■The Pros And Cons of Hitch Hiking(ヒッチハイクの賛否両論)/Roger Waters
ローリングストーン誌の記事「プログレッシヴロックの名盤50」という記事をネットで読んで、再びプログレ熱再燃した8月。Apple Musicを検索してて、高校時代に「ベストヒットUSA」で聴いて以来ずっと気になっていたアルバムを発見。それはピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズのソロ第1作「ヒッチハイクの賛否両論」。こういう試し聴きができるのは楽しい。PVが凝ってて面白かったんだよねー、これ。ギターはエリック・クラプトン。
Roger Waters - 5:01AM (The Pros and Cons of Hitch Hiking, Pt. 10)
■Histoire de melody nelson(メロディ・ネルソンの物語)/Serge Gainsbourg
フレンチも今月あれこれ聴いた。特に大好きなのは、憧れの不良老人セルジュ・ゲンスブール。通勤BGMとしてよく聴いたのは、ジェーン・バーキンとアツアツだった時代にリリースされた「メロディ・ネルソンの物語」。のちにカヒミ・カリィが真似たジャケット写真も素敵。淡々と流れる演奏の間を、つぶやくような歌声が漂う。朝からアンニュイな金曜日でございました。
■Still Crazy After All These Years(時の流れに)/Paul Simon
今月からApple Musicを使い始めた。日本のPOPSやROCKは曲数が少ないが、洋楽は充実のラインナップなので、改めて聴きたい名盤や聴いておくべきクラシックロックとか、ずっと聴きたかったけど手を出していなかったものがお手軽に聴けるのが嬉しい。今は無料期間だが、ダウンロードできることが嬉しくってあれやこれやとつまみ食いをしていた7月である。音楽プレイヤーとしての操作は集約されて、やや面倒になった気もする。あれこれオススメしてくれて、定額でDLしまくれるのは嬉しい。まずダウンロードしたのは、ずっと欲しかったポール・サイモンの「Still Crazy After All These Years(時の流れに)」。高校時代にピアノで弾き語りしてたAmerican Tuneも欲しくなって、思わずダウンロード。
■The Hits Cornerstones 3/佐藤竹善
Apple Musicであれこれつまみ食いしてみたのが実はカバーアルバムやセルフカバー作品。中には歌ってる方に合うとは到底思えない難ありの選曲もあるだけに、興味はあるけど手を出せずにいたものもあった。デーモン木暮閣下の「Girl's Rock」シリーズや絢香の「遊音倶楽部」、尾崎亜美の「POINTS」シリーズなどなど試し聴き。それぞれに良さはあるのだが、アルバム全体を通じて、やっぱり聴いて満足できるのは佐藤竹善氏の「Cornerstones」シリーズ(まぁ洋楽好きなせいもあるけど)。聴いたことがなかった第3作は、スタレビの「木蘭の涙」、リチャード・マークスの「Right Here Waiting」、山下達郎の「Get Back In Love」などなど力作揃い。シカゴの「Hard To Say I'm Sorry(素直になれなくて)」はまさかのアカペラ。
■ノイタミナ FAN BEST/various
フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」楽曲を集めたコンピ盤。「はちクロ」のYUKIをはじめ、「のだめ」「あの花」「サイコパス」など人気作のOP、EDがズラリ。アニメを見たことないものも多いが、一般的なアニソンの派手さとは違い、作品のテーマに沿った曲作りと凝ったアレンジが楽しい。欲を言えば「テルマエロマエ」(チャットモンキー)、「ブラックロックシューター」(初音ミク)、「龍ケ嬢七々々の埋蔵金」(私立恵比寿中学)「東のエデン」(Oasis)、それに「ピンポン」ED(メレンゲ)「墓場鬼太郎」ED(中川翔子)が欲しいところ。
■The Best Of Extream/Extream
僕の90年代は洋楽離れ時代だったが、フレディ・マーキュリー追悼コンサートはそれを食い止める意味あるものだった。中でもExtreamが披露した圧巻のクィーンメドレーは素晴らしいのなんの。以後、後追いで聴くようになる。Cupid's Deadのキメがビシバシキマる演奏は、何度聴いても快感。音楽の引き出しが豊富なバンド。センセイと呼ばれる仕事していた頃、ある年の学園祭。隣のクラスにいたギタースゴ腕男子にアコギ弾いてもらって、恐れ多くもMore Than Wordsを歌った。あれはいい思い出だな。
そんな中で、Sing Like Talkingの佐藤竹善はソロ作品でカヴァーを数多くやっているのだが、洋楽カヴァーでも邦楽カヴァーでもどうしてこんなにピッタリなんだ?と思える程にしっくりくる。カヴァー作品のシリーズCornerstones第2作では、Alan Parson's ProjectのEye In The Sky、Electric Light OrchestraのLast Train To London(ロンドン行き最終列車)、Eric ClaptonのChange The World。オフコースの生まれ来る子供たちのために、安全地帯のワインレッドの心などを取りあげている。
■Relax In The City/Pick Me Up/Perfume
今月前半、通勤BGMだったPerfumeの新譜。最近のシングル曲はヤスタカ氏の遊び心が先行するのか、別にきゃりーが歌っても不思議ではない印象があったけど(個人的感想です)、今回はカップリング曲も含めて洗練されたアレンジがかなり好きなのだ。Relax In The CityはダンサブルなPerfumeとは異なる癒し路線の一曲。こういう需要はあるんです、確実に。
Pick Me Upのシンセ音は、ヨーロピアンポップスによく使われそうな暗さを感じさせていい雰囲気を出しているし、ミュージックビデオも意味深なストーリー仕立てで面白い。
そんな作品のコンピレーション盤。シンディにフィル・コリンズ、プリンスなど80年代定番アーティストはもちろん、他のコンピ盤ではあまり収録されないようなタコ、アニモーション、レベル42、ビッグ・カントリーなども収録されてなかなか楽しい2枚組。Rock Me AmadeusやLook Of Loveにディスコ世代の血が騒ぐ。
Level 42 - Lessons In Love (Extented Version)
■The ConstruKction Of Light/King Crimson
キング・クリムゾンのアルバムの中でも地味だし、「太陽と戦慄」の続編を収録しているくらいノイジーな楽曲の印象が強いアルバム。だけど、ときどき取り憑かれたように聴きたくなることがある。
■New Jersey/Bon Jovi
ベスト盤CrossroadにBorn To Be My Babyが入っていないことを、ずーっと不満に思っていた。ブクオフの280円棚で発見して即ゲット。改めて聴くといいアルバムだな。I'll Be There For Youがまたグッとくらぁ。ボンジョヴィを初めて聴いたのは高校時代で、She Don't Know Meだった。「Don'tじゃなくてDoesn'tじゃねぇの?」と友人たちと話してたっけ…。
■海色(みいろ)/Akino from bless4
アニメ「艦隊これくしょん」のOPテーマ。アニメはほとんど見ていないのだが、この主題歌は一度聴いて気に入った。「創聖のアクエリオン」で知られるAkinoのパワフルなヴォーカル。ここでも冴えわたる。アニソンのアレンジは派手なのものが多いもの。この曲のアレンジは起伏があり、歌詞に漂う哀愁、4分間のドラマである。これをカラオケで歌いこなしたらかっちょいいだろうなあ(無理)。
■Hits and Rarities/Sheryl Crow
実は最近ギターの練習をしている。40代後半にして、僕は人前で弾けるなんてとんでもない初心者(だって本業は鍵盤弾きだもん)。んで、シェリル・クロウを弾き語りしてみたい!という野望がありまして。If You Makes Me Happyや、sweet child O'mineのカヴァーを弾き語りしてみたいっ・・・!。突然そんな気持ちになりまして。週末にこそこそ練習してたりします。なにかが少しずつでもできるようになるのって楽しい!40代にしてそんな楽しさを感じておりまする。