Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

愛車

2005-09-04 | その他のつぶやき

そもそも僕の愛車であったのが、日産のフィガロ。しばらく配偶者アミダラMの通勤用となっていたのだが、ここ1週間僕の通勤用となっている。しばらく取り替えることになったからだ。フィガロは実用的でない。かっこで乗る車だと自分でも思う。4人乗りだけど事実上2人乗りのようなものだし、ドアが異常に重いから乗り降りはしにくいし、マーチターボのエンジンを積んではいるけれど車体が重いせか出足がどうしても鈍く感じる。トランクルームなんてスペアタイヤ入れのようなもの。でも(めったにしないが)オープンカーにして走るのは快感だし、コクピットの古風な感じが大好きだ。他の車にはない個性がある。僕は現在子供ができて以来ミニバンに乗っている。それはそれで満足しているが、フィガロの持つ個性はそれほそれで全く別のもの。

フィガロが発売される時に、日産は若手映像クリエイターを起用して映画を製作した。それまでもこの後も聞いたことのない宣伝手法だ。タイトルは「フィガロ・ストーリー」。

パリ、東京、ニューヨークを舞台とする3話構成のオムニバスだ。若手の映像作家を起用した独創的な物語と絵になるフィガロと都市の風景。フィガロ好きならば記憶に残る映画になるだろう。男女の恋模様とその顛末を描くユーモラスな第1話。全く台詞がない林海象監督の第2話は、雰囲気に酔わされる。荒いモノクロの映像が印象的な第3話には脇役でビンセント・ギャロが登場する。

そういえばフィガロはわたせせいぞうのイラストにも登場するし、ハウステンボス内でレンタカーとして利用されていたこともあったっけ。やっぱ絵になる車だよね。写真は若松区にて撮影。絵になってる?オレ(笑)。
コメント (2)
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