタカ。翌日職場でも話題になった。「takさん世代は大喜びでしょ」彼女がデビューした当時、僕は熊本在住だったから地元での取りあげられ方もよーく覚えている。デビュー曲のNew Seasonは、当時わがバンドの選曲会議にも挙がったが却下されたっけ。このブログの10選シリーズでもこんな記事書いてます。
the best selection of first moritaka 1987-1993

森高千里 『NEW SEASON』 【セルフカヴァー】


↓ 森高楽曲の傑作と信じて疑わない名曲。

プリンセス・プリンセス & 森高千里 テリヤキバーガー


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3月のBGM

2015-03-31 | 音楽
2015年3月に聴いていた愛すべき音楽たち。

■海色(みいろ)/Akino from bless4
アニメ「艦隊これくしょん」のOPテーマ。アニメはほとんど見ていないのだが、この主題歌は一度聴いて気に入った。「創聖のアクエリオン」で知られるAkinoのパワフルなヴォーカル。ここでも冴えわたる。アニソンのアレンジは派手なのものが多いもの。この曲のアレンジは起伏があり、歌詞に漂う哀愁、4分間のドラマである。これをカラオケで歌いこなしたらかっちょいいだろうなあ(無理)。
TVアニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』オープニングテーマ「海色(みいろ)」

AKINO from bless4「海色(みいろ) 」Music Video


■シネマタイズ(映画化)/特撮
今月読んでた大槻ケンヂのエッセイ集「猫を背負って町を出ろ!」。エロ話から超常現象まで、勢いのある文章と自分と共通する経験やルーツ(同い年なんで・恥)が楽しくて仕方なかった。その中に歌詞についての熱い思いが綴られていた。それは絵空事のような流行歌の歌詞に対する苛立ち。現実を生きる僕らは、流行歌のように前向きな気持ちで日々暮らしてはいない。時に苦しく、時に悲しい、僕らが生きる日々は地獄でもある。この「シネマタイズ」は、そんな僕らの日々を綺麗に"映画化"しようとする業界を皮肉った歌である。映画「ヌイグルマーZ」のエンディングで初めて聴いたとき、グッときた。これは傑作である。
シネマタイズ(映画化)

シネマタイズ(映画化) / 特撮


■ヌイグルマーZ/中川翔子×特撮  ■ドリドリ/中川翔子
映画「ヌイグルマーZ」は昨年映画館で観た。中川翔子とのコラボによる主題歌も素晴らしい。「シネマタイズ」と共に今月よく聴いた。また長女レイアがiPodにポケモンのEDテーマである「ドリドリ」を入れてくれ、と言うので今月はやたらよく聴いた。そして3月はわが生息地にしょこたんが新曲のプロモーションで見参!。長男を迎えに行くという大義名分のもと、行って来ました。相変わらずの落ち着きのないしゃべり、抜群の言語感覚、そして歌唱力を生で聴いて感激っ!
ヌイグルマーZ ドリドリ(初回生産限定盤)(DVD付)

特撮×中川翔子「ヌイク?ルマーZ」 フルトレーラー


中川翔子 『ドリドリ Short ver.』


■Hits and Rarities/Sheryl Crow
実は最近ギターの練習をしている。40代後半にして、僕は人前で弾けるなんてとんでもない初心者(だって本業は鍵盤弾きだもん)。んで、シェリル・クロウを弾き語りしてみたい!という野望がありまして。If You Makes Me Happyや、sweet child O'mineのカヴァーを弾き語りしてみたいっ・・・!。突然そんな気持ちになりまして。週末にこそこそ練習してたりします。なにかが少しずつでもできるようになるのって楽しい!40代にしてそんな楽しさを感じておりまする。
ヒッツ&レアティーズ

Sheryl Crow [Rock Version] Sweet Child O' Mine


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1月のBGM

2015-01-31 | 音楽
2015年1月に聴いていた愛すべき音楽たち。

■ソードアート・オンライン ソングコレクション/various
ソードアート・オンライン ソングコレクション
昨年は何かといいアニメ作品に出会えて、自宅では映画そっちのけでアニメ見ていた気がする(恥)。中高生じゃあるまいし・・・と言われそうだが「SAO」はその中でも群を抜いてハマったもののひとつ。ネットゲームからの決死の脱出劇を描く前半と、ヒロインの救出劇を軸に危うい三角関係がスリリングだった後半。サイバーゾーンでの活躍をカッコよくみせるだけなら凡作だったろう。だがこれは違う。誰もが何か問題に立ち向かって生きている。それは現実も非現実もない。そこをテーマに貫いているからだ。主人公キリトの活躍もワクワクするが、登場人物それぞれの心の動きがアクション場面以上にスリリング。キャラソンとOP、EDを全収録したこのアルバム、年明けからしばらくパワープレイしていた。

春奈るな 『Overfly』


■空も飛べるはず/さよならポニーテール
空も飛べるはず/ビアンカ/恋するスポーツ
昨年後半、長女レイアが「氷菓」をきっかけにアニメ覚醒(親が悪い)。先月から「つり球」をDVDで真剣に見ていた。EDテーマはスピッツの「空も飛べるはず」のカヴァー。草野正宗が歌う優しいメロディがいたく気に入ったレイアは、「これをギターで弾けるようになりたい!」と宣言した。どうなることやら。しかし、女の子のか細い歌声で聴くと、この曲の優しさがいっそう心に染みる気がする。癒しの一曲。

さよならポニーテール 『空も飛べるはず』


■Images & Words/Dream Theater
Images & Words
ガラリと変わってプログレハードの大傑作アルバム。Dream Theaterもいろいろあるけど、やっぱりこれでしょ。ハードな大作とメロディックなパワーバラードのバランスが素晴らしく、何度聴いても飽きない。タイトで正確無比なリズムにテクニカルなギターとキーボードが絡むアンサンブルの凄さ。90年代の中頃、僕はプログレを打ち込みで演奏する試みをやっていた(某FM局主催のコンテストで入賞)。まさに打ち込みだったMagellanと並んで、このアルバムもその影響のひとつ。

Dream Theater - Pull Me Under (Images And Words Live in Tokyo) HQ


■Billy Elliot/various
リトル・ダンサー (Billy Elliot:music from the original motion picture soundtrack)
大好きな映画のひとつ「リトル・ダンサー」のサントラ盤。挿入される映画の台詞に浸ってしまう。ほんっといい映画だったよなぁ。T-Rex、Jamの入門編にはピッタリのアルバムだけに、iPodには台詞抜きで入れてたりするのだが。Town Called Malice(悪意という名の街)と、僕自身もお子様の頃ラジオで聴いてた不良ロックLondon Callingが好き。

The Jam - Town Called Malice


□Live : coba tour 2015

アコーディオン奏者cobaが、新作のカヴァーアルバムを引っさげて今年のツアー。初日が北九州ということで行って参りました。本名時代のCDも買ってただけに、生で演奏聴けるとは感激。bittersweet samba(オールナイトニッポンのあの曲ね)から始まって、バリー・マニロウ、ゲゲゲの鬼太郎、クィーンと自身のルーツに影響ある選曲。吉井和哉もそうだけど、こういう個人的理由で選ばれたカバーは、アーティストの人柄が感じられていいよね。しかし、カバーよりも代表作がエネルギッシュなcoba氏とスゴ腕ギタリストの演奏で聴けたのが嬉しい。大音量のアコーディオン、その音圧にシビレました。
cobacabada

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12月のBGM

2014-12-31 | 音楽
2014年12月に聴いていた愛すべき音楽たち。

■ヨシー・ファンクJr.~此レガ原点!!~/吉井和哉
ヨシー・ファンクJr.~此レガ原点!!~
イエモン時代にも由紀さおりのカヴァーをしているくらいだし、どこか昭和歌謡的な"BURN"のメロディに、この人のルーツは歌謡曲だとは感じていた。カヴァーアルバムは最近の流行だが、歌ってみました的な軽々しいものではない。まさにルーツを感じさせながら、吉井和哉らしいサウンドに仕上がっている。内山田弘とクールファイヴの"噂の女"、美空ひばりの"真っ赤な太陽"、ピンクレディの"ウォンテッド"と選曲に驚かされる。「沢田研二の"お前がパラダイス"はイエモンの"JAM"のルーツ」とテレビ番組で語っていた。同世代だけに嬉しい作品。

■Gift for FANKS/TM Network
Gift for Fanks(DVD付)
初期TMは楽曲、アレンジ、タイトルの付け方にしてもこだわりがすごいと今でも思う。"Rainbow Rainbow"のサブタイトル、アーサー・C・クラークのSFにインスパイアされたというアルバムタイトル。エレクトロポップの軽さとそこに込められた思い入れの重さが面白い。ヴァージョン違いを含む初期作品集を中古店で入手。最近も初期作品をセルフカヴァーしてるし、やっぱり思い入れが強いんだろうな。

■徒然モノクローム/フジファブリック
徒然モノクローム/流線形(アニメ盤)
最近「氷菓」をきっかけにアニメに目覚めた長女レイア。僕が買っていた大人向けアニメ雑誌を眺めていて「これ見たい!」と言い出したのは「つり球」だった。彼女にはどストライク。オープニング曲"徒然モノクローム"の江ノ島踊りがひどくお気に召した模様である。ちなみにエンディングはスピッツの"空も飛べるはず"のカヴァーである。こちらも気に入ったようなので、これを機会にスピッツ聴かせまくろうと思案中。

■Escape/Journey
エスケイプ
新ヴォーカルアーネル・ピネダ加入による、ジャーニー大復活劇を描いたドキュメンタリー映画を観た。まさにロックンロールドリーム。音楽に対する姿勢にも、ピネダがロックスターになっても常に等身大であることに感動させられる。見終わってからしばらくジャーニー楽曲を聴きかえす。やっぱりDon't Stop Believin'を聴くとわくわくするような気持ちが甦る。ピネダ加入後のアルバムをきちんと聴こう、うん。

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