◼️「プロテクター/The Protector」(1985年・アメリカ=香港)
監督=ジェームズ・グリッケンハウス
主演=ジャッキー・チェン ダニー・アイエロ ソーン・エリス ロイ・チャオ
80年代にジャッキー・チェンが最初のアメリカ進出を挑んだ頃の主演作。僕は初公開の85年に映画館で観ている。生息地の映画館では「007/美しき獲物たち」と二本立て。ジャッキーと並べられたら、ロジャー・ムーアのアクションが見劣りしてしまうじゃねぇか。2024年12月BS12の放送で再鑑賞。
監督は、当時残虐描写満載の「エクスタミネーター」で知られていたジェームズ・グリッケンハウス。ジャッキーとはアクション場面をめぐって意見が対立し、ジャッキーが追加撮影した場面を使ったジャッキー版(アジアで上映)とグリッケンハウス版があるとか。
ジャッキーはニューヨーク市警の刑事。映画冒頭で相棒を殺される場面は銃撃と流血のスローモーション。あー、「エクスタミネーター」もこんな感じだったよな😥。そこからジャッキーは大暴れするが上司の叱責を喰らうことに。新しいコンビでファッションショーの警備を命じられたが、突然現れた武装集団に主催者の女性が連れ去られてしまう。彼女はある組織の娘で、麻薬取引をめぐって香港の組織との対立が背景にあると掴んだ警察は、ジャッキーとダニー・アイエロのコンビを香港に送り込む。
ここから先は銃撃少なめで香港映画らしい拳中心のアクションが続く。とにかく銃弾で片をつけない。ジャッキーが船から船へと飛び移りながら追いかける場面は、銃をぶっ放せば済みそうなところだが、アクロバティックでご当地の特徴も活かしたいい場面。「インディ・ジョーンズ」にも出演してしているロイ・チャオの悪役ぶり、脇役ながらムーン・リーが出てくるのもよかった。後半は完全に香港映画のムードで、冒頭の派手でハードな雰囲気とは空気が違う。
二大勢力が対立するギクシャクした様子が感じられなかったり、人質奪還があっけなかったりと物足りなさがあるのは残念なところ。
ダニー・アイエロって、異国人や人種が異なる人に優しい役柄のイメージがある。「レオン」や「ドゥ・ザ・ライト・シング」とか。「プロテクター」の印象が残ってたからますますそう思えるんだろか。
監督は、当時残虐描写満載の「エクスタミネーター」で知られていたジェームズ・グリッケンハウス。ジャッキーとはアクション場面をめぐって意見が対立し、ジャッキーが追加撮影した場面を使ったジャッキー版(アジアで上映)とグリッケンハウス版があるとか。
ジャッキーはニューヨーク市警の刑事。映画冒頭で相棒を殺される場面は銃撃と流血のスローモーション。あー、「エクスタミネーター」もこんな感じだったよな😥。そこからジャッキーは大暴れするが上司の叱責を喰らうことに。新しいコンビでファッションショーの警備を命じられたが、突然現れた武装集団に主催者の女性が連れ去られてしまう。彼女はある組織の娘で、麻薬取引をめぐって香港の組織との対立が背景にあると掴んだ警察は、ジャッキーとダニー・アイエロのコンビを香港に送り込む。
ここから先は銃撃少なめで香港映画らしい拳中心のアクションが続く。とにかく銃弾で片をつけない。ジャッキーが船から船へと飛び移りながら追いかける場面は、銃をぶっ放せば済みそうなところだが、アクロバティックでご当地の特徴も活かしたいい場面。「インディ・ジョーンズ」にも出演してしているロイ・チャオの悪役ぶり、脇役ながらムーン・リーが出てくるのもよかった。後半は完全に香港映画のムードで、冒頭の派手でハードな雰囲気とは空気が違う。
二大勢力が対立するギクシャクした様子が感じられなかったり、人質奪還があっけなかったりと物足りなさがあるのは残念なところ。
ダニー・アイエロって、異国人や人種が異なる人に優しい役柄のイメージがある。「レオン」や「ドゥ・ザ・ライト・シング」とか。「プロテクター」の印象が残ってたからますますそう思えるんだろか。